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やまの日々是平穏

とある通信会社勤務のやまの日常の出来事。映画、漫画、読書、音楽などなどの感想などを書いてます。

ハムナプトラ3

2008年08月21日 | 映画・TV・音楽などなど
この映画の見方→
①大嘘な時代設定に目くじらを立ててはいけない
②シナリオの破綻に目くじらを立ててはいけない
③シーンの食違いに目くじらを立ててはいけない
④ナッチの超意訳に目くじらをたててはいけない

タイトル部分の
「翻訳戸田奈津子」の部分でうっとなります。
※映画翻訳界の重鎮。自分は嫌いです。

娯楽映画としては楽しくていいんじゃないですかね。
アクション派手だし、上海のカーチェイス?シーンも楽しい。
ヒマラヤシーンもつっこむ場所は多いけど楽しかった。

兵馬俑対ゾンビ集団の激突シーンは迫力あるというよりも声をだして笑いそうになったからなぁw。

だってB級映画ってこういうものでしょう。
伏線もなく唐突に出てくる次展開とかご都合主義とか
気にしていたらこの映画見れません。

ダークナイト

2008年08月14日 | 映画・TV・音楽などなど
まさに、重苦しいウェインの苦悩の映画。主人公はもはやバットマンではない。今までのバットマンにあった表のブルース ウェインと 裏の顔バットマンの2面性は消え、今まである程度切り離されていた2面性がウェインの苦悩として一つとなっている。だからこそ、ウェイン個人としてレイチェルを選んだ筈が、ジョーカーの策略により全ては最悪の形へと堕ちていく。さらに、バットマンが存在することで犯罪者が怪人たちへとエスカレーションしていくのもまた苦悩。

 アクションも派手で、マトリックス的なCGの安っぽさはまったく無い素晴らしいシーンばかり。格闘シーンはリアリティー重視で渋く纏められているが、良かったと思う。

 ジョーカーのキレっぷりも悪くは無いが、残忍性が増していたせいか、今までの目的のためならば理性の箍が外れて残忍な行為も躊躇しないというキレっぷりとは違っていたのがちょっと残念かなと思う。

 ハービーも光の騎士の時は良かったのだけど、怪人ツゥーフェースとしは物足りないし、折角、渋い世界観でジョーカーの化粧もリアルな表現をしていたのにお化けのような特殊メイク(CG処理?)はちょっとがっかり。

 最後にメカかっこ悪すぎと言っておきます。

崖の上のポニョ

2008年08月09日 | 映画・TV・音楽などなど
さすが、宮崎駿ストーリーが『無い』。

街の崩壊は舞台設定としての記号でしかなく、それどころか世界が崩壊しかかっていたのが、最終的に無かったことになるのを「いまさら」言ってもしょうがないし、そういう綿密な世界設定を宮崎駿に求めてはいけない。

突き詰めていくと、この映画マザコンがテーマのような気がしてくる。若くて綺麗で少女のような闊達さでしかも何でも出来てしまう母親(つまり、ナウシカでありララであり、シータであり、サンが成長した姿)と友達のような関係って妄想は凄まじいと思うよ。しかも、父親はその輪の中からは外されているしね。

崩壊した世界で別れた母親を求めてトンネルの向こう側(あの世)へ行くと年老いた母親がいて先に進むと若い母親と再開する。

この映画において、ポニョはこの舞台を用意するためのギミックに過ぎず、極論すればポニョが居なくても映画が成立してしまう。

そう考えると、一つ意味が分からないのが赤ちゃんを連れたお母さんの存在。母と子の繋がりの根源を意味していたのかな?ぐらいにしか思えない。もしくは街が崩壊しても死人が居ないという記号なのだろうか?

