湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

自転車から広がる風景

2013年12月31日 | 自転車生活
 あっという間に大晦日。こんなにも年末らしさを感じない年末はもしかしたらはじめてかもしれない。

 沢登りが楽しかった暑い季節が終わったあとは、近場での日常のなかでの外遊びのみ。でも、だからといって物足りなく感じたりはしていない。日々、ここらの小さな自然に感謝して過ごしております。

 自転車に乗りながら、そして自分の足で走ったりしながら、最近よく思うこと。それは景色を求める楽しみ方をしてきて本当に良かったということである。自転車に乗りながら眺める風景はもちろんのこと、スキーも山も沢もランも、すべて僕の場合自転車から広がっていった風景だ。

 雪がたくさん残った5月頭の麦草峠に到着すると、自転車では目的地のはずの峠に降りてくるたくさんの山歩きの人たちがいた。そうか、峠からもっと先へ自分の足で歩いていくこともできるんだと、そのとき思った。そして自転車を峠に置いて、そのまま自分の足で雪の道を歩いてみた。丸山、高見石、白駒池、大石峠といったあたりをちょこっと歩いただけだけれども、とても楽しくて、新鮮な体験だった。松原湖駅への長いダウンヒルのあいだ、今までにない充足した気持ちを感じていた。

 自転車以外の外遊びも、すべて自転車から広がった。それは僕にとってとても嬉しいことなのだ。


 そして自転車にしても、いろいろな楽しみがある。


 アフリカを感じた近くの景色。


 くぐり抜けられると思ったのだが、ペットボトルが犠牲になった。








 遠く筑波山まで。
 

 家の近くで一番好きな場所。

 良いお年を!