やまの日々是平穏

とある通信会社勤務のやまの日常の出来事。映画、漫画、読書、音楽などなどの感想などを書いてます。

ラッシュ

2005年03月30日 | 日常の記録 略して日記
帰りの東海道線がやたら混んでいて、久しぶりに電車で押しつぶされてしまった。iPodがつぶれやしないかと心配であった。かる~くご飯食べてジムへ行ってストレッチやって筋トレするもどうにも気分が乗らなかったので早々に引き揚げて休み無しでず~と泳いでいた。プールでくしゅんくしゅんやったのでまたかぜひいたのかなぁ?

イタリアン

2005年03月29日 | 日常の記録 略して日記
夕飯に鶴見のブレイズというイタリアンに行った。
会社の人4人ばかりで一緒に行った人お勧めのお店であった。
ピザ3枚とパスタ3枚と料理2枚とピクルスとトースト。
美味しかったけれども食べ過ぎだよね

映画の感想:トラフィック

2005年03月28日 | 映画・TV・音楽などなど


アメリカの麻薬問題を題材にメキシコ-アメリカの密輸ルート「トラフィック」をめぐる3つの物語。
1つはメキシコ国内で貧困の為に麻薬ビジネスに関わる人々を憂う警官の物語。ベニチオ・デル・トロ が淡々とした重い雰囲気を演じる。問題の大きさがずっしりと観客を包み込む。常に困ったような表情をしている。演技力あると思う。
2つ目は、アメリカの販売組織のボスとそれを追いかけるFBI刑事の物語。話的には一番派手な部分であるので、アクションとしても楽しい(といっても地味だけど)。キャサリンセタジョーンズ演じるボスの妻が夫の為に怖い女に変わっていく様が人間の強さを感じさせる。
3つ目は、政府の麻薬取締りのボスとなった判事の物語。アメリカの麻薬を取り締まる立場にありながら、足元で娘が麻薬中毒患者となってしまう。父親として麻薬取締りの責任者としての苦悩をマイケル・ダグラスが好演している。特に父として娘の為に西に東へ探しまくる部分にはぐっと来る。こういう親子関係の再構築の物語って結構好き。最後に麻薬を撲滅するためにどうしたらいいか分からないとカミングアウトしてしまう姿に麻薬問題の奥深さを思い知らされる。

全体的に独特な色合いのフィルムを使い分けて観客の心理にダイレクトに働きかける絵作りは分かりやすい反面ちょと見にくいかなと感じた。ここら辺は好き嫌いが分かれるかもしれない。

映画的な興奮と言うよりはドキュメンタリーを観ているような感じ。
★★★☆3.5点

雨と霧

2005年03月28日 | 日常の記録 略して日記
今日は一日中雨。雨のおかげで車で走っていても街の喧騒から開放されて静かなドライブであった。
事務所のビルに近付くと霧がランドマークタワーを消しさっていた.こういう静かな日も悪くない

