きまぐれ雑記

日常の出来事と私の好きなものを思いつくままにゆっくり記していきます

Endles SHOCK

2013-02-19 20:41:46 | 観劇・ミュージカル
今年も帝国劇場で「SHOCK」を観る事ができました。

今年は1月に観劇予定だった万作さんの狂言会が延期になったためにこの帝劇が2013年の観劇はじめになります。

さて、2013年版の「SHOCK」は主要なキャストの大幅な変更があったために、2幕のショー部分や細かな演出面でかなりの変化があり、特にショー場面はまた、進化してるのに驚きました。

個人的には大好きな場面はすべて、残っていて、違和感のあったセリフや場面はなくなってすっきりした上に、新しい和太鼓の場面のダンスもとても素敵で、かなり好みの演出になっていました。

こんなに毎年魅力を増してゆく作品って本当にすごいなと思いますし、こんな完成度の高い作品を毎年、当たり前のように上演してしまう。堂本光一さんの努力や研鑽って想像の域を超えてる感じがします。



さて、2013年版での一番の変化は、前田美波里さん演じる女性オーナーの参加でしょうか。

これまでこのオーナー役は光一さんのは事務所の先輩や後輩が演じておられたので、そういう意味からも新しい雰囲気なのかなと想像いたのですが、これまでのスタンスをふまえながらも、女性目線からカンパニーを見守る姿が優しくて、とても素敵でした。

そしてなんといっても圧倒的な存在感のある方で、これまでのオーナー役よりは登場場面は少ないと思うのですが、とても印象に残る舞台姿でした。
もっとダンスや歌の場面があってもいいのではと思ったりしました。

これとは反対にヒロインのリカ役のサントス・アンナさんはダンス・歌・お芝居ともとても頑張っていて良かったのですが、ちょっと印象が薄い感じだったのが残念でした。

でも、もっと舞台を楽しめるようになれば、どんどん良くなってゆくと思います。
今はまだ、色んな部分で精一杯なんじゃないかなと思いました。


ところでこの舞台について大竹まことさんがラジオ番組でかなり褒めておられたとの事。

ちょっと意外でしたが、良い作品や精一杯のパフォーマンスは老若男女はもちろん言葉の壁を越えて伝わるものなんだなあと改めて思います。

そのラジオでこれを観れば、自分も頑張ろうと思える。
出演者のまっすぐな思いに溢れた舞台だから、色んな人に観てもらいたい、福島の方にもとおっしゃっておられたとか。

それを聞いて、私がいつも、この作品を観て劇場を出ると空を見上げて頑張れそうと思える意味がわかったような気がしました。

本当にいろんな方に観ていただけたらなと思います。

今、頭の中では ONE DAYの曲がぐるぐる廻っています。
コメント
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