狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

其の疾きこと風の如く、其の徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、知り難きこと陰の如く、動かざること山の如く、動くこと雷霆の如し。

2020年01月23日 23時43分53秒 | VSの日記
 本日1月23日は、空海が綜芸種智院の設立を宣言した日で、後醍醐天皇が花山院を脱出して吉野・金峰山へ入山した日で、明の陝西省で華県地震が起こり83万人が死亡した日で、八甲田雪中行軍遭難事件があった日で、ニホンオオカミの最後1頭が奈良県で捕獲された日で、チャールズ・カーティスがアメリカインディアン出身者で初のアメリカ上院議員となった日で、ベトナム戦争で韓国陸軍首都機械化歩兵師団・猛虎部隊が南ベトナムビンディン省タイソン県タイヴィン村の15集落の村民1200人の虐殺を開始した日で、アメリカ海軍の情報収集艦プエブロが北朝鮮に拿捕された日で、秋葉原通り魔事件の影響で中止していた歩行者天国が再開された日です。

 本日の倉敷は雨のち曇りていましたよ。
 最高気温は十二度。最低気温は六度でありました。
 明日は予報では倉敷は曇りのち晴れとなっております。





 或る夜、ぼんくらな我が友人達と遊んでいた時の事。
 基本的に私達はお互いの恋の話をしません。
 しかしその日は珍しく、友人Aが「私、好きな人が出来ました。てへぺろ」と述べました。

 ひとまず、全員でスルーしました。
 しかし、友人Aは「でもどのようにアタックしてよいのか分からない」と続けます。
 それも我が友人達はスルー。
 友人Aは「好きな人にどのようにしてアタックすればよいのか教えろください」と縋りついてきたので全員で無い知恵を絞りました。
 因みに友人Aは「○○(←狐の本名)は恋の未熟者なので意見は無用です」と述べました。
 おのれ。どんな時でもすかさず私を貶める。見事であります。
 私・狐は意見を求められなかったので体育座りをして皆の意見を拝聴しておりました。

 友人Aの好きな人がどのような人かを一応聞いた後に、友人Bが「とりあえずお酒の席に呼び込め。お酒の力を借りて思いの丈をぶちまけろ。そしてあわよくば押し倒せ!」と提案しました。
 このプランでは、まずお酒の席に呼び込む方法が必要となります。
 お酒の席に呼び込む方法が友人達で検討されました。
 「とりあえずお酒の席に呼び込め。お酒の力を借りて思いの丈をぶちまけろ。そしてあわよくば押し倒せ!」のプランは採用されたようです。
 まぢかよ。力技じゃん。

 友人Cはお酒の席に呼ぶ込む方法として「お酒を呑みに行きませんか? と訊いてみるのでいいんじゃね?」と述べました。
 直球です。漢(←漢と書いておとこと読む)らしい。豪傑の台詞です。
 え? 私の友人達って猛者なの? お互いの恋のお話をほとんどしなかったから知らなかったけど私の友人達って狩人なの? それも力技専門?
 う~む。恐ろしい。

 友人Dは「アタックあるのみ。誘ってみて駄目なら仕方ない。その時は切り替えなさい」と述べました。
 又しても直球。それも剛速球。剛腕であります。
 真理ではあるのですが……。う~む。



 私・狐は訊かれてもいないのに穏健な策として「ばれんたいでーが近いのでばれんたいんの日にチョコレイトを贈ってみては如何でしょうか? チョコを贈ってお相手のお方の反応を見てみては如何でしょうか?」と述べてみました。
 すると、皆からふふんと鼻で笑われてしまいました。
 え? 駄目なの?

 友人達は私を除け者にして友人Aのアタックの方法について議論を続けました。
 我が友人達は皆、即断即決が信条の者達でありますよ。
 回りくどいことをせずに直球勝負で突撃することに決まりました。
 漢らしい……。


 嗚呼。このような発想ができないから私は恋の未熟者と謗られてしまうのでしょうか。
 私も我が友人達のようにありたい。と思った夜なのでございます。


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『魔女は三百路から』第4巻/松本救助(著) 原田重光(企画・原案)

2020年01月23日 22時47分15秒 | 漫画・ゲームに関する日記
 昨日の夜は、松本救助(著) 原田重光(企画・原案)の漫画『魔女は三百路から』の第4巻を読んでいました。

 黒川御影は、見た目は地味目なOLのアラサー女性。
 でもその実態は、300回目の誕生日を迎えたばかりの三百路の魔女。
 歴史の裏側で暗躍してきた御影は、今は『おひとり様』暮らしに嵌り、『おひとり様』生活を極めている……。

 300歳独身魔女の生活を描くコメディであります。





 三十路だとギャグにならないかもしれないのですが、300歳だとギャグになるのですね。
 おひとり様で、こじらせっちゃって色々と暴走したり妄想を膨らませたりしちゃうのだけれども……。というお話であります。

 面白かったですよ。
 続きが楽しみです。



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