<楽天>歴史的な大敗 ロッテ最多26点

2005年03月27日 | 世の中の事

<楽天>歴史的な大敗 ロッテ最多26点


弱いよなぁと思っていたが、ここまでロッテ相手に(リーグ最下位の打率)やられてしまうとは・・・・。
先行きが大変ですなぁ。

試合結果
Tokyo Irregular Blog様
e加減なBlog様
以上観戦したひとのブログ(結構無いものだね)
やじうまウオッチ
こういうセンスは好きw

書評:逆説の日本史11 その3

2005年03月27日 | 本・漫画とか

つづき
この書評も3回目。これで最後。

最後は、朝鮮出兵である。書くとあっちこっちから文句言われそうだが、自分が思っていることを素直に書かせてもらう。

 第1に、豊臣秀吉による朝鮮出兵は400年前の歴史上の出来事であり、今を持って韓国・北朝鮮が反省しろと言って政治のカードに利用するのは「馬鹿」であると思う。
 第2に、歴史上の出来事であるのだから、現代の善悪の基準ではなく。当時の世界情勢や宗教観・常識に剃った評価を学術的に数字に基づいて行うべきである。現在の基準では他国に軍隊を入れることは「悪」であるといえるが、当時は大航海時代でヨーロッパ諸国(主にスペイン・ポルトガル)は先を争って植民地を拡大していた(ちなみにこれはキリスト教を広めることと同義)。企業も同じだが拡大し続けなければ負けてしまう世界であったのだ。
 第3に、秀吉の遠征が失敗したからといって過小評価してはいけない。と、同時に人は見栄を張りたがる生き物であることを忘れてはいけない。太平洋戦争時、一般市民で開戦当時この戦争は負けると思っていた人間はほとんどいなかったと思うが、戦後、人に話すときは「自分は“最初から”負けると思っていた」と言う人間は大変多かったんじゃなかったかと思う。それは実際には負けたのに勝つと「思っていた」と言ったら結果が外れて自分が「馬鹿になってしまう」からだ。これは、歴史の結果を知っているからで、井沢元彦に言わせれば答えを知っている数学みたいなものである。歴史の資料と言うものは後から書かれたものほど当時知りえた情報以上のモノを得て書いてしまうからだ。

さて、前置きはこれくらいにして本題に入ると、朝鮮出兵の第一目的は朝鮮ではなくあくまで中国本土(明)であったこと。さらに、もともとは秀吉でなく、信長のアイデアではないかという。これはフロイスの報告書に記されていた事らしい。秀吉は他の事と同様に信長の事業を引き継いだのだ(天下統一の次は中国へ出兵)。
 秀吉が朝鮮半島に出兵したのはあくまで、外洋を航海できる船がなかったからだ、ここらへんはスペインに船の提供を求めたが、ごまかされて拒否されてしまった(スペイン側が日本の進出を望まなかった)ので仕方なく、航海距離が短い半島経由で大陸に進出しようとしたに過ぎない。船があればおそらく2面作戦を取ったことだろう。あくまで朝鮮半島は通過点過ぎなかったのだ。
 秀吉の問題点は情報収集不足であった点。当時の世界情勢をあまり良く理解していなかった事。昔から日本は情報収集がへたくそで、現代も20世紀前半も幕末時もそして安土桃山時代も正しい情報に基づいた外交戦略が出来ていない。朝鮮が中国の支配下(属国)であったという基本的な情報すら持たずにいたのだからあきれてしまう。この件は対馬の宋氏が問題の先送りを計るために2枚舌を使ったのがわるいのである。占領地を拡大した上で補給路を突かれ冬の準備もしないで飢えと寒さで兵士を失うなんて太平洋戦争と変わらない光景が出てきたり。ほんとうに諜報活動の重要性を理解できない民族であると思う。

簡単に敗戦の理由をあげていけば、
・情報不足
・冬支度の不足
・水軍力の欠如(これは20世紀まで日本の水軍は周辺国で最弱)
・お人よしで明に一杯食わされた
・統一された指揮官の不在
もっとも、これは神の視点でモノをいっているだけなので、秀吉の行為を「馬鹿で無謀」と評価するのは早計に過ぎるだろう。
 朝鮮出兵の第2次(慶長の役)は不幸な誤解が招いた戦いであった。嘘で塗り固めた平和というのがより悲惨な結果をもたらす例といえるであろう。これは、非戦闘員を含めて皆殺しにする虐殺が行われた。朝鮮の人が恨みに思うのは当然であると思うし、こういう事実を残念には思うが、歴史に対して環状気に評価する行為や現在の政治にこの事実を持ち出すのは誤った行為であると思う。

 最後に逆説の日本史シリーズは歴史の見方を今までとは違った視点(宗教の影響)で観ようと試みられているシリーズで、それは現代の状況と比較しながら歴史の正しい使い方である歴史に学んで生かすという。人間観察の本でもあると思う。歴史を知れば一歩ひいて現在すすんでいる社会の動きの予測もしやすく歴史と比べて現在がどのような方向に向かうかの指針になるのではないだろうか?

歴史は繰り返す。自分が生きている時代は後世どのような評価が下されるのだろうか?
おしまい

のんびり

2005年03月27日 | 日常の記録 略して日記
金曜の夜は、ジムに行って疲れてしまったので、
サッカーの試合をプロジェクターで大写しにしてみていたのに途中で寝てしまったw。
朝までプロジェクターつけっ放しだよ。

朝起きてテレビ観て、ご飯を作った。
フライパンにジャガイモの薄切りをひきつめて、その上にベーコンとチーズをたっぷり。
さらにジャガイモを乗っけてアルミホイル落し蓋をして弱火で焼くこと20分。
なかなかおいしく出来た。もうちょっとジャガイモを薄くしとけばよかったかな?

