くもり空の下で……

アルコールとギャンブル。依存症からの回復と成長を目指しながらの日々の雑感を発信。趣味の渓流釣りなども公開しています。

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本日のサラメシ

2017-11-29 18:08:23 | 日記
仕事にもだいぶ慣れてきた。

曜日によっては自分の時間(休憩時間)も作れるようになってきた。



普段は弁当持参の私。

だけど、本日は初給料も出たのでチョットだけ贅沢を。昼メシにラーメンと餃子のセットを食べに大衆食堂へ。

実は、今日寄ったこの店、かつての私の同僚が営んでいる店。
産業廃棄物収集運搬処理業の運転手として働いていた私は、彼とは約3年間一緒に仕事をする仲だった。

仕事の話、スロットの話、エロ話~エロ過ぎる話まで、毎日盛り上がっていたあの頃。

だが当時、彼のお母さんと従業員数人で営んでいたこのラーメン屋。
後を継ぐ後継者が彼以外に居なかった為、覚悟を決めた彼は共に働いていた会社を去った。





平日であるにも関わらず、多くの客が訪れていた。
その彼(店長)曰く、餃子の皮と麺は、全国にイロイロある小麦粉の種類を変え、配合率などを彼なりに研究し、完成までに約3年かかった力作らしい。
餃子は自慢の一品だけあって、モチモチ、カリッカリの食感が、より一層食欲を掻き立てられます。
美味しかったです。


餃子セット900円




敢えて昼時を避けて訪ねてみたけれど、麺打ち部屋で忙しそうに麺を打っている彼の姿を見つけた。
ガラス窓越しに手を振ってみると、どうやら私に気づいたらしく手招きされたので、私は麺打ち部屋に入り彼としばらく昔話に花を咲かせた。







彼は不治の病を患っている。



「急性白血病」



発症からすでに5年以上が経過しているけれど、本人はいたって元気だった。
なので、チョット彼に対して配慮に欠けた質問を私はしてしまった。。。




ねぇ、全然もう元気そうだけど、完治してるんじゃねーの?


……と。



だが、彼は表情を変えることなく、笑顔のまま答えた。



『いや、完治はしないんだよね。薬を飲んでいるから大丈夫だけど、薬を止めてしまうと生きていられる確率は50%ってところになっちゃうんだよね。
だから薬をやめて50%に賭けてもみたいけど、ジャグラーみたいにペカッと発動(発病)しても困るしね。
言っとくけど、オレうまいからね。
よく引くし(^^)ハハ』


…………と。








彼は続けてこうも言った。





『実は、この店も7~8年後には畳もうかと思ってるんだよね。
それまでにお金を貯めて、世界一周をしたいと本気で思ってる。
そして、気に入った国があったら、そこに移り住みたい。
実は今……英会話教室にも通ってる。』





…………と、少し恥ずかしそうに話してくれた。






「そうなんだ。。。

お客としては残念だけど、友人としては応援するよ。」
と私は彼に伝えた。






それにしても、いつ会ってもスケールのデカイことを彼は言う。

彼の他にも、私にはガンなどの病を抱えている友人が居たりするけれど、みんなそれぞれに辛い過去、そして現在も健康な人からすれば不自由なこともたくさんあると思う。

だが、叶えることができるかどうかはともかく、それぞれに夢を持っていて、その目的に向かってまっすぐな気持ちを持っている。



私にとっては、見習うべきことが彼等を通してたくさんあるような気がした。



夢か…………

しばらくみてないな。

また、オレにも夢を見ることなどできるだろうか………




また食べにくるから、元気で。




そう言って彼と握手を交わしてからその場をあとにした。





私の右手は小麦粉だらけになり白くなっていた。




















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Kさん

2017-11-28 21:33:17 | 日記
夕食後、見たことのない番号からの着信((📱))








「ん?誰だ、これ。」



出てみると、



「オレだけど。」







???
ハイ?




