2007直江津集合(1) 夜明けまでに関東平野を移動せよより
大津の交差点にあるセブンイレブンでらんたさんと朝食を食べているときに、やはり直江津を目指していそうなひとりの自転車乗りが渋峠方面へ走っていった。
さて朝食を食べ終えて、いよいよらんたさんと僕も渋峠へ向かって走りだします。
でもらんたさん、ちょっと膝がきつそうです。どうやらペダルをSPD-SLからSPDに交換したことに伴うサドルの高さ調整がいまひとつうまくいかなかったのが原因のよう。大丈夫だろうか?
上りはそれぞれのペースで走った。しかし去年も感じたのだけれども、この草津までの最初の上りがえらく足にこたえる。ただそれでも僕はやはりこういうわかりやすい上り坂のほうが好きではあるようだ。ところどころ余裕で10kmを切ってしまうというゆっくりしたペースだけれども、肉体的にはともかく精神的にはそんなにきつくはない。
草津の道の駅までは休憩なしで淡々と上った。そしてようやく草津の道の駅に着いたときはやはりほっとした。多分ここの上りが一番きついと思っていたので。
道の駅ではさきほど大津の交差点を素通りしていったおいちゃんさんがいらっしゃいました。SNSでの情報から多分おいちゃんさんだと思っていたのですが、やはりその通りでした。「こんにちは。おいちゃんさんですか?」と声をかけると、「こんにちは。さてはその自転車はyuzitoさんですね」というお返事が。お互い初めましてのはずなのにすごいな(笑)
僕が到着してほどなくしてらんたさんも到着。やはり膝の調子が相当悪いよう。平坦基調のところではそうでもないらしいが、上りで踏み込むときは相当痛むようだ。
道の駅で少し3人で話をして、そこからほんの少しのセブンイレブンに下る。ここを逃すと渋峠までほとんどまともな補給ポイントはない。ただセブンイレブンには寄ったものの、背負っているザックにはまだまだたっぷりとアミノバイタルゼリーやカロリーメイトなどの補給食が入っていたので、結局ここではジュースしか買わなかった。
草津からはそれぞれまた各自のペースでの登坂。しかしこのmasa'sアングルって結構くせになりますね(笑)全然上手にとれてないけど。
さてここからは景色を楽しみながら上るぞぉ。そうそう、油断してはいけないと思ってイベントの終わりまで決して口に出さなかったけれども、この日は天気サイコー!だったのだから一気に走っちゃもったいないですよねぇ。って、一気に走るような足は全然持ち合わせていなかったけれども(笑)
はじめてロングで使うオスプレイのザックの重心がうまく決まらなくてここまででかなり腰を痛めてたり、ずっと履き続けていてお尻との相性は悪くなかったはずのレーパンだったにもかかわらずに今回に限って縫い目のせいでお尻の皮が擦り切れはじめていたりもしていたけれども、景色が開けてくるとそういった痛みとかきつさが瞬間的にぶっ飛びますね。来て良かったぁ!という気分の昂揚をここらで感じた。
元々が観光道路なので少し車は多いけれども、
やはり志賀草津道路はすばらしい道だと思う。
あえて難癖をつければ、個人的にはもう少しひっそりとした峠道のほうが好みだけれども、
こういう景色を前にしてそんなことを言うのはあまりに素直じゃないですね。
志賀草津道路、素直にすばらしいです!
何度もとまって写真を撮りながら、ゆっくりとだけれども標高を稼いでいく。
そしてちょうど草津から10kmくらい走ったところにあったロープウェイ乗り場の駐車場で補給のための小休止をした。アミノバイタルゼリーと梅干1個という補給だったけれども、そんなにお腹がすいていたわけではないからこれで渋峠まではもつだろう。
そこからはまたすばらしい景色を眺めながらの登坂。
こうしてあらためて写真を見ながら走っていたときのことを思い出そうとしているわけだけれども、不思議ときつかった印象がほとんどない。もちろんきつかったに違いないのだけれども、おそらくきついながらも楽しんで走ることができていたのだろうと思う。それから峠を上っているときって、きついことじたいが楽しかったりもするんだよな。あまり賛同は得られないかもしれないけれど・・・。
そしてようやくやってきた白根の弓池。実はもう少し時間に余裕があったらこの湿原と本白根山を周遊する遊歩道を歩くつもりだった。だけれども去年同様今年もその余裕はなし。残念。このあたりは一度歩いておきたい場所ではあるのだけれども仕方ないな。ここらは山スキーのエリアでもあるから、冬にスキーで来ようかな。
弓池からは万座温泉との分岐まで一度下り、最後の4.7kmの上りへ。
そして11時47分に、今年も江ノ島から自走で渋峠に立つことができた!
