【今年、記念年の作曲家．第５弾。マシューズ生誕70年 「冥王星」】

オールドバラ音楽祭ではブリテンとマシューズはいろいろ関わったようですね。

さてマシューズの名が有名になったのは、やはりこの「冥王星」でしょうね。っというか、私はこれしか知りません。

静かな曲かと思いきや、結構、荒々しい。


ホルストの「惑星」の補作のようですが、山尾さんが「近代・現代英国音楽入門」で「惑星」を


「この曲は、決して天体ショー、宇宙ショーの音楽ではなく、あくまで占星術や神秘学的な興味から生まれた作品・・・」


と、力説しているだけに、それをマシューズが作曲時、どの位、意識したか？関心はあります。

ホルストは繰り返しますが、星自体を意識して作曲したのではないそうです。

「惑星」というと、このジャケットのような画が多いですが、占星術をテーマにしたジャケットは極小かと思います。





ところで、冥王星はさすがに、一般の望遠鏡で確認は無理でしょう。遠いし、小さいし、空も明るいし、
高橋製作所の望遠鏡で一時期、いろいろ見ましたが、海王星まではそう困難ではないのですが、冥王星は機能を超えていてお手上げです。
昨年、衛星(?)が発見されて、冥王星のまわりに５つの星が回っているようです。

ま、私の世代では冥王星といえば、ガミラスの基地があったところ。反射衛星砲！というところでしょうか？