今度は、娯楽映画的な視点で見てみると・・・

まずは、ジブリの職人すげ~の一言。彩色はさすがにコンピュータ使っているだろうが、まさに80年代のアニメを彷彿とさせる線と、配色。さらに妥協の無い背景。ワンシーンの背景書くのに何日もかかっているに違いない。
やわらかい海の世界の美しさは痺れますな。

そして、リサカーとポニョのカーチェイスシーンも凄いというか有り得ない(道交法な意味で)。絶対親子そろって死にますw。

船長の妻という理由だけで、海上無線(たぶんアマチュア無線)から発光信号まで取り扱えて、峠を攻める運転(横に乗りたくは無い)という男勝りどころか大半の男顔負けの行動力と料理もしっかり(メニュー見ると苦手なのかもしれない)こなしているスーパーレディの上、顔も性格もかわいらしい。

ポニョを追って海に進もうとする宗介を助けに行くシーンがかなり萌えですね。

ポニョはう~んまぁトトロ見たいなもんだし・・・

一言で言えば
体裁は子供向けだが中身が完全に大人向きな映画。
子供に受けないわけだ。

世界でいちばん不運で幸せな私

2007年10月20日 | 映画・TV・音楽などなど

永遠の子供。幼馴染。

常軌を逸した悪戯をお互いにする男女。

現実と妄想とが入り乱れたフランス映画ってこんな感じ?という映画。

主人公たちの周囲に理解できない屈折していて、狂気じみた行動は、絶対に共感はできないけれども、ぐいぐいと引き込まれる魅力があるのも事実。特に、衝撃的で理解不能な理屈は近松門左衛門の心中モノに通じるところがあるのかなぁ、と思ってみたり。

とりあえず、映画に対して、ファンタジーとして捕らえなくてこんなの現実的じゃないとか、周囲の迷惑考えろとか思う人は見ないほうが良いかと。

周りが見えなくなるのが恋ってもんじゃないですか

ヱヴァンゲリオン新劇場版:序

2007年09月01日 | 映画・TV・音楽などなど
ネタばれありなのでご注意を











 あのエヴァンゲリオンが12年の時を越えて復活。元々テレビ用とは思えないほどの作画のクオリティーのアニメであった上に、ハイビジョン用にも耐えるリメイクを施された旧作をも超えるハイクオリティーアニメ。

 現状で、2D表現アニメとして最高峰の作品であると思う。2Dアニメに3Dアニメが境界線を感じさせない質感で表示されているのをみると、アニメにおけるCG技術の進歩を感じ取れるだろう。
 特に第5使徒 ラミエルの変幻自在の変化のモーションは素晴らしい。さぞ、担当者は泣いたことでしょうw。

 ストーリーの方はヤシマ作戦までは、ほぼ旧作と同じ展開をするものの、後半への複線を旧作と違って大量に撒き散らす。旧作からのファンであればニヤリとする場面の連続である。
 旧作よりもシンジは生きる動機が希薄で不安定な存在として描かれ、自分が行う選択も直接的な自分の欲求では行わず、悪く言えば他人まかせ。自己の肯定ができない存在として描かれる。
後半でおなじみの心理描写もはじめから登場。誰しもが持っている自己の存在意義を問う側面を徹底的に描く存在として登場する。

残念なのは劇場版の尺がきつくて、どうしても削れないエピソードが羅列的になってしまい、特に60分ぐらいまでは場面と場面の転換の間隔が短すぎて忙しくなってしまった。ひたすら台詞だらけで忙しい。
その分、クライマックスのヤシマ作戦はほぼ全編書き起しで力が入っている。

旧作のヤシマ作戦も序盤の山場で素晴らしかったけれども、それを超えるスケール感で描かれている。
新劇場版全体に言えると思うが、旧作ではそれほど出てこなかった一般人やネルフの職員が大量に描かれる。それによって、シンジが背負わされている命の重さ、期待を実感することができる。製作者の意図とは違うかもしれないが、大量に登場する一般人は観客である我々なのかもしれない。名も無き人々である我々を背負い込むことでシンジに対する観客の期待も高まるというものだと思う。

初見の人には1回見ただけではストーリーを把握するのは難しいことかもしれない。
でも、それはさして重要なことではない。迫力のある戦闘シーンを楽しめるだけでも十分鑑賞の価値はあると思う。
だいたい、旧作からのファンにしても、全ての複線を把握することなんて無理なのだから。


