昨日の夜は、映画『デビルマン』のDVDを観ていました。
高校生の不動明は、親友の飛鳥了に呼び出されて了の家に向かう。
了の家の一室には彼の父親が地球の先住民族であるデーモンに体を乗っ取られていた。
朗はそこでデーモンのひとりと合体されてしまう。
しかし、強靭な意志により精神をのっとられずにすむ。
ちょうどその頃、世界ではデーモン達が復活して人間の体を乗っ取る事件が多発していた。
デーモンの能力を獲得した明は、その力で恋人の美樹が生きる世界を守ることを決意し……。
監督は、那須博之。
出演者は、伊崎央登、伊崎右典、酒井彩名、宇崎竜童、阿木燿子、本田博太郎、冨永愛、渋谷飛鳥、染谷将太、ボブ・サップ、仁科克基、大沢樹生、金山一彦、きたろう、鳥肌実、今井雅之、俊藤光利、船木誠勝、田中鈴之助、川久保拓司、中山貴将、仲程仁美、石川佳奈、森本ゆうこ、小倉一郎、洞口依子、モロ師岡、有福正志、布川敏和、KONISHIKI、小林幸子、永井豪、的場浩司、嶋田久作、など。
原作は、永井豪の超傑作の同名の漫画『デビルマン』です。
永井豪の超傑作漫画『デビルマン』を実写化した映画『デビルマン』は、映画好きなお方ならば観ている観ていないは別としてある意味で基準となる映画として噂に名高い作品であるとよくご存じであると思います。どの様な意味での基準であるかはここでは申しません。
私はこの映画を観たことがなかったので観てみようそうしてみようと恐る恐るレンタルビデオ屋さんで借りてきました。
そして、観てみないと分からないからね。恐るべき映画であると聞き及んでいるけれども観てみないと何とも言えないしね。と思いながら昨夜は観てみたのです。
んで、観た結果、どのような感想を抱いたかと延べますと……、
あはははははは。これは凄い。
あはははははは。凄いという言葉しか出てこない。
あはははははは。噂に違わぬ凄い映画です。
あはははははは。ここまでくると語彙力の乏しい私には凄いという言葉しか出てきません。
お勧めはできません。
しか~し。好奇心旺盛なお方で「2時間を無駄にしても構わん!」と時間に余裕のあるお方で尚且つ心にとても余裕のあるお方ならばこのような映画を観てみるのも一興かもしれません。
或る意味では非常に味わい深い映画であります。精神にゆとりがあるならばそして真面目に観ないで斜めから観ることができればこの映画をたっぷりと味わうことができるでしょう。
ツッコミ属性のお方には絶対にお勧めしません。ツッコミ属性のお方なら2時間で恐ろしいほどの大量のツッコミを入れることになり、おそらく疲労困憊して立ち上がることさえできなくなってしまうことでありましょう。
私は、この映画を「傑作だ!」と断言するお方と友達になりたいです。
そんなお方はきっと独自の確固たる考えを持つ人でしかも世間が何を述べようとも意に介しない人だと思うのです。そんなお方の考え方はとても面白そう。
凄い映画であります。
何が凄いのかは述べません。察してください。後生ですから。
こんな映画を皆々様にお勧めできる人に私はなりたい。
まだまだ修行が足りぬ。と思っているところなのでございます。
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