狐の日記帳

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『惑わない星』第5巻/石川 雅之

2020年07月01日 16時17分34秒 | 漫画・ゲームに関する日記
 昨日の夜は、石川雅之の漫画『惑わない星』の第5巻を読んでいました。

 舞台は未来の地球。
 地球は荒廃して厚い雲に覆われ荒野が広がっていて地表では人は住めない。
 人類は各地の地下都市に身を潜めて暮らしている。
 S沢の仕事は「外宇宙へのメッセージ」を発信して宇宙人とのコンタクトをとること。
 快適な「内」ではなく「外」に出向いてボタンを押すだけの単調な仕事にS沢は嫌気を覚えながらも惰性で働いていた。

 ある日、外部に通じているS沢の仕事場に不思議な女性が現れる。
 外部である地球の地表は防護服無しでは歩けない。
 しかしその女性は防護服無しで現れて、宇宙空間へのメッセージをS沢にお願いした後に、倒れてしまう……。
 不可解な出来事にS沢は戸惑う……のだけれども……、さらに……。





 あはははは。
 第1巻で戸惑う読者が多く出たままこの第5巻でも突き進んでおります。
 最初の設定を受け入れたならば戸惑うことはないのですが、受け入れにくい設定ではありますね。あはははは。
 わけ分からん、と述べる人が出てきても致し方なし。あはははは。



 この物語がどの方向に向かっていくのか全く予想がつきません。
 ゆるくて脱力したところと緊迫したところと生真面目なところとが上手く混然と混ざっていて味わい深いです。

 面白いですよ。
 続きが楽しみです。



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