昨晩の夜は、高田崇史の小説『カンナ 鎌倉の血陣』を読んでいました。
カンナシリーズの最新刊。
過去の様々な歴史的事件や言い伝えと現代に起こった事件が絡み合う歴史ミステリーです。
今回の『鎌倉の血陣』では、鎌倉源氏は何故三代で滅んだのか、が主題。
高田崇史のQEDシリーズやカンナシリーズは、正史や定説から常識とされている歴史の裏側を突き、新たな説を物語に仕立てて提示している所が面白いです。
今回もあっと驚くような説が提示されています。
証拠がないので、公式には認められる事はありませんが、説得力があります。
今回の『鎌倉の血陣』で、QEDシリーズとカンナシリーズがリンクし始めているので、そこも今後楽しみです。