泣かせて……

研ナオコはどこに？？？

カッコよかったのに。




こうバクダンのバスケ部の三年生を送る会でした。

何故か毎年、あまり関わりのない女子バスケ部も一緒の、保護者合わせて150人くらいいたかな？


いろいろ下級生からの出し物やら、ビデオ上映やらあって、三年生全員からのひと言。


並び方の関係で、先に男子バスケ部からだった。

「楽しかったです。一年生、二年生もこれからも頑張って下さい！」

〃、〃、〃、〃……


……。……。……。


面白くない。


フツーーーの。みーんな同じ！！！


途中のこうバクダンが、
たまたまいろんな論争があって決まっていなかった次のキャプテンを指名する、をやったが、まぁ、それ以外はフツーの面白くない挨拶。


次の女子。


先生方、ありがとうございました！お父さん、お母さん、毎日お弁当作ってくれて、試合には朝早くから送って行ってくれて……ボロ泣き……

いや本人が泣いてた。

女子バスケの親たちも、ね。



女子バスケの子のことも知ってたら泣けたかもしれないけど、たった、一人しか知らないのよ。


どこの娘さんか知らないが、上手く話せるなぁ、としか感じられない。


そうよ。

これが欲しいのよ。

そして、あたしは泣きたいのよ。

剣道のお別れ会は親も子供も号泣だったよ？



思ってたら、同じ丸テーブルに座ってた、三年生男子バスケの親達から、

「男子、やり直せ。」

「そうよー！あたし達もやったよーっ！！！」

「なんであんな事しか言えないんだろうねぇ？」

「去年の○○さん（神キャプテン）泣いたよねぇー？？？」

「あーあ……。あんな事しか言えないかぁ……」



静かにがっちり大ブーイング。


女子が終わって……あまりの情けなさに、思わず


「ねぇー？男バスー？
ぜーいんやり直せぇー？
ここのテーブル、みーんな
足りないよぉっ？」


女子バスケのひと言を聞いてた男バス全員、納得してたであろう、黙った。

そして、キャプテンるかが一瞬の静寂の後、マイクを取って


「すいません！代表して言います！保護者の皆さん！ありがとうございました！！！」

「ありがとうございましたぁっ！！！」


全員ゆった。


……。


「まぁ、あれだけでもいいかー。」



本当は、みんな、自分の息子の口から聞きたかったが、それ以上は言えず、まぁ、いいかー。。。




去年の先輩方の送る会の時に、関係のないあたし達が泣いたのとはかけ離れた会は終わりました……。


面白くなかったー。


先に女子からやってくれてたらちょっとは変わったかなぁ。


有難がれやぁっっっ！！！！！