昨日の夜は、佐々大河の漫画『ふしぎの国のバード』の第4巻を読んでおりました。
明治の初頭。
英国人の冒険家であるイザベラ・バードは、横浜から蝦夷地を目指して旅の計画を立てた。
失われようとしている日本の風習や文化をその旅で書き留めて記録に残すことが彼女の目的。
彼女はパスポート発行の手続きを待つ間、通訳兼ガイド役を探す。
のだけれども……。
文明開化によって滅びゆく日本の文化を記録する為に横浜から蝦夷地へとイザベラは旅に出た。
イザベラと伊藤の二人は新潟から山形に入る。
山形は近代都市を形成していて二人は大いに驚く……。
伊藤のもとには、前の雇い主であるマリーズからの手紙が届いて……。
19世紀に実在したイギリスの冒険家イザベラ・バードの著書『日本奥地紀行』を下敷きにした物語であります。
文化は簡単に失われていきます。
今はもうない日本の文化を英国人のイザベラの目を通して描いています。
この漫画を描くために資料を集めるのが大変だろうなあ。
明治初頭の日本の良いところと悪いところの両方が描かれています。
文明は人の生活を良くする方向に進んでいて無くなってしまったものもあるけれども明治初頭と比べて現代は簡単に人が死ななくなったと言えるのではないでしょうか。
面白かったですよ。
続きを読んでいこうと思っております。
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