狐の日記帳

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『刀語 第十一巻 毒刀・鍍』

2017年11月20日 16時47分35秒 | 映画・ドラマに関する日記






 昨日の夜は、アニメーション『刀語 第十一巻 毒刀・鍍』のDVDを観ていました。
 
 尾張幕府によって戦国の世が平定された架空の日本。
 かつて戦乱の時代に伝説の刀鍛冶である四季崎記紀が作った千本の刀は驚異的な威力を発揮し所持数が多い国ほど優勢に戦を進められたという。
 尾張幕府は四季崎が作った刀を恐れて四季崎が作った刀を収集する。
 988本まで集めたが残りの12本を手に入れることができなかった。
 そして尾張幕府が手に入れることができなかった12本こそが四季崎記紀の最高傑作である完成系変体刀で、尾張幕府が集めた988本の刀は12本の完成系変体刀の実験台にすぎなかったことが判明する。

 時は流れ、尾張幕府の天下は安定していた。
 しかし、幕府内では驚異的な力を持つ四季崎記紀の12本の完成系変体刀が問題になっていた。
 
 尾張幕府家鳴将軍家直轄預奉所軍所総監督である奇策士とがめは変体刀の収集を幕府から命じられ、虚刀流7代目当主・鑢七花と共に完成形変体刀の蒐集の旅をすることになった。

 毒刀・鍍は、真庭忍軍の十二棟梁の一人・真庭鳳凰が富士の樹海から回収した。
 しかし毒刀・鍍の刀の毒によって真庭鳳凰は乱心して真庭人鳥に斬りかかる。
 鳳凰に斬られた真庭人鳥は七花ととがめに助けられて……。

 原作は西尾維新のシリーズ小説「刀語」です。



 嗚呼。成程。刀語とはこのようなお話だったのか……。
 物語の伏線の多くが回収されています。
 他者との関わりがないまま育った赤子のような男性が多くの経験を経て人となる……のではなく……。

 この作品の主題歌は大好きですし作中の音楽もとても良いです。
 面白かったですよ。
 次が最終巻でありますね。
 続きが楽しみです。



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