「いや、だからオレだけど。」






???



ハァ😡?




『誰だオマエ。オレオレか?』


……と私は少しイライラしながら答えると、相手は笑いながら本名を名乗った。




誰かと思ったら、私が入院中だった頃に同じ部屋だったアルコール依存症者、また同じホームグループに通うAAの仲間であるKさんからの電話だった。

かつて、私が入院していた頃に電話番号は教えてあったのだが、今までにかかってきたことなど一度もなかった。



突然の電話。



「どうしたの?珍しいですね。元気でやってます?」

と私が訊ねると、




『いや、実は今、病院なんだよ。

スリップしちゃって。』




………という。





「はい?大丈夫なんですか?」
と、私は極力動揺を隠しながら、明るく振るまい彼に聞いてみた。

「うん、大丈夫。
ベッドの空きはあるみたいだから、良かったら"ちぃ~暴"もまた来なよ。」

……と言うKさん。





「いやいや、せっかくのお誘いですけどお断りしますわ。」



……などと、冗談をかわしながらも彼の話をしばらく聞いてみることにした。




これまでに一回もKさんから電話などかかってきたことはなかった。
そんな彼(Kさん)が、自己弁護と自己憐憫の狭間で揺れながら、イロイロな話をしてきた。



始めは黙ってKさんの話に相づちをうちながら聞いていたが、次第に彼の様子は変わっていった。



一言でいうと、あまりにも話がくどい。



約40分………



こちらが、

「じゃーKさん、またお見舞いにでも行きますからね。そろそろ電話切りますよ。」


………と伝えること三回~四回。
しかしKさんは私との会話を切ろうとはせず、終始しどろもどろなことを言っていて、普通に会話ができるような状態ではなかった。






最後はほぼ強引に、私から電話を切った。
「かまってちゃんモード全開」だったKさんは、どうやら私以外にも、他のAAの仲間にも入院してから電話をかけまくっているようだった。







………
………
………
電話を切ってから、しばらく私はショックだった。。。




「あのKさんが…………」

Kさんはここ2ヶ月ほどAAミーティングに来てはいなかった。

なので、
「もしや。」


……とは思ってはいたものの、本当にスリップし、しかもまた入院とは……
私は夢にも思わなかった。



「甘かった。。。」




ハッキリ言えば、私はアルコール依存症という病気を少し軽くみていたのかもしれない。
いづれは死に至ってしまう病であることを忘れかけていた。




あの人なら、きっと大丈夫。



みたいに…………



普段はクールな印象を受けるKさんだが、あれほどまでに『めんどくさい人』になり、私が今まで彼に持っていたイメージが完全に覆されてしまった。

逆に、それほどまでに彼は今、自分で自分のことが見えなくなるほど、きっと冷静さを失っているのだろう。

Kさんのbirthdayミーティングを祝ったのは今から約4ヶ月前だった。
その頃の彼は、物事を冷静に判断し、行動している、私にとっても励みになる存在だった。
(Kさんに関する過去記事⤵)
仲間のBirthdayミーティング - くもり空の下で……




そんな彼が、私が今まで想像すらしなかった姿をさらけ出していた。




それだけきっと、今の彼は孤独なのだろう。。。




私が外来などで、もし病院に行く機会があれば、もし面会が許されるならば、彼に合って話を聞いてみようかと思っています。
彼が私に会いたいと思っているならば、私には彼に会わなくてはならない義務があります。

なぜなら、私もそんなアルコール依存症者の集まりに救われている一人だからです。




もし、このブログを読んでくれている方の中で、回復書籍(アルコホーリクス・アノニマス)をお持ちの方はp58~p64までのフレッドの物語を読んでみてください。

このフレッドと、Kさんは、私の中ではかなり被っている部分がたくさんありました。
その中に出てくる一節を少し紹介したいと思います。


『本物のアルコホーリク(アルコール依存症者)は、ほとんど例外なしに、知識としてはちゃんとわかっていても決して酒をやめることはできない』。


繰り返そう。アルコホーリクはあるとき、最初の一杯に対する防御の気持ちをなくしてしまう。ごくまれな例を除いて、自分自身であれ、ほかの人であれ、その一杯をやめさせられる人間はいない。その力はハイヤー・パワーだけが与えてくれるのである。








