『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』

　昨日の夜は仕事帰りのついでにふらふらとあかりで倉敷美観地区一帯を彩るイベント『倉敷春宵あかり』を観た後に帰宅してお部屋で映画『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』のＤＶＤを観ていました。

　ニューヨーク市警察の刑事スタンリー・ホワイトは犯罪が続発しているチャイナタウンの担当となった。
　スタンリーは、これまでのチャイナタウンの中華系アメリカ人の上層部とニューヨーク市警察との内密の取り決めを破り、チャイニーズ・マフィア全体の犯罪を暴いて潰そうとする。
　しかし、チャイニーズ・マフィアと暗黙の協定を結んでいる警察上層部はニューヨーク市の上層部共々に腰が引けた態度で、末端の摘発だけで事を済ませようとする。
　強引な手法をとるスタンリーはニューヨーク市警察の中で孤立していく……。

　ニューヨークのチャイニーズ・マフィアはボスが暗殺されて新たなボスが率いることになった。
　イタリアン・マフィアと関係を断ってイタリアン・マフィアの利権を奪い取り、身内の旧体制派を失脚させ、麻薬の供給元と直接取引をして、勢力を拡大させていく……。

　ニューヨークでは殺人事件が多発していて……。

　監督は、マイケル・チミノ。
　出演者は、ミッキー・ローク、ジョン・ローン、ユキオ・ヤマト、アリアーヌ・コイズミ、レナード・テルモ、レイ・バリー、キャロライン・カハ、エディ・ジョーンズ、ジョーイ・チン、ヴィクター・ウォン、デニス・ダン、など。

　１９８５年制作のアメリカ映画で刑事とチャイニーズ・マフィアの対決を描いたバイオレンス映画です。
　原作は元ニューヨーク市警刑事ロバート・デイリーの同名小説だそうです。

　暴力的だけれども抒情的な物語で最終的には復讐劇となります。
　面白かったですよ。
　楽しめました。