先週は行事が目白押しで、特に週末は、ゆっくり新聞を読む暇も取れませんでした。
サミットの影響も、拡大招待国の方が多く名古屋に泊まられて、昨日、土曜日まで交通規制などがありましたよ。
私がざっとニュースには眼を通していましたが一番心を引かれたのはオバマさんの広島での演説でした。
President Obama Participates in a Wreath Laying Ceremony
71年前。雲ひとつない青空に平和な生活を営んでいる私たちと変わらない人々の上に死が舞い降りた・・
1945年8月6日の朝の記憶を薄れさせてはなりません。
広島をおとづれるのはそのためですと。
からはじまり、戦争は人々の生活の破壊である。
広島と長崎は「核戦争の夜明け」でなくて、わたしたちのモラルのめざめのとして知られるような未来になるように
すべての子供たちに守り与える価値のあるみらいにものなんです。としめくくっていますね
(大体です。詳しくはこちらへ
この演説を聴いたとき
20世紀最高の演説といわれたキング牧師の
I have a dream(私には夢がある)という演説を思い出しました。
1963年8月28日
職と自由を求めるワシントン大行進において、キング牧師がリンカーン記念館で人種平等と差別の終焉を呼びかけた演説です。
公民権運動に大きな影響を与えました。
オバマ大統領の演説の
核兵器というものをなくすのは私のいきてるときに達成できないかもしれないが
平和な描くなき世界の追求に勇気を
と訴えるその姿勢に
英語という言葉はしっかり理解できなくても
うそまやかしでない誠実さを感じたのではないでしょうか
具体性にかけるとか、いろいろな批判もありますが
私が感じたことはみな感じたのだとおもいます。
そしてこの日のためにオバマさんは自ら折った折鶴を持参しました。
「サダコの折鶴」のお話をしっておられたんですね
ほかにもたかが10分の原爆資料館の見学で何が分かるという人もいますが。
そこへ来るまでに彼らがどれくらい準備して調査したかよくわかります。
彼の学生時代、冷戦まっただなのかに核兵器廃絶の論文を書かれたとか。
自らの国の原爆は終戦を早めたという原爆投下正統派にも感情を逆なでしない
でも、言いたいことはちゃんと伝える感動的な演説だったと思います。
プラハの核なき世界でノーベル平和賞が決まった6年半前から、彼はなにもしてないという批判もあります
でも、まなぼうとする人には資料館を短時間でも訪れたことは訴えかけたものがあると思うのですよ
被爆者の方が「ノーベル賞をもらったんだから、まだ未だがんばってください」といいますとオバマさんは笑われたそうです。
きっと「そうなんだよね」という笑だったのかな・
オバマ大統領はイランを訪れ、キューバと国交を回復し、ベトナムをも訪問をし、最後、広島で核なき世界を呼びかける
やっぱり彼は偉大なる政治家だと思いました。
私たち小市民は
法律違反にならないように、政治資金で私的なものに流用する知事を選んでしまったんですね。
この落差にあきれるばかりです。
読んでくださってありがとう