goo blog サービス終了のお知らせ 

やまの日々是平穏

とある通信会社勤務のやまの日常の出来事。映画、漫画、読書、音楽などなどの感想などを書いてます。

電車事故4 遺族会

2005年05月04日 | 世の中の事
今回の電車事故の遺族の方が遺族会を結成して同じ悲しみを持っている人同士で悲しみを乗り切ろうとされている。まず、JRに犠牲者の名簿を見せて貰おうとしたのだがプライバシーを楯に断られたそうである。ニュースでは冷たい対応と表現されていたのだが、まぁ当然の処置ではあると思う。実際のやり取りで遺族の神経を逆なでする対応が取られたのではないかとは思うが。次に遺族の方に遺族会を結成したい旨の文章を配布して欲しいと頼んだところ、JRに都合の悪い部分の削除を求めたそうだ。これは加害者として最低な行為であると思う。このような加害者として被害者に対する配慮に欠ける対応が目立つのは事なかれ主義の先送り体質の表れであろうと思う。

普段から、有事の際の対応マニュアルなりロールプレイングなりをしとけばいいと思う。
元来、日本は言霊に縛られているので悪いことは口にしない。口出すと縁起でもないと忌み嫌われてしまうのだ。こういう日本人の性格は速く直したほうがいい

追記

前段と結びの言霊云々の部分の繋がりが分かりにくいというコメント頂きましたのでことで解説しますと。
言霊の世界では『言葉』は『現実に作用する力』なのです。ということは『いい事』を『言ってさえいれば』『努力をせずとも』それが『現実になる』のです。逆に『悪いこと』を言ってしまうとそれが『現実になる』のです。
例えば、飛行機乗る人に『飛行機落ちますよ』と言ってしまうと『現実に落ちる』のです。さらに言えば万が一『本当に落ちてしまった場合』周囲の人間が言った人間に対して『お前が余計な事を言うから落ちた』と言う人間もいるでしょうし言わないまでも心の中でそう考える人が多いと思います。言った本人も『私が余計な事を言わなければ』と言わざるを得ないでしょう。『落ちる』と言った事と『現実に落ちた』事に因果関係は無いのに結びつけて考えられてしまうのが言霊の世界。

実際の行動として日本人は悪いことは想定したがらないという傾向が強いのです。良く契約書が外国の3分の1の厚さしかないとか揶揄されます(これは日本人同士の場合お互い誠意を持って対応するという暗黙のルールがあるから)。

で、前段との繋がりを説明しますと
言霊に縛られていると『悪いこと』を言うこと・想定する事自体が悪とみなされてしまう為(よく縁起の悪い事言うなと言われます)。非常時の対応マニュアルを作ろうという動機がどうしても薄くなってしまい。又、非常時の対マスコミ対顧客の対応訓練(ロールプレイング)をしようとは考えないのです。雪印の集団食中毒事件あたりからこの風潮は改善されてきているようですが不十分ですね。

さらに1段目のJRの対応の悪さは普段から非常時の対応を考えていないのでマスコミ・遺族に対してお粗末な対応してしまうのは上記の言霊が影響を与えているという繋がりになりますw。事なかれ主義先送り体質は悪い事を考えないので現状でOK、悪い部分も考えななければ無かった事になるという事です。文書の繋がりが悪いというか意味不明になってしまいましたw

あぁ、本文の方が短くなってしまったw。
言霊の影響についてはまだまだ言い足りないですが本記事には関係ないですので割愛します。言霊のたちの悪いところは日本人が言霊の影響を自覚していない点です。
長い上に読みにくい追加になりましたがご容赦を

列車事故3 JRとマスコミ

2005年05月03日 | 世の中の事
JR叩きが好きな人たち・・・浅ましい。(桜日和さま)

JR西日本のどうにも会社責任を軽くしようとする言動は気に入らないが、それ以上にマスコミの対応も気に入らない。

 事故後しばらくして事故現場でJR職員に命を返してくれと食って掛かる遺族の映像が繰り返し繰り返し使われたが、そのような映像を繰り返し流す意図が遺族の悲痛な表情を伝えるというよりはJR叩きがしたいだけではないのかという風に思えてしまった。もちろん悲しみにくれる遺族が加害者に食って掛かるのは当然とは思わないが仕方が無いとは思う。あと、事故直後に鉄道のオーバーラン事故報道が激増したが、普段は取るに足らないニュースとして取り上げないだけで常に起こっている事故なのである。こういう姿勢も気に入らない。
 他にも技術的に非常に幼稚な解説しか出来ない番組が多く、もうちょっとまともな見地から解説できる人間を呼べなかったのかなとも思う(事故の解説を弁護士にしゃべらせるなよ)。

