くもり空の下で……

アルコールとギャンブル。依存症からの回復と成長を目指しながらの日々の雑感を発信。趣味の渓流釣りなども公開しています。

仲間との距離感

2017-09-08 18:56:59 | 日記
先日AAミーティングに出席してきました。
そのミーティングの帰り際に、

「ちぃ~暴、明後日さぁ、他の場所のミーティングに一緒に行こう!!」

……とある仲間に誘われた。



その仲間はAAに繋がってから10年以上のベテラン。AA的にいうならば「ロングタイマー」というヤツだ。
ソブラエティ(断酒期間)も12年目を迎えている方。
昨年行われたAAでのOSM(オープン、スピーカー、ミーティング)の際にはその仲間の車で遠くまで一緒に行ったこともある。
現在は月に一度のペースで行われているAA病院メッセージ。毎回ホームグループの仲間3人ほどで行っているけれど、何度かその仲間の車に乗せていってもらったこともある。
だが、今回そのお誘いはなんとなく気分が乗らなかったのでお断りした。

その仲間は以前にも
「ちぃ~暴のウチに泊まりにでも行こうかなぁ。」


……とか言っていたこともあった。




普通の友達であっても、滅多に友達のウチに泊まったり、逆に私のアパートに泊めたりするようなことも私はほとんどないので、AAの仲間としての距離感の違いに違和感を覚えた。


回復書籍であるビックブックでは、"第七章 仲間と共に" の章に


他のアルコホーリクと徹底的にかかわっていくことほど、再飲酒を防ぐ保障になる行動はない
……とある。


1935年、このアルコホーリクス・アノニマスが始まった頃には、こういった仲間同士の繋がりが頻繁に行われていた様子が度々書かれてはいるが、実際に今のAA、またはGAではこのようなことが頻繁に行われているのだろうか?
まぁミーティングのあと、アフター的に食事をしたり、どこかへ行ったりすることはあるのかもしれないけれど。

私のホームグループの仲間の中には、

「私はこの場だけの、なんでも話せる時間が心地いいんですよね。ミーティングが終われば、あとはそれぞれというサッパリした関係性が好きなんです。」
…と言っていた仲間もいる。
どちらかというと私もこの仲間の意見に近い感じがする。


回復を続けてゆくためには自分自身の行動(12ステップの実践)と、自分と同じような経験をもつ仲間との繋がり(フェローシップ)が必要。

他のある仲間は、

「12ステップを実践してもいないのに、なにがなんでも仲間、仲間、ってフェローだけしか求めていないような人もいますが、オレ的にはそうゆう人を"フェローシップ馬鹿"って言ってるんですよ。」


……と言っていた仲間もいる。




AA、GAというグループに繋がってから1年半………
一人一人、大事な仲間であることは確かだが、その仲間との距離感がイマイチ掴めない今日この頃です。