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2017-11-25 00:23:22 | 日記
突然ですが………




私は"絆"という言葉がテレビなどで出てくる度に違和感を感じます。






東日本大震災以降、やたらと使われるようになったこの絆という言葉。



ですが、普段の生活の中で、周りを見渡してみて、身近に絆を感じる人が貴方には何人いますか?



職場に絆を感じる人はいますか?

近隣の人に絆を感じますか?

ネットの中で絆を感じる人はいますか?

もっと言えば、家族や恋人に絆を感じますか?



絆を感じる相手が身近ですら数えるほどしか居ないのに、見ず知らずの相手に対して"絆"という言葉を使うのはおかしな話だと私は常々感じています。

私は家族や友人に対して「絆で結ばれている」……などと考えたことはありません。
逆に、私の家族(母や弟たち)からしてみれば、私の存在は絆で結ばれているというよりは、切りたくとも切ることのできない腐れ縁とでも思っているのではないでしょうか。


ネチネチと何度も言うのもアレですが、私は1Kの民間アパートに暮らしておりますが、私よりも後に入居してきた方が3人ほどおりました。
しかし、近隣の方々で入居時の挨拶のあった人は一人もいませんでした。

私のアパートにはさほどの年配者、介護が必要な老人の姿はありませんが、全国的にみても近所との繋がりも希薄になった現代では、老人や病人の孤独死も年々増え続ける一方です。
そんな中で、やたらに"絆"絆"と言葉だけが独り歩きしていて、一人一人の絆が深まったとは私には到底感じることができません。



そういった意味では20年前、もしくは30年前の頃のほうが、"絆"というよりは人と人との繋がりは深かったのではないかと感じております。
そもそも私が子供の頃に暮らしていた田舎では、家にカギをかけているようなウチはほとんど無かったし、それが当たり前だったので、人を疑ったことなどあまり無かったようにも感じます。

いざという時には、酒を飲んで暴れていたオヤジを止めてくれる近所の人も居てくれましたし、酒を飲み過ぎて会社を無断欠勤し、ガーガーッとイビキをかいて寝していたオヤジを、わざわざ仕事中にも関わらず迎えに来てくれた上司の方も当時はおりました。
(どんなオヤジだ💧)


現代では考えられないような話です。


それを絆と言うわけではありませんが、当時と比べると現代ではネット、SNSなどを介して、他人と簡単に繋がることが可能な時代にはなったけれど、希薄な関係ばかりのような気がしてなりません。

そもそも"絆"などという言葉を意図的に使わなければ築けないような関係性などは、私に言わせればたいした関係でもないと思う。





今、自分の周りを見渡してみて、身近にいる家族、友人、仲間、職場の人。

その身近な人たちを大切にしていくことすらできなければ、誰に対してもかけがえのない関係を作ることなどできるわけがない。
……と感じるわけですよ、私は。

絆……
もしあるとすれば、それはわざわざ言葉にはしなくとも、知らず知らずのうちに相手との間に生まれているようなものなのかもしれません。
































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ミーティングは、細く、長く。

2017-11-22 20:07:12 | 日記
昨日、ひさしぶりにギャンブル依存症である弟(三男)と電話で話した。




弟(三男)はGA(ギャンブラーズ・アノニマス)に繋がってから6年~7年ほど。
数百万の借金があり、あれほどギャンブル(スロット)に狂っていた弟が、GAに通い出してからピタッとギャンブルが止まり、現在までもスリップすることなくクリーンを保っている。
借金の完済も近いらしい。



