昨日の夜は、海堂尊の小説『イノセント・ゲリラの祝祭』を読んでいました。
東城大学医学部付属病院の講師・田口公平は高階病院長に厚生労働省で行われる会議への出席を依頼される。
その会議は別の会議・医療事故調査委員会創設検討会へと発展。
田口は、厚生労働省大臣官房秘書課付技官兼医療過誤死関連中立的第三者機関設置推進準備室室長の白鳥圭輔の捻じ込みでその会議のメンバーとして参加させられる羽目に陥ってしまう。
チーム・バチスタシリーズの4作目。
今回の舞台は厚生労働省です。
医療に関する危機感を分かりやすく物語化したこのシリーズがこれまで一貫して主張してきたAI導入の必要性を今作では前面に出しています。
このお話では、主役の田口・白鳥コンビは物語を転がしていく駒で、真の主役は彦根新吾ですね。
なかなか強力なキャラクターです。
チーム・バチスタシリーズを4作読んで思ったのですが、もしかしてこのシリーズにリンクしたお話が別にある?
海堂尊の小説を読むのはチーム・バチスタシリーズが初めてだったのでよくわかっていませんが、やたらと気になるキーワードが出てきます。
他にも関連したお話があるのかな?
ちょっと調べてみよっと。
面白かったですよ。
私、このシリーズに完全にはまってしまいました。