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驕る中国、久しからず!

2012-12-11 | 反中国

 

途上国代表の中国、先進国を追及…COP18- 読売新聞(2012年12月11日09時58分)

 【ドーハ=貞広貴志】8日夕、会期を1日延長して閉幕した国連気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18)では、中国が「途上国」代表として先進国の責任を厳しく追及する場面が目立った。

 今や世界最大の温室効果ガス排出国となった中国が、自らを省みず批判と要求を突きつける姿勢には、途上国の間からも「違和感」(アフリカの代表)が指摘された。

 最終日のはずだった7日深夜、中国政府代表団の蘇偉副団長が決定文書案の語句修正を 執拗 ( しつよう ) に求めた。2020年以降の排出削減への「(締約国などの)取り組み」とあった表現を「関与と行動」に強めることに固執したもので、「半年後には議論したことすら忘れるような小事」(米代表)だったが、「今の案は断じて受け入れられない」と訴え続けた。将来も先進国の「行動」を促す布石だったと見られるが、同じ新興国の南アフリカの代表すら、「通常は協力しているが、この件は中国独自の戦いだった」と苦笑した。

 

●●都合のいいときは発展途上国・・・・・でも、空母などもいっていいんですか。軍備拡張して、周辺地域の国々を威嚇して!

 

 

 

焦点:空母配備で存在感増す中国、世界の勢力図に変化の兆し- ロイター(2012年11月29日19時45分)

[ワシントン 28日 ロイター] 米海軍がペルシャ湾に配備する空母を1隻に減らす中、中国は同国初の空母「遼寧」で艦載機の離着艦訓練を成功させるなど、世界の海軍力バランスに変化の兆しが見え始めている。

南シナ海では領土問題をめぐり緊張が高まる一方、中東での紛争も依然として現実的な脅威であり、対テロや海賊対策に関しても多くのリソースを必要としている。こうした中、西側諸国、特に米海軍に対する要求は高まるばかりのように見える。

債務危機に苦しむ欧州の同盟国からは以前ほど支援を期待できない現在、何年も軍事費の削減に直面している米国は厳しい選択を迫られている。

国家安全保障専門家である米海軍大学のニコラス・グボスデフ教授は「米国が世界中に軍事力を展開できる能力を常に備えている必要は、もはやなくなるだろう。米国がカバーできない地域を他国が対応するというケースが今後増えていく」と指摘する。

国内石油生産量の好調な見通しにより、中東の石油に依存する必要がなくなる可能性がある今、超大国米国が世界の警察であるための費用を負担すべきか疑問を投げかける声も聞かれ始めた。

米国の海軍力にまだはるかに及ばないが、防衛費を二桁増で拡大している中国の台頭は明らかだ。中国初の空母「遼寧」で行われた艦載機「殲15」による離着艦訓練が成功したとの25日の発表に対し、すでに神経質になっている周辺諸国の中には、さらに懸念を覚える国もあるだろう。

海賊対策としてインド洋に小規模な戦力を配備している以外は、中国の海軍力はすべて周辺国と領有権問題を抱える南シナ海や東シナ海に集中している。

一方、米海軍は世界中に展開しているため、同地域での戦力は十分ではない。もし米国が「アジア重視」の方針を続け、中国に対抗するつもりなら、無視する地域を決断する必要に迫られるかもしれない。

<台頭する新興経済国>

今月には空母エンタープライズが退役し、米国が所有する空母は10隻になる。ただ、メンテナンスや訓練のため、いつでも稼働できる空母は実際にはその半数だ。

欧州唯一の原子力空母、フランスの「シャルル・ド・ゴール」は、昨年のリビアでの作戦後、修理のため今年はほどんど稼働していない。イタリアとスペインも小規模の空母を所有しているが、かつて海軍力を誇った英国は防衛費削減の一環として3隻が退役した。

過去10年の間、空母での離着艦実験を行ってきた中国は明らかにロスタイムを取り戻そうと躍起になっている。現在、独自に複数の空母を建設中だ。

国際戦略研究所(IISS)の海軍事アナリスト、クリスチャン・ルミエール氏は「バランスは明らかに新興経済国に傾きつつある」とし、「中国の空母に大きな注目が集まっているが、インドも10年以内に3つの空母を稼働させるだろう」との見方を示した。

しかし、空母の数だけで海軍力は計れないとルミエール氏は指摘する。米海軍は他に類を見ないほど多くの水陸両用艦艇などの戦艦を持ち、海兵隊や特殊部隊だけでなく、そこからヘリコプターや無人偵察機を展開することができる。

空母の数が十分でない状況の中、こうした戦艦の重要性はいっそう増している。先週には地中海東部に数隻が派遣された。また、潜水艦からもミサイルで地上の標的を攻撃することが可能だ。

とはいえ、ここでも中国が猛追してくることは想像に難くない。今月に入り、同国は核弾道ミサイル搭載の潜水艦を初めて就役させると発表した。

<米国の海軍力に事実上依存>

当面、米海軍の戦略が大きく変わることはないとみられる。どこかで問題が発生すれば、他の地域に配備していた戦力を移動させ、解決に当たるだろう。

米国は冷戦時代や1990年代にバルカン半島で起きたユーゴスラビア紛争時には少なくとも空母1隻を地中海に配備していたが、近年、人知れず撤退した。

しかし現在、状況は変わりつつある。中東の民主化運動「アラブの春」はエジプトやリビア、シリアに政情不安をもたらし、パレスチナ自治区ガザをめぐってはイスラエルとガザを実効支配するイスラム原理主義ハマスとの間で衝突が再燃している。

今年に入り、米国は駆逐艦4隻をスペインのロタ海軍基地に移動させると発表した。これにより、同地域の軍事的プレゼンスは高まるものの、空母が常時配備されることは不可能だとアナリストは見ている。

米国が今後も世界の警察であり続けるということを念頭に置いて、他の主要国は自国の軍事計画を進めていると専門家は指摘する。中国のような潜在的な敵ですら、通商航路を確保するには米国の海軍力に事実上、依存しているのだ。

(原文執筆:Peter Apps記者、翻訳:伊藤典子、編集:野村宏之) 



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