我々は中傷や偽善や裏切りを憤る。というのは其れらが真実でないからではなく我々を傷つけるからである。

　野党にしてもマスメディアにしてもいわゆる加計学園問題の真相を知りたいのならば、岡山県選出の旧民主党の議員達に事情を聴きに行けばよいではないですか。
　岡山県選出の旧民主党の議員達は全て知っていますよ。
　或いは江田五月元議員の関係者達に事情を聴きに行けばよいではないですか。
　江田五月の関係者達は全て知っていますよ。
　或いは民主党政権下での担当閣僚に話を聞きに行けばよいではないですか。
　そもそも獣医学部新設の話が本格的に動いたのは民主党政権下でしょ。
　第一次安倍内閣は獣医学部新設の話を蹴っていますよ？
　民主党政権が話を動かしたのです。
　旧民主党に所属していた議員達はいわゆる加計学園問題の真相を全て知っているはずです。
　旧民主党に所属していた議員達は何で嘘を吐いているのですか？
　それとも旧民主党に所属していた議員達は記憶力がないのですか？





　玉木雄一郎議員は父も弟も獣医師で獣医学部新設に強く反対をしている日本獣医師連盟から１００万円の献金を受けています。
　日本獣医師会の集会で「（獣医学部が新設されるような事態という）おかしな方向にいったら食い止めます！」と述べています。
　圧力団体の意向を忖度して動くのは構いませんが、隠す必要はないはずです。
　少なくとも玉木氏は日本獣医師連盟の意向を忠実に守って忖度して規制緩和に反対する側であるということです。
　玉木氏は日本獣医師連盟が今迄どのようなことをしてきたか知っていますよね？
　玉木氏は文部科学省が今迄どのようなことをしてきたかも知っていますよね？

　立憲民主党の高井崇志衆院議員は２０１６年４月２６日に衆院地方創生に関する特別委員会で、「中国、四国地方の獣医師が足りず地域によって偏っている」として国家戦略特区を使って岩盤規制を突破するよう強く求めていました。
　２０１６年４月２９日の高井氏は自身のホームページでは、「愛媛県今治市に50年ぶりの新設をめざす「獣医学部」について。四国4県の大学には獣医学部が一つも無く、獣医師の偏在が問題になっています。地元の岡山理科大学が力を入れており、「これは何としても実現して欲しい」と山口俊一与党筆頭理事（徳島県選出）とともに、石破大臣に強くお願いしました」と述べています。
　この質問の少し前に、高井氏は江田五月・民進党最高顧問と共に岡山理科大学の入学式に来賓として出席しています。
　高井氏は明らかに獣医学部新設に尽力していた人物です。
　しかし現在、高井氏は主張を１８０度変えました。
　立憲民主党の高井崇志衆院議員は江田五月議員を裏切り獣医学部新設の経緯が分かっているにもかかわらずだんまりを決め込んでいます。

　津村啓介衆議院議員は、２００９年には岡山理大など複数の大学や学校を経営する加計学園から１００万円のパーティ券の収支があったそうです。
　政治資金法に則っているのならば問題はありません。
　しかし津村氏は獣医学部新設の経緯を知っているはずです。
　知っていてだんまりを決め込んでいるということになります。
　そしてだんまりを決め込んだということは江田五月元議員を裏切ったということになります。



　２０１０１１月に愛媛県民県連が民主党本部の陳情要請対応本部に国の来年度予算に対する愛媛県の要望を提出しています。
　その中に「今治市で獣医師養成系大学を設置するための規制緩和」が入っています。
　ここから民主党政権下で獣医学部新設の特区の話は進んでいきました。
　この時の担当者に話を聞きに行けばよいではないですか。
　というよりも旧民主党に所属していた議員達は獣医学部新設の経緯をもう全て知っているはずです。
　何で惚けているのですか？




　そしてマスメディアも獣医学部新設の経緯についてもう全て知っているはずです。
　膨大な資料と関係者の証言が揃っていて首相が関与する余地がないことは明白になっています。
　何で騒いでいるのですか？



　嘘を吐いて自分達のお金儲けをする或いは自分達の有利な状況を生み出す。
　このような行為は下種のすることです。
　直ちに止めてください。