息子の(小中高等)学校は脱皮中~ホワイトPTA目指して~

PTA問題に目覚めてしまい活動を始めたのは2015年。
私立高校でも、県立高校でもPTAが…。終わらないな。

「合法PTA」がひっそりと増えつつある理由 学校から児童名簿をもらうのは違法?

2016-01-17 20:30:46 | 記事紹介
KKです。
胃腸炎から完全復帰出来ていません。
長引きます。罹らないのが一番です
が家族が罹った場合、手洗いの徹底、
タオルは別にし除菌(漂白)をする。
二次感染を防ぐ為に大事と主治医に
言われました。
二次感染した後ですから後の祭りで
す。

さて、前回は記事紹介でした。
今回も大塚玲子さんの記事、
東洋経済のご紹介です。

「合法PTA」がひっそりと増えつつ
ある理由学校から児童名簿を
もらうのは違法?


合法PTAが増えているそうです。
良い事だと思います。
保護者が声を上げ、学校、PTA執行部、
教育委員会と何度も話し合い変わった
例、校長自身が問題を認識し名簿の提供
をやめPTA執行部が確認書を集める方法
に変更した例、保護者からの指摘で校長
がそれに応える形で中心的に動き大幅に
変更した例、保護者が働きかけ変えた例
もあります。

残念な事に今までおかしいという声がな
かった為想定していないPTAが多くある
のではないかと思います。
保護者自身がおかしいのではないのか、
という声をまずぶつける事からしか始ま
りません。

学校やPTAにより対応に温度差や理解力
の違いもあります。粘り強く交渉する事
が必要になる事もあります。
人によっては交渉を負担に感じる場合も
あるかと思います。
ある程度期限を切って交渉するのはよい
考えだと思います。相手に期限を伝えず
に自分だけで決めるのもよいと思います。

私の場合、今までの経験からして来年度
役員決めを12月初旬辺りの2学期末保護
者会でするだろうと思いました。
逆算して11月までに任意加入周知をしな
い場合、例年通りの任意加入を隠した
くじ引きやじゃんけんによる強制的な
役員決めをするはずだ。
そんなやり方には賛同出来ない。PTAは
退会するしかないと思っていました。

退会の前に校長やPTA会長に手紙を書
き、来年度役員決めについての考えを
尋ねましたが返事は届かない為退会
しました。

話し合いも手紙も不発に終わってしまい
ました。PTA会員として残り仕組みを変
えるのは困難でした。

しかし悲観的に考えてはいません。来年
度以降、何らかの変化を期待しています。
引き続き動向に注目したいと思います。

もう一つ大塚さんの記事をご紹介します。
お正月明けの記事が大変充実していまし
た。今回も東洋経済の記事です。

学校は、なぜ「治外法権」になってしまう
のか 巨大組体操、PTAの背景に潜む問題


木村草太さんとブラック部活や組体操事
故などで注目されている内田良さんによ
る対談記事です。
一部抜粋します。

PTAの問題も、組体操と似ているところ
があります。PTAというのもまさに、
目的が非常に不明確な組織で、それゆえ
に何をやっているかわからないまま、平
気で人権侵害をする
、というところが
ある。

学校から独立した団体で、完全な任意
加入団体であるにもかかわらず、現場
では事実上強制で、全員が自動的に加
入する形が非常に多いと言われていま
す。

自動強制加入にするためには、当然、
学校や保護者から、児童名簿をPTA
の側に流さなきゃいけないんですけ
れど、これは個人情報保護法制に反
するわけです。
「プライバシーの権利(個人情報コ
ントロール権)」に非常に無頓着な
まま、話が進んでいる。

そういう人権侵害を平気でやって
しまうんだけれど、
本人たちは「悪いことをやっている」
という自覚がまったくないところが、
学校における人権侵害の特徴だ
な、
と思います。

~一部略~

学校で法律論を振りかざすのには、
ある種の限界がある。

PTAが任意加入団体であることは、
法律家の誰がどうやったって覆らない
論点なんですけれども、それを言った
ところで現場はなかなか変わらない。

~一部略~

学校が法治主義の「治外法権」的な場所
になっている、
ということですね。
慣習の中でやっているから、法律という
ものを守らなくていい場になってしまっている。


~以後略~


治外法権。なかなか刺激的な響きがあり
ますね。
一般社会ではアウトな事がアウトでは
なく、まかり通っている現状からする
と的確な表現になるのでしょう。
学校の問題はPTAだけではないようです。
いろいろと勉強になりました。

今回はここまで。
では次回!

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