観るべし


公式サイト
http://www.evangelion.co.jp/

YUKI WAVE

2006年09月15日 | 映画・TV・音楽などなど

2006
ERJ
YUKI

レビュー YUKI 4thアルバム

1. 長い夢
「W31S」TVCMソング
2. メランコリニスタ
 「エッセンシャル・ダメージケア」TVCMソング
3. ドラマチック
「ハチミツとクローバー」オープニングテーマ
4. 裸の太陽
5. ふがいないや
 「ハチミツとクローバーⅡ」オープニングテーマ
6. バースデイ
7. ヘイ!ユー!
8. あおぞら
9. You've got a friend
10. ユメミテイタイ
11. 夏のヒーロー
12. 歓びの種
 「タッチ」主題歌

 正直3rdのJOYのほうが良かったかな?
シングルからの収録が多いのがうれしい。
1stのプリズムに音楽的に近くなってるように思った。
日本人アーティスト全般に言えるのだが、
ミキシングの段階で低音をブーストしてくれるのでうちのステレオだと、
リズムマシンの音が下品に聞こえてしまうのがなぁ・・・。
iPODで聞く分には普通なのでほとんどの人には関係ないだろう。

・メランコリニスタ
・ドラマチック
・ヘイ!ユー!

このあたりが自分的に良いかな?


【音楽】栗コーダーカルテット ウクレレ栗コーダー

2006年09月08日 | 映画・TV・音楽などなど


2006
ジェネオン エンタテインメント
栗コーダーカルテット

噂のやる気の無いダースベイダー(帝国のテーマ)を聞きたくて購入。

・路地裏のモーツファルト(アイネ・クライネ・ナトハムジーク)
・髪をおろしたエルビス
・八百屋のウルトラセブン
・ご近所のガンダーラ
・やる気の無いダースベイダー

名曲の数々をゆるゆるのアレンジで聞かせてしまう手腕には脱帽。とっても穏やかな気分に慣れます。メインはウクレレとリコーダー+曲によって楽器構成がちょとづつ代わる。といっても、もののけ姫などはカバー元よりもそれっぽい?

しかし、リコーダーの短調ってすげーヤサグレて聞こえるから面白い。

視聴はimsで全曲出来るので冒頭だけでも聴いてみて欲しい。

栗コーダーカルテットと言えば、NHKのななみちゃんのアニメの曲を担当しているのが一番知られているのかな?ぴたごらスイッチなどなど聞く機会は意外と多いかも?

オーディオマニア的に言えば録音状態が非常に良いように感じる。ミキシングじゃなくて一発取りなのかな?ホント音の分離がよく、音のステレオ感が強い。こういうアーティストもっと増えないかな?

脳を鍛える大人のDSトレーニング

2006年05月29日 | 映画・TV・音楽などなど


正式名称は

東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング

・・・長い

 DSを使って、脳を鍛えようという、一種社会的なブームを巻き起こした。ゲーム史に残るソフトであると思う。

 内容は、簡単な計算、音読、記憶がメイン。毎日繰り返すことで、ちょとづつ、脳を活性化させようというもの。単純な内容なのだが、毎日お行うことで、ちょとずつ成績がよくなると、やはり挑戦心がわくのか続けてしまう。

 効果の程は自分は日常ではそれほど感じないが、毎日やっているので始める前に比べたらあるのかも知れない。とりあえず、ソフト内の脳年齢は日々若返っているのだが、脳の活性化よりもテストに対する慣れの部分のほうが大きいような気もする。まぁ、一日10分ぐらいしか時間がかからないぐらいであるので、気長に続けていけばいいのかもしれない。

 このソフトの恐ろしいところはゲーム機であるNintendoDSを普段ゲームをやらない層に買わせた点であろう。このソフトが無ければ、昨今の常にDSが品切れという状態にはならなかっただろうし、スタートダッシュ命のゲームの販売本数競争のあり方を一変してしまったのだ。これは言い換えれば、ゲームのビジネスモデルの大転換のきっかけになったソフトであろうと思う。


