こうバクダンの三者面談だった。
期末テスト、異常に頑張ってたし、凄い点数を聞いてたので楽しみに行った。
何と、学年4番…。
今まで50番くらい、この前18番まで上がり、今回。
凄い…。
抱き合って喜びたいくらいだったけど、先生の前だし我慢。
県下一番の公立進学校に決定するつもりだった。
だった…。
「内申書が…。」
「えっ?!何かしましたっけ???」
「一年生の時の提出物とか…。うちの学校は独特の点数の付け方の規定がありまして…。当日の点数は十分取れるとは思いますが、内申書の点数が…受かる年もあれば落ちる年もある微妙な点数なんです…」
「そんな今更………」
「だから今この点数でも絶対に大丈夫って言えなくて……」
「………」
次、年明けの実力テストで全体で後25点上げての最後の内申書で出せたら、もしかしたら……ってことだそうで。
本人がすごく頑張ってるのを見てたからショックで……。
家に帰ってからも、本人もショックなのは分かるから
「すごいじゃん!4番!やったねぇっ!」
「まぁ、男子では1番。」
「やるー!……。……。……。どうするー?」
なんとはなーしに聞いてみた。
…つもり…。
「まぁ、1月の実テやってみてからよ。」
「あ、そーねー…。」
本人も諦めてないんだから、あたしも踏ん張って支えてやらなくちゃ!
ってか、コイツ、アホのくせに一生懸命考えてるのに、中学校の受験決めて剣道やめる時とか、バスケか剣道再開か、とか、人生、岐路がありすぎる。
ムゴイ。
今回も後は当日まで頑張るだけ!と思ってたら志望校の変更を考えないといけないなんて。
まさか、の事が降りかかってきたので本当にかわいそうで仕方ない。
でも今までもそれを踏み越えてここまで来たんだから今回も頑張れ!
ママも考えて踏ん張る!!!
二人で絶句。
「元々の志望校だったらもっと大丈夫なんですけど、なんせこの学校は……」