 従来から被害者の実名・年齢・生い立ちなどをニュースとして放送するのはなぜなんだろうと疑問には思っていたのだが、今回の関連の放送を見てますますその思いは強くなった。死者107名と書いても単なる数字しか伝わらないという話はあるかもしれないが、個人情報の保護が叫ばれている昨今見直さなくてもいいのだろうか?ちなみに報道各社は個人除法保護法の適用除外ではある。

世の大企業の社長さんにはアメリカみたいにマスコミ対応訓練というものを受けてきちっと有事の際に誠意ある(ように見える)対応が出来るように訓練してもらいたいですな。

やめちゃえば?

2005年04月30日 | 世の中の事
「iPodからも金を取れ」――私的録音補償金で権利者団体が意見書

元々の制度の趣旨からして無理があったと思うのだけど。
集めた金をどうするのか?

→その際、補償金の個々の権利者への分配に当たっては、私的使用の実態を完全に把握することが困難であるため、放送やレンタルレコードのサンプリング調査、CDなどの生産実績調査、また、ユーザーの皆さんからのアンケート調査など専門の統計学者の指導による手法によって、できるだけ精度の高い分配資料を作成し、これらの資料に基づいて、適正な権利者への分配を行うこととしています。

意訳すれば俺たちのさじ加減で分捕った金を山分けするぜ。ただし、運営に掛かった経費を差っぴいた後にな。

って事ですか?で、赤字らしいんですけどw。
要するにお給料やパンフレットなどの広報費用引いて分配すると赤字であるということですな。

その上、課金できるメディアの売り上げが落ちたから汎用的な機械であるHDDやメモリーカードにまで課金するというのだから堪らない。
制度そのものが(権利者の)役に立っていないのだからこのような制度も組織も要らないのではないかな?

そもそもデジタルは複製から無劣化で複製が取れることを理由に補償金を取るというのなら、補償金を払っていれば複製から複製を取って言いと認めていることにならないかな?もちろんこれは禁止されているのだけどねぇ(普通自分の複製物から自分の為に複製なんて取らないし)。

そもそも複製なんて取らなくてもいい販売形態を模索すればいいものをと思ってしまう。

蛇足だけど、圧縮音楽なんて原版から比べれば確実に劣化させてコピーしているのだから、指摘録音複製保障の対象にならないと思うんだけどねぇ。詭弁だけど。

世代間の断絶

2005年04月30日 | 世の中の事
席を譲らなかった若者

>私の向かい側座席の前には男性1人、女性2人のハイキング帰りらしい高齢者が立っていた。
>この人たちに気づいたのは、この高齢者組の男性が「最近の若い者は年寄りを立たせても平気なんだから」「ちょっと前は罪悪感からか寝たふりをしたもんだが、最近じゃ寝たフリもしないからふてぶてしい」などと、かなり大きな声で話しているのが耳に入ってきたからだ。

今、60代というと団塊の世代で高度成長からバブル崩壊までの主役を張っていた世代だろう。
とにかく自己主張の強い(ずうずうしい)世代だと感じていたが、親切の要求をするようなずうずうしい人間に対して自分は寛容になれないなと思っているし、どんな人間にも親切にするほど自分は親切じゃない(でも、わりかし席は譲りますし、ちょと声を掛けて譲らないと罪悪感に見舞われる小心者)。

50代後半から60代の人間の割りを喰っている20代、30代からすると不公平感を感じるのは当然かなと思うし、いままで日本をがんばってここまで作ってきたんだと威張り散らされると日本をここまでひどい国にしたのはあなた方の世代でしょと言いたくもなってくる。

列車事故2

2005年04月27日 | 世の中の事
 成果主義を導入するのに向いている職業と向いてない職業が当然あると思うのだけど、最近は猫も杓子も成果主義ということであちこちで軋轢を起こしていないだろうか?鉄道業事業におけるもっとも大事な事はより速く乗客を運ぶことだろうか?安全に乗客を運ぶことではないのか?
 ミスを許さない成果主義は結局ミスを隠蔽するためにウソをつき無理を強いてはいなかったのだろうか?

