宝塚月組のグレートギャツビーのライブビューイングに行って来ました。
上演発表の時から楽しみにしていた作品で、製作発表会の歌唱映像を見て、その期待感が一層高まっていました。
でも、コロナの第7波で、初日は延期になり、初日が開けて数日で又、中止と困難続きで、この千秋楽のライブビューイングも観れないかもという思いは常にありました。
このところの演劇界は当日に中止とか珍しくない状況なので、実際にスクリーンに客席が映し出されてホッとしました。
この作品、宝塚と東宝で何度か上演されていますが、私は初見でした。
ギャツビー役の月城さんは成り上がるために悪にも手を染めているようには見えない気もしないではないですが、思いを秘めたお芝居が素晴らしくて、納得できてしまいます。
およそ宝塚的ではない物語だとは思うのですが、テーマ曲の「朝日が昇る前に」を歌う表情には、彼の信念やデイジーへの思いが溢れていて、希望に満ちているように感じられました。
だから、方向性は間違っているかもしれないけれど、観ている者の気持ちがギャツビー寄りになってゆく力がありました。
相手役のデイジーとその夫のトムの2人は、どちらも共感しづらい人物だ思いますが、海乃さんも鳳月さんも、そうなるかもしれないと思わせてくれますし、一番、普通人のニック役の風間さんは自然すぎて違和感無しの凄さでした。
つまるところ、芝居の月組の面目躍如ですね。
でも、1本ものはどうしても役が少なくなるので、下級生には気の毒ではありましたが、久しぶりにお芝居楽しませていただきました。
東京公演は完走できます事、お祈りしております。
大劇場2作目のトップコンビですが、充実度高いですね。
上演発表の時から楽しみにしていた作品で、製作発表会の歌唱映像を見て、その期待感が一層高まっていました。
でも、コロナの第7波で、初日は延期になり、初日が開けて数日で又、中止と困難続きで、この千秋楽のライブビューイングも観れないかもという思いは常にありました。
このところの演劇界は当日に中止とか珍しくない状況なので、実際にスクリーンに客席が映し出されてホッとしました。
この作品、宝塚と東宝で何度か上演されていますが、私は初見でした。
ギャツビー役の月城さんは成り上がるために悪にも手を染めているようには見えない気もしないではないですが、思いを秘めたお芝居が素晴らしくて、納得できてしまいます。
およそ宝塚的ではない物語だとは思うのですが、テーマ曲の「朝日が昇る前に」を歌う表情には、彼の信念やデイジーへの思いが溢れていて、希望に満ちているように感じられました。
だから、方向性は間違っているかもしれないけれど、観ている者の気持ちがギャツビー寄りになってゆく力がありました。
相手役のデイジーとその夫のトムの2人は、どちらも共感しづらい人物だ思いますが、海乃さんも鳳月さんも、そうなるかもしれないと思わせてくれますし、一番、普通人のニック役の風間さんは自然すぎて違和感無しの凄さでした。
つまるところ、芝居の月組の面目躍如ですね。
でも、1本ものはどうしても役が少なくなるので、下級生には気の毒ではありましたが、久しぶりにお芝居楽しませていただきました。
東京公演は完走できます事、お祈りしております。
大劇場2作目のトップコンビですが、充実度高いですね。