午後からブログの記事を書きまくる(というほどでもないか)
その後は母親の御付で買い物へ。

8時からジムへ行ってウォーリーボールを楽しんでおしまい。
家に帰ってからピクミンを始めてやっとクリアした。

困ったもんだ

2005年03月27日 | 世の中の事
噂の!東京マガジン

TVの取材なんて浅いもんだね。
小田原の高層ビル問題を取材していたが、景観が悪くなるから反対という住民側を取材して、逆の側面(住人が増えてるとか)を軽視していないだろうか?そりゃ、地元の人間にしたらマンションが出来ても自分にはメリットなんかなくて、慣れ親しんだ景色が失われるのは嫌なことでしょうけどね。お城の北側に家が建ち始めたのってそんなに昔のことだったかな?もっとも、規制直前に滑り込みで建設しようと言う業者も虫がいいのだけどね。

もう一つは、駅前の100メートルビル。景観が悪くなることによりどれくらいの観光客が減ってマイナスの効果があって、どれくらいの経済的プラスの面があるのかを検討すべきだろう。
小田原駅前のシャーター街のすさまじさといったらすごいんだからw。

だからと言って自分は100メートルのビル建てたからといって、死んでる街が生き返るとはとても思えないのだけどw。テナントの穴埋めを市がやろうって時点でやる価値がないと思っている。

楽天、ソフトバンクもFDCを検討

2005年03月26日 | Blogからインターネット
楽天、ソフトバンクもFDCを検討


>ライブドアによるニッポン放送買収(M&A)に引き続き、今回FDCを予定しているのは、ソフトバンク(SB)と楽天の2社。両社ともにSBCによるGDを目指すと見られる。今月末までにFDCを開始した場合、ソフトバンクはDBCベースでFA率が18%、楽天はFT率が60%超になる
虚構新聞によると
IT企業による民放買収の流れが加速しているようです。


書評:逆説の日本史11 その2

2005年03月26日 | 本・漫画とか


つづきは秀吉の内政

秀吉の政策で有名な「刀狩」・「太閤検地」歴史の授業ではさらっと言葉だけで、背景とそれが及ぼした影響についてさらっと流しているが、律令制導入や戦後の農地改革に匹敵する大きな事件であったのだ。
 現在の日本人は武器を持たないことを当たり前だと思っているが、これが当たり前でない国がある。もちろんアメリカだ。なぜアメリカは市民が武装しているのか?自分の身を守るためである。アメリカの開拓時代は自分の身は自分で守らなければならなかった。これが今でも続いていて銃規制の論争になっている。ボウリング フォー コロンバインを参照
 さて、ではこのアメリカで今大統領が銃規制法案を可決することが可能か?と聞かれたらあなたはどう答えるか?おそらく不可能であろうと考えるのではないだろうか?その不可能を400年前に実現したのが秀吉である。こう考えるといかにすさまじい偉業であるかがわかると思う。時代は戦国時代がようやく終わった時代である。いわば、戦後のアフガニスタンみたいなものである。
 太閤検地も奈良時代に律令制が導入されて以降。どんどん骨抜きにされ荘園などになってしまい。形骸化(公式にはこの時点まで日本は律令制の国でしょw)していたものを耕作者と所有者の一致と中間搾取層の排除を図った画期的なものである。そして、統一した基準によって初めて日本のGDP(みたいなもの)をはじき出したわけだ。これは当然軍事面の基本的な資料となることは言うまでもない。
 
惣無事令これが豊臣政権の基本政策であると。いわゆる私戦禁止令で現在と同じように自力救済を禁じている。これを実現するための刀狩であり太閤検地であった。

さらに言えば、日本人が忘れている事がもう一つ。宗教組織は武装している。現在のお寺は平和の象徴みたいになっているが、現在のイスラム教。過去のキリスト教を見ても武力と宗教は切れない間柄であった。日本も秀吉の頃までは武装していた。主義主張が違っていてお互いに武装していれば争いになる。宗教戦争はなにも外国だけの話ではないのだ。古くは聖徳太子の時代から宗教をめぐる戦いは繰り広げられてきたのだ。それを武装解除したのも秀吉の功績である。

