こうバクダンが一番仲のいいそうまと話してない、と知ったのは2週間ほど前。
「何かケンカでもしたのか?」
「全然。でも話してない。」
「何かしたのか聞いてみろや。」
「フン。別にいいし。」
やせ我慢マンマン。…?そんな言葉ないか。
休みの日もいっつも遊んでたのに、言われてみれば長らく顔見てない。
時々聞いてはみたが、
「知らない。どうでもいい。」
の一点張り。
すると今日。
学校から帰ってきて飛び込んでくるなり
「ママぁっ!!!今日、すっげぇいい事があった!!!今年一番…、いや、人生一番かもしれないっ!!!やっぱ、友達はいいわぁ!」
「…?ナニ?なんかあった?」
「そうまと久しぶりに話した!」
「ほう。どうやって?」
「まさとが「こう!来て!」って呼ぶから行ったらそうまがいてー。まさとがそうまに「ほら。謝りたいんだろ?握手しろ。」って言ってくれた!オレ、号泣してしまった!」
話によるとそもそもが。
みんなでフリスロー対決してた。
そしたらそうまが
「入れたヤツから帰れる」
というルールを始めた。
でもそうまはなかなか入らなくてみんなでワイワイ囃し立てたらそうまがキレた。
それでこうも怒って言い争いして…。
「そりゃよかった!辛かったんだろ?」
「…ママには言わなかったけど、キツかった…。2ヶ月喋らなかった…。」
「???そんなに???」
「でもどうやって話したらいいんだろ?」
「…。フツーに話したらいいじゃん。終わったんだろ?アンタから言ってもいいものを、わざわざそうまが言ってくれて、まさとが引き合わせてくれたんだ。いる友達じゃなかったらそのままにしててもいいもんを、そうまもずっとイヤだと思ってくれてたんだ。」
「まさとにも大感謝だ…。」
「大事な友達がまた増えたな。」
「そうだね。」
辛かったであろうよ。
でも大切な事、勉強できたね。
そうまに遊ぼうって電話させてやろう。
受験勉強よりも大事。
一件落着。
「何かケンカでもしたのか?」
「全然。でも話してない。」
「何かしたのか聞いてみろや。」
「フン。別にいいし。」
やせ我慢マンマン。…?そんな言葉ないか。
休みの日もいっつも遊んでたのに、言われてみれば長らく顔見てない。
時々聞いてはみたが、
「知らない。どうでもいい。」
の一点張り。
すると今日。
学校から帰ってきて飛び込んでくるなり
「ママぁっ!!!今日、すっげぇいい事があった!!!今年一番…、いや、人生一番かもしれないっ!!!やっぱ、友達はいいわぁ!」
「…?ナニ?なんかあった?」
「そうまと久しぶりに話した!」
「ほう。どうやって?」
「まさとが「こう!来て!」って呼ぶから行ったらそうまがいてー。まさとがそうまに「ほら。謝りたいんだろ?握手しろ。」って言ってくれた!オレ、号泣してしまった!」
話によるとそもそもが。
みんなでフリスロー対決してた。
そしたらそうまが
「入れたヤツから帰れる」
というルールを始めた。
でもそうまはなかなか入らなくてみんなでワイワイ囃し立てたらそうまがキレた。
それでこうも怒って言い争いして…。
「そりゃよかった!辛かったんだろ?」
「…ママには言わなかったけど、キツかった…。2ヶ月喋らなかった…。」
「???そんなに???」
「でもどうやって話したらいいんだろ?」
「…。フツーに話したらいいじゃん。終わったんだろ?アンタから言ってもいいものを、わざわざそうまが言ってくれて、まさとが引き合わせてくれたんだ。いる友達じゃなかったらそのままにしててもいいもんを、そうまもずっとイヤだと思ってくれてたんだ。」
「まさとにも大感謝だ…。」
「大事な友達がまた増えたな。」
「そうだね。」
辛かったであろうよ。
でも大切な事、勉強できたね。
そうまに遊ぼうって電話させてやろう。
受験勉強よりも大事。
一件落着。