立憲主義を標榜するのならば、現実に合わせて憲法を変えるか憲法に合わせて現実を変えるかどちらかとなります。
自衛隊に関しては、憲法の解釈で存在を認めるという曖昧な状態にするのではなく、憲法を変えるか自衛隊を即時解体するかのどちらかを選ぶ必要が出てきます。
「自衛隊は憲法違反。しかし自分達が政権を獲った場合は当面は存続させる」
このような発言をする政党は立憲主義とは相反する政党です。
そうであるにもかかわらず自分達は立憲主義に基づいていると述べるならば不勉強か不誠実かどちらかとなります。
どちらであっても政治の場では無能であり有害です。
リベラルの再結集を掲げている政党がありますが、ではリベラルという言葉の定義は何なのでしょう?
リベラルの再結集を掲げているにもかかわらず、リベラルという言葉の定義をその政党は述べていません。
そして、リベラルの再結集を掲げているにもかかわらず、リベラルの概念とは正反対の日本共産党と選挙協力を行っています。
そもそも、自分達で東京都知事が立ち上げた新党に合流することを決めた時点で自らの主張を全て捨て去ったことになります。
東京都知事が立ち上げた新党に合流させてもらえないと分かって慌てて立ち上げて主張を元に戻したところで筋を通したことにはなりません。
筋を通すのならば民進党で立候補すればよいだけです。都合で主張を何度も変えた人達が筋を通しているとは言えないはずです。
東京都知事が立ち上げた新党に合流することに公の場で反対していたならば筋を通していると言えますが、そのようなことをした民進党の国会議員は一人もいません。
両院議員総会で一旦は「希望から出る」と満場一致で決めた後の右往左往も地方の議員や地方組織のことなど考えていないと思わざるを得ません。
自分達の政党の組織運営すらまともに出来なかった人達が巨大組織の集合体である国家を運営できるとは思えません。
有事や災害や経済の大きな変動はいきなりやってきます。
不意に何が起こるか分からない。それでも想定できるリスクは対処法を考えておく。それは政治家の仕事なはずです。
衆議院の解散権は総理大臣が握っていることは誰しもが知っていることです。しかし民進党の議員達はそのことに何も備えてきていませんでした。はっきり言って超無能です。
こんな準備ができない無能で胆力の無い意気地なし連中が政権を獲ろうとしていたことに吃驚です。
準備ができない、胆力が無い、信念が無い、こんな連中が海外の優秀な外交官や政治家とまともに対峙できるはずはありません。
そして、災害はいきなりやっています。経済を揺るがす大事件はいきなりやってきます。そして国の安全保障を揺るがす出来事はいきなりやってきます。
準備ができない、胆力が無い、信念が無い、こんな連中が有事を処理できるとは思えません。
私達は、彼ら彼女らに多くの時間を奪われてしまいました。
話し合わなければならないこと、決めなければならないこと、それらは数多くあります。
ここ数年の間でガセネタで政治の議論の場を混乱させられて多くの重要な議論がストップしています。
皆様。選挙に行って投票しましょう。
自分の頭で考えて信頼に足ると思える人物に投票して政治に参加しておきましょう。
国民は政治家を見ているのだと知らしめておきましょう。
主権は国民にあることを示すチャンスが来たのです。
しっかりと自分の意思を示しておきましょう。
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