永遠の子供。幼馴染。
常軌を逸した悪戯をお互いにする男女。
現実と妄想とが入り乱れたフランス映画ってこんな感じ?という映画。
主人公たちの周囲に理解できない屈折していて、狂気じみた行動は、絶対に共感はできないけれども、ぐいぐいと引き込まれる魅力があるのも事実。特に、衝撃的で理解不能な理屈は近松門左衛門の心中モノに通じるところがあるのかなぁ、と思ってみたり。
とりあえず、映画に対して、ファンタジーとして捕らえなくてこんなの現実的じゃないとか、周囲の迷惑考えろとか思う人は見ないほうが良いかと。
周りが見えなくなるのが恋ってもんじゃないですか