単純に計算問題とかの早解きが面白いです。脳みそ疲れてるなぁと感じるとそのまま成績落ちます。
しかし、昨日の夕食は答えられたけど、15日前の夕食はさすがに答えられなかったよ。あなたは思い出せる?

new super mairo bros

2006年05月26日 | 映画・TV・音楽などなど


GBA版の復刻も好調だった元祖スーマリの続編を謳っているだけあって、ファミコンテイスト溢れつつ、最新ゲーム機にふさわしいグラフィックに生まれ変わっている。実際のプレイをした感じだと、3に一番近い感覚であると感じた。

難易度はそこそこ低目で、アクションゲーム不慣れな最近のお客さんでも、何回もトライしているうちにクリアできるだろう。一度クリアした面を何度でもプレイできるので、残機稼ぎもそれほど苦にならないだろう。

基本的には上か右に進むことでクリアできる単純さも健在であるし、ゲームの操作を感覚で行うことが出来るので没入感も高いだろう。
さまざまな変身を行うが、やはり、巨大マリオは爽快だろう。地形以外の障害物を全てなぎ払っていく様は単純に気持ちいい。甲羅マリオのトリッキーな動きもなかなか面白いし、豆マリオのふわふわ感も面白いだろう。

昔、ファミコンで楽しんだ向きには懐かしさを覚えるだろうし、PS以降のゲームしか知らないのならば、ゲームの本質の部分を楽しませてくれるソフトだということが分かるのではないだろうか?

おまけ:1-1の巨大キノコをすぐにとらずに穴に落ちる手前まで進ませて取ると、ダッシュで進んで1回ジャンプするだけで巨大化のままゴールできる。ボーナスの1UPが5つ貰えてしまうのだ。

NDS:おいでよどうぶつの森

2006年05月21日 | 映画・TV・音楽などなど

まさに、箱庭ゲームである。自分の村を好きなように花を植えたり木を植えたり、家の中だけでなく、外も自分流にすることが出来る。基本的には村の動物たちとのコミュニケーションを楽しむゲームである。日々の積み重ねで村の動物たちとの友情を深めたり、自分の部屋をどんどん大きくしたり、好きな家具を集めたり・・・・。魚を釣ったり、化石を集めたり、昆虫採取をしたり、ガーデニングを楽しんだり、自由。

終わりの無い非日常。やらなければならないことは無い。やりたいことを見つけ、友情を深め、ただぶらぶらしたり、一生懸命お金を稼いだり、永遠の休日がDSの中で展開するのだ。


映画の感想:カンフーハッスル

2006年05月16日 | 映画・TV・音楽などなど


カンフーサッカーに続く、チャウシンチーのメジャータイトルだ。サッカーの方が面白かったかなぁ、前半の少々寒いギャグシーンやチンピラぶりを考えると中盤から後半の乱闘シーンや決闘シーンが台無しかなぁという気がする。

原因はやはり、全体的な話の流れがよろしくないのではないだろうか?カンフーの達人が何人も出てきて、味方、敵、味方、敵、味方と強い人間がどんどん入れ替わってしまって、話の骨が無いように感じた。

クンフー映画としてもちょと中途半端かな?公開時はドラゴンボールとか言われたが、どちらかと言うとマトリックス(出来損ない?)といった感じだ。

★★

マザー3 終了

2006年05月06日 | 映画・TV・音楽などなど
マザー3終了~。しばらくゲームやりたくないや。疲れたw。

一度はじめるとノンストップでやり続けてしまうのはホント良くないね。それだけの魅力があるゲームということではあるのだけど。一本道のストーリーを楽しむゲームなのである程度レベル上げしやすい場所でまとめてレベル上げとけば、かなりサクサクゲームが進む。基本的に力押しで敵が倒せるので、ストーリーを楽しめたかな?

ストーリーは良かったけど、自分好みじゃないかな?やはり、対象年齢がハードに合わせて大変低くなっているようで、子供に遊ばせたいゲームとは思ったけど、自分で楽しむにはちょと辛かったかな?

高いレベルで期待以上でも以下でも無かったといった感じだ。良作、良作。