現在当たり前な事を昔も当然そうだったという視点で歴史を観てはいけない。

つづく。

通信と放送の融合を考える。通信と放送の融合2

2005年03月26日 | テクノロジー関係
ほりえもんは言う。通信と放送の融合・・・・。
僕は思う。そんなモン必要ないんじゃないかと。

一つ勘違いしないで欲しいのは、コンテンツをネットで配布するということを融合とは言わない事だ。つまり、映画をインターネット経由で観ることを通信と放送の融合とは言わない。配布メディアがDVDからネットになったと言うだけである。

融合といっても抽象的なんで、もっと言えばインタラクティブなテレビ要するに番組に対する視聴者の反応が番組に影響を与えるテレビ。しかし、いままで電話やファクスなどの通信手段もしくはメールやWebの投票システムなんかで散々試されているが主流になっているとは言いがたいし、リクエストやおたよりと言う形をこれ以上どう変えるのか?
いままで、10年前からのマルチメディアブームに乗ってインタラクティブな放送は散々声高に叫ばれていて、BSデジタルのときもキーワードになっていたが、はっきり言ってこけてるし。

もう一つのキーワードである。既存のマスコミ不要論。以前にも書いたがこれは報道のプロの否定以外の何者でもなく、ライブドアに掲載しているニュースはどっから買っているんですか?という質問をほりえもんにぶつけてみたい。

僕はこのまま通信と放送が融合する必要は無いと思う。
だって、テレビなんてだらだらしながら観たいじゃない。だから、画面に対して情報発信なんてしたくない。

映画の感想:半落ち

2005年03月25日 | 映画・TV・音楽などなど
2時間しか録画してなかったせいで判決シーンから後ろがばっさり切れる。
命と魂のくだりでぐっと涙が溢れたが、肝心のラストでばっさりきれてしまい超欲求不満である。
これはDVD借りるか。

★★★★4点(途中まで)

書評:逆説の日本史11 その1

2005年03月25日 | 本・漫画とか

 図書館で借りた逆説の日本史を読み終わったので、久々に書評を書こうと思う。

 はじめに断っておくと、井沢元彦は20代になって読み始めて読み始めたが、それまでの価値観をガラッと壊されてかなり影響を受けている。ちなみに、現在の自分の思考の源泉(基準)であるといってもいいすぎではない。ようするに、つまらない言い方をすればそれまでの教育によって左翼的な考えを中道的な考えにかなり振られたのだ。
 ちなみに、あとメタルカラーの時代初代の電子立国シリーズに影響を受けている。

この巻はずばり豊臣秀吉が主人公である。本能寺の変直後から朝鮮出兵、秀吉の死までを取り扱っている。

まずは、秀吉自身に関する知られていないこともしくは誤解を解説。
・秀吉は6本指であった。
・羽柴とは丹羽と柴田を合わせた名前ではない。

本能寺の変時点で以下に秀吉がラッキーであったか。
・信長だけでなく信忠まで死んでしまったこと
・毛利氏攻略直前であったため取って返すことが可能であったこと
・信長の子供が仲が悪くそれに付け込めたこと。

うっかり信長の次は秀吉次は家康という固定観念で歴史を見てしまい、なるべくして秀吉が天下を取ったと勘違いしてしまうのだが、秀吉の能力と運によって織田家を叩き潰したということを忘れてしまう。まるで、信長が秀吉を後継者に指名していたような錯覚を覚えていたのだが、光秀や家康並みかそれ以上にえげつない主家つぶしをやってのけていた事実を教科書は教えてくれなかった。
秀吉のライバルは柴田勝家ではなく織田信孝であり徳川家康であったのだ。

つづく

へぇ~

2005年03月24日 | 映画・TV・音楽などなど
トリビアの泉でかなりショックなネタを見た

切り株の年輪を見ると東西南北が分かるというのは嘘
ずーっと信じていたのに
本当は土地の傾斜で年輪の広さは変わるそう