ほぼほぼ奇跡としか思えん。(悪いが)




………昔、
何年前か忘れてしまったけれど、私も弟もお互いに借金を抱え、初代ミリオンゴッドや爆裂AT機種に狂っていた頃、



自殺だけはやめようぜ、お互いに………



と話したことが確かあったっけな。







しかし、GAに通い出してから別人のようになった弟(三男)の姿をみていて、『オレもGA行ってみようかな……』という気になり、自助グループという団体に通うようになった私。




AA(アルコールの方)のミーティングにはできるだけ出席してはいますが、GA(ギャンブルの方)のミーティングにはここのところ全然出席していない私。

さらにAAのミーティングですら、なんとなくモチベーションが下がり気味だったので、12ステップの師匠でもあり、同じ仲間でもある弟(三男)に現在の私の近況と心境を伝えてみた。


すると、



『うーん。。。
まぁ、いいんじゃない、どうでもムリして行かなくても。

でも、まったく行かなくなっちゃうのはダメだけどねー。』





……と言っていた。




AA、GA、そして12ステップにおいてはまた厳しいことを言われるのではないだろうか?……と私は思っていたので、弟のこの答えは意外だった。




決してミーティングに通うことは義務ではないけれど、たまに

『絶対に、なにがなんでもミーティングに通ってこないとスリップしてエライことになっちゃうよ!』

…的なことを言う仲間もいたりするので、
『うーん…それってどうなの?
(-ω-)💧』

…………とも思ったり。






でも、


こうして現在、酒やギャンブルに溺れることもなく普通の暮らしを送ることができたり、ブログも書いたりしていられるのは、私の努力……ではなく、AA,GAの仲間であったり、家族であったり、友人であったり、のお陰であることは間違いありません。

これからもミーティングには通い続けます。たとえそれが惰性であったとしても。




何事も気合いの入りすぎは長続きはしません。



ミーティングは細く、長く、がキモかもしれませんね。


































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折り返し地点

2017-11-21 21:38:04 | 日記
私には女性ながら大型タンクローリーを運転する『美人ドライバー』の友人がいる。
(本人からの要望により一部書き加えました(-_-)👆)





先日、ゆっくり走っていたときに彼女とすれ違った。




『パッパーン!!』



と、甲高いクラクションがスライドしてから聞こえた。
彼女とは私が入院していた頃にお見舞いに来てもらって以来、1年以上会ってはいなかったのだがよく気付いたものだ。



しばらくするとLINEがはいった((📱))

見てみると、



『みっけ。
就職おめでとう。

応援してるからネ。』


と激励のお言葉を頂戴いたしました。





彼女には、この度私が仕事を再開したことを伝えてはいなかったのだが、どうやらこのブログを見てくれていたようだった。





今までに何度も酒を酌み交わしたこともあった。
楽しい酒だった。




私の友人には、その彼女も含め他にも酒豪が多い。




その友人たちと共に酒を酌み交わすことがもうできないかと思うと、一抹の寂しさも無いと言えば嘘になる。。。




私のブログはアルコールに対する警告的なブログのようにも思えるけれど、私個人としては決して酒を否定している訳でない。
適量を嗜(たしな)める人にとっては、世界共通のコミュニケーションツールでもあるお酒🍸🍺🍷。
私にとっては結果として害になってしまったけれど、酒を"百害あって一利なし"………とは今でも考えてはいない。







車は………飲んだら乗るな。






人生は………酒に呑まれてしまうようなら飲むな。





私はいつのまにか酒を飲んでいるつもりが、酒に自分の人生を呑まれてしまっていた。





でも、






私の人生はまだ半分しか来ていない。
(多分💧)





まだまだこれから。





人生80年と考えてみても、まだ折り返し地点に辿り着いたにすぎない。





人生は長いようで短い。






短いようでも、




意外と長い。
(どっちやねん)





























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