そして僕が着いたすぐあとにらんたさんも到着。膝を痛めたらんたさんが自転車を押す姿が九十九折から何度も見えていたのに、ほとんど同じ時間に到着。僕が遅すぎるのかもしれないけれども、すごいです。とにかくお互いちゃんと峠にたどり着いて良かった。
峠からの景色はやはり今年もすばらしかった。高所の涼しい風も疲れた体にとても優しく気持ち良かった。2年連続で天気に恵まれて本当に良かった。
さて渋峠からいよいよ長野県側へのダウンヒル。
こんな景色を見ながらの下りがサイコーに気持ち良い!ただ路面がところどころ荒れているのがちょっと怖い。そんな僕を後ろかららんたさんがすごい勢いで抜き去って行き、あっというまに見えなくなった。なんなんだ、あの速さは・・・。僕にはとてもではないがついていけそうにない。なので無理に追ったりはせず、それからも僕はずっと自分のペースで下り続けた。それでも結構怖かったりもしたのだけど。
峠から30分のスーパーダウンヒルを楽しんで下界に下りてきてみると、そこは信じがたい暑さだった。
湯田中あたりの峠を下りてきて最初にあるコンビニでらんたさんと再び合流して、一緒に昼食を食べながらここからのコースを検討する。素直にR292を走って新潟県入りするか、それとも去年走れなかった関田峠を越えるか?渋峠を上っているときに一時的に忘れていたきつさも下界の暑さに直面して再びぶり返している。それに前かがみでのダウンヒルでさらに腰を痛めてしまった。皮が擦りむけたお尻の痛みがスムーズなペダリングを妨げているのも嫌な感じだ。
さて、どうするか・・・?
大津交差点 8:00頃出走
草津セブンイレブン 9:11着 237.60km AV23.0km
渋峠 11:47着 257.47km 21.0km
湯田中コンビニ 13:26着 284.46km 21.9km
2007直江津集合(3) 関田峠から日本海へへ
大津の交差点にあるセブンイレブンでらんたさんと朝食を食べているときに、やはり直江津を目指していそうなひとりの自転車乗りが渋峠方面へ走っていった。
さて朝食を食べ終えて、いよいよらんたさんと僕も渋峠へ向かって走りだします。
でもらんたさん、ちょっと膝がきつそうです。どうやらペダルをSPD-SLからSPDに交換したことに伴うサドルの高さ調整がいまひとつうまくいかなかったのが原因のよう。大丈夫だろうか?
