会員権600万がん検診、東大病院に申し込み100件 (読売新聞) - goo ニュース
>東大病院の大友邦・放射線科教授は「一部の裕福な人に特定のサービスを提供することへの批判は覚悟している」としながらも、「得られたデータはがん予防研究に役立てるし、提携会社からは一般患者用の機器の寄付もある。この事業によって困る人はおらず、目指す医療や研究の実現のためには、自分たちで経済基盤を確立することも必要だ」と説明する。
この記事読んで思い浮かべたのはアメリカの医療保険制度。公的な保険は破綻していて民間の保険会社が保険を引き受けているのだけど、金持ちには手厚い治療を施し、そうでない人にはそれなりの治療を施す。結局命も金次第という話なのだけど(ERの観すぎだな)日本もだんだんそういう国になっていくのかなぁ。
現状でも命は平等でないと思うし、完全に平等にするのは不可能であると思うけど、少なくとも目指すべき目標であると思う。医療にはとんでもなくお金もかかるし、大変な労力とそれ以上に医者の情熱がなければ成り立たない事だと思う。東大教授の話ももっともだと思うし事実そうなのだろう。現場にいない・知らない自分のまと外れな批判でもあるのかもしれないが、どうも釈然としない。
健康保険制度の破綻防止の為に低額の医療費については完全自己負担という案が出ているが、これはちょっとした風邪でも医者にかかるのでその部分を我慢(市販薬で)してもらうことにより支出を抑えるというもの。結局これも一番負担がきついのは収入の少ない人になるではないか。
お金持ちとそうでない人の格差が広がるのはある程度仕方が無い部分であると思うし、そういう人生のチョイスをした人たちを批判する気はさらさらない(人間的にいけ好かない人物が多い気がするけど)。しかし、普通に住む場所(お金)が無いとかご飯を食べるのにも困るとか、病気になっても病院にいけないとかそれこそ最低限の生活に困るような社会が魅力的だろうか?
欧米では公共心が高いので金持ちの寄付が盛んだし、寄付をすることによって人々の尊敬を集めるのをステータスとしている。ちょと違うかもしれないが高貴の義務というやつだろうか?
ごちゃごちゃ書いたが、将来高度医療が金持ちだけのものになってしまわないか心配だなぁということだ。