 2回目の大幅なオーバーランともなれば乗車停止処分とか有りそうだし、隠蔽しようとするのも気持ちは分からなくもないが、ごまかせればいいという考えは許されない。そのような行動に走らせた会社のシステムも問題があるだろうと思う。

社会システムの崩壊 尼崎列車事故

2005年04月25日 | 世の中の事
電車脱線、50人死亡 300人けが 兵庫のJR宝塚線 (朝日新聞) - goo ニュース

自分が危惧するのは次の3点。

1.コストカット(人員削減)などによる。安全費用の削減(JALなど)
2.人材の枯渇(教育制度崩壊による人材の質の低下)
3.安全システムへの依存による油断

原因は調査中なのでなんともいえないが、
確実に社会システムの箍が緩んでいることを感じてしまう。

水に流す

2005年04月22日 | 世の中の事
反日デモ(暴動)を起こす中国人って、昔のことなのにしつこいねって思ったあなた。そういう考え方はアジアでは少数派なのだ。何しろ、昔のことを水に流して手を結ぶって考え方は日本人独特の考え方と思っていたほうがよろしい。(呉越同舟という言葉ももあるが)

何しろ、お墓を暴いて死体に鞭打つとかお墓を荒らして財宝を奪った上に死体を捨てちゃうとかが歴史に載るような国ですから。日本人の多くが眉をひそめて嫌悪するだろう。

そんな人とたちが『悪人である戦犯』を神社に祀るとは『悪人である戦犯』を崇めるとんでもない行為だ。反省していないとこうなるわけ。

日本人の感覚は悪い人でも死んでしまえば丁重に扱うというのが普通だ。どんな凶悪犯で大量殺人でも死刑になってお墓に入った後でも墓を暴いて復習しようとする遺族は居ないと思うし、居たとしてもそれを世間が当然の行為だとは思わないだろう。

中国(朝鮮も)は死体に鞭打つのが当たり前の国であるから殺人犯の墓を鞭で打つ遺族が居ても非難されないと思う

ではなぜ戦争で死んだ人を靖国神社で祀るのか?それは生きている人が祟られない為である。戦争で死んだ不幸な人がこの世に恨みを残さないように靖国神社に祀って『清めて』神様にする。神様はこの世を守ってくれるわけで一種の浄化装置としての役割である。分かりにくい人は天神様を思い浮かべればいい。左遷され恨みを持った菅原道真が死後祟りをなしたので天神様として祀って神様になったというやつである。

そこらへんの仕組みが外国人には理解しがたい感覚である事を日本人は自覚しないといけない。英雄を祭って神様にする例はいくらでもあるが悪人まで祭って神様にするのは少数派なのである。日本人にそのつもりが無くても中国人から観ればヒットラーを神様として祀るのと同じ行為(ありえないけど)に見えるのだ。

日本・中国・韓国も歴史問題も昔のことをねちねちしつこいと思わずに日本人独特の水に流す死者を善悪問わず祀るという慣習を理解してもらい、事実に基づいた学術的な歴史研究を重ねていくしか解決の道は無いのだろう。

次世代DVD規格統一へ

2005年04月22日 | 世の中の事
ソニーや東芝、「次世代DVD規格統一」に向けて交渉か

まずは歓迎。観たい映画があっちの陣営だから観れないとか、お父さんが子供にアニメをプレゼントしたら規格が違って家で見られなかったとか、そういう悲劇はさけられそうである。

どうして困るのかよくわからん人はゲーム機を想像してもらえば分かりやすいかも、同じタイトルでも違う機種用もあれば、その機種専用タイトルもある。マニアなら別だが普通の人は不便でしょうがない。

パソコンの失地をデジタル家電で巻き返した日系家電企業の浮沈が掛かっているのだ。
中国で独自規格の次世代DVDが開発されているとは驚いてしまった。新規開発の分野でも日本がかっちアップされる日は近いのだろう。

やったね(^o^)v ほりえもん

2005年04月19日 | 世の中の事
見事フジテレビから巨額の金を引き出したほりえもんライブドアの名前も売れたし万々歳だね

騒動勃発時の予測に近い結末ではなかっただろうか?
どこまで本気でフジテレビ乗っ取りを考えていたのかな


断水

2005年04月14日 | 世の中の事
家がしているわけでは無いのだけど
朝のテレビを観ていたら小田原で中継していたのでびっくり水道管が壊れて断水らしい学校も休校らしい

市役所の情報提供がインターネットがメインらしく
情報の格差が発生しているみたいだ

給水が必要でも情報が入らない上に運ぶ事ができない老人はちゃんと救い上げられているのだろうか


中国

2005年04月13日 | 世の中の事
あそこは坑日が国是の国だから
デモではなく暴徒が外国大使館襲撃しても自国に責任無いと言うのは治安維持能力の欠如を自ら宣言しているのだろう

国内の不満を国外に振り向けるのは常套手段であるので放っておけばいいだろう日本人の嫌悪感を煽れば中国の対日貿易赤字幅がさらに拡大するだけなんだから、


<楽天>歴史的な大敗 ロッテ最多26点

2005年03月27日 | 世の中の事

<楽天>歴史的な大敗 ロッテ最多26点


弱いよなぁと思っていたが、ここまでロッテ相手に(リーグ最下位の打率)やられてしまうとは・・・・。
先行きが大変ですなぁ。

試合結果
Tokyo Irregular Blog様
e加減なBlog様
以上観戦したひとのブログ(結構無いものだね)
やじうまウオッチ
こういうセンスは好きw

困ったもんだ

2005年03月27日 | 世の中の事
噂の!東京マガジン

TVの取材なんて浅いもんだね。
小田原の高層ビル問題を取材していたが、景観が悪くなるから反対という住民側を取材して、逆の側面(住人が増えてるとか)を軽視していないだろうか?そりゃ、地元の人間にしたらマンションが出来ても自分にはメリットなんかなくて、慣れ親しんだ景色が失われるのは嫌なことでしょうけどね。お城の北側に家が建ち始めたのってそんなに昔のことだったかな?もっとも、規制直前に滑り込みで建設しようと言う業者も虫がいいのだけどね。

もう一つは、駅前の100メートルビル。景観が悪くなることによりどれくらいの観光客が減ってマイナスの効果があって、どれくらいの経済的プラスの面があるのかを検討すべきだろう。
小田原駅前のシャーター街のすさまじさといったらすごいんだからw。

だからと言って自分は100メートルのビル建てたからといって、死んでる街が生き返るとはとても思えないのだけどw。テナントの穴埋めを市がやろうって時点でやる価値がないと思っている。

哲学するトイレットペーパー

2005年03月23日 | 世の中の事
>
朝のニュースで
トイレットペーパー型の書籍を発売のニュースを見た
ちょっと欲しいかな

悩みは、うちのトイレ和式なんで読むのが大変かも。
1冊?350円と少々お高いのが悩みどころ。
哲学じゃなくても日めくりカレンダーのごとく。格言みたいなことが書いてあるトイレットペーパーがあってもいいかもしれない。4コマ漫画でもいいかな。

ありふれた商品に付加価値をつけるいいアイデアだと思う。

トイレットブック『建築する身体』発売!

ライブドアvsフジテレビに思う

2005年03月22日 | 世の中の事
 やはり、今回のライブドアの当初の買収目的はフジテレビがTOB中のニッポン放送株を購入価格よりも高価に買い取らせて儲けを出すこことと、自社の名前を出すことによってより知名度のアップを図ることであったにより、自社の株価を上げるとであったともう。
 しかし、ほりえもんの思惑以上に注目されてしまい、しかも強引な法律の裏をつくような方法を取った為にきついバッシングにあってしまう。(本来ならフジテレビ同様TOBを掛けるべき)
 そこで、既得権益vs新興勢力という構造を見せかけ、ライブドアのイメージ低下を防ぐ方針に出た。それが大量のTV出演であり、一生懸命こちらは友好的にやりたいというリップサービスになった。繰り返し薄っぺらいビジョンを語るというお粗末な結果となっている。

 もし、本気で放送と通信の融合を図りたいならば、CS放送とインターネットのコラボレーションからスタートすればいい話で、巨大ネットワークを抑える必要は無い。ほりえもんのビジョンは専従のプロの否定であり、漫画であれば商業誌はいらない、たくさんの同人誌の中から光るものを選んで行き広めていけばいいということであり、多様な価値観に応える商品(情報)を提供していくという、細分化された多チャンネル専門放送的な発想であり、既にあるもの同士をいっしょにしようというだけである。

 孫正義に新しい時代は作れても、堀江貴文に新しい時代は作れない。