上りはそれぞれのペースで走った。しかし去年も感じたのだけれども、この草津までの最初の上りがえらく足にこたえる。ただそれでも僕はやはりこういうわかりやすい上り坂のほうが好きではあるようだ。ところどころ余裕で10kmを切ってしまうというゆっくりしたペースだけれども、肉体的にはともかく精神的にはそんなにきつくはない。
草津の道の駅までは休憩なしで淡々と上った。そしてようやく草津の道の駅に着いたときはやはりほっとした。多分ここの上りが一番きついと思っていたので。
道の駅ではさきほど大津の交差点を素通りしていったおいちゃんさんがいらっしゃいました。SNSでの情報から多分おいちゃんさんだと思っていたのですが、やはりその通りでした。「こんにちは。おいちゃんさんですか?」と声をかけると、「こんにちは。さてはその自転車はyuzitoさんですね」というお返事が。お互い初めましてのはずなのにすごいな(笑)
僕が到着してほどなくしてらんたさんも到着。やはり膝の調子が相当悪いよう。平坦基調のところではそうでもないらしいが、上りで踏み込むときは相当痛むようだ。
道の駅で少し3人で話をして、そこからほんの少しのセブンイレブンに下る。ここを逃すと渋峠までほとんどまともな補給ポイントはない。ただセブンイレブンには寄ったものの、背負っているザックにはまだまだたっぷりとアミノバイタルゼリーやカロリーメイトなどの補給食が入っていたので、結局ここではジュースしか買わなかった。
草津からはそれぞれまた各自のペースでの登坂。しかしこのmasa'sアングルって結構くせになりますね(笑)全然上手にとれてないけど。
さてここからは景色を楽しみながら上るぞぉ。そうそう、油断してはいけないと思ってイベントの終わりまで決して口に出さなかったけれども、この日は天気サイコー!だったのだから一気に走っちゃもったいないですよねぇ。って、一気に走るような足は全然持ち合わせていなかったけれども(笑)
はじめてロングで使うオスプレイのザックの重心がうまく決まらなくてここまででかなり腰を痛めてたり、ずっと履き続けていてお尻との相性は悪くなかったはずのレーパンだったにもかかわらずに今回に限って縫い目のせいでお尻の皮が擦り切れはじめていたりもしていたけれども、景色が開けてくるとそういった痛みとかきつさが瞬間的にぶっ飛びますね。来て良かったぁ!という気分の昂揚をここらで感じた。
元々が観光道路なので少し車は多いけれども、
やはり志賀草津道路はすばらしい道だと思う。
あえて難癖をつければ、個人的にはもう少しひっそりとした峠道のほうが好みだけれども、
こういう景色を前にしてそんなことを言うのはあまりに素直じゃないですね。
志賀草津道路、素直にすばらしいです!
何度もとまって写真を撮りながら、ゆっくりとだけれども標高を稼いでいく。
そしてちょうど草津から10kmくらい走ったところにあったロープウェイ乗り場の駐車場で補給のための小休止をした。アミノバイタルゼリーと梅干1個という補給だったけれども、そんなにお腹がすいていたわけではないからこれで渋峠まではもつだろう。
そこからはまたすばらしい景色を眺めながらの登坂。
こうしてあらためて写真を見ながら走っていたときのことを思い出そうとしているわけだけれども、不思議ときつかった印象がほとんどない。もちろんきつかったに違いないのだけれども、おそらくきついながらも楽しんで走ることができていたのだろうと思う。それから峠を上っているときって、きついことじたいが楽しかったりもするんだよな。あまり賛同は得られないかもしれないけれど・・・。
そしてようやくやってきた白根の弓池。実はもう少し時間に余裕があったらこの湿原と本白根山を周遊する遊歩道を歩くつもりだった。だけれども去年同様今年もその余裕はなし。残念。このあたりは一度歩いておきたい場所ではあるのだけれども仕方ないな。ここらは山スキーのエリアでもあるから、冬にスキーで来ようかな。
弓池からは万座温泉との分岐まで一度下り、最後の4.7kmの上りへ。
そして11時47分に、今年も江ノ島から自走で渋峠に立つことができた!
そして僕が着いたすぐあとにらんたさんも到着。膝を痛めたらんたさんが自転車を押す姿が九十九折から何度も見えていたのに、ほとんど同じ時間に到着。僕が遅すぎるのかもしれないけれども、すごいです。とにかくお互いちゃんと峠にたどり着いて良かった。
峠からの景色はやはり今年もすばらしかった。高所の涼しい風も疲れた体にとても優しく気持ち良かった。2年連続で天気に恵まれて本当に良かった。
さて渋峠からいよいよ長野県側へのダウンヒル。
こんな景色を見ながらの下りがサイコーに気持ち良い!ただ路面がところどころ荒れているのがちょっと怖い。そんな僕を後ろかららんたさんがすごい勢いで抜き去って行き、あっというまに見えなくなった。なんなんだ、あの速さは・・・。僕にはとてもではないがついていけそうにない。なので無理に追ったりはせず、それからも僕はずっと自分のペースで下り続けた。それでも結構怖かったりもしたのだけど。
峠から30分のスーパーダウンヒルを楽しんで下界に下りてきてみると、そこは信じがたい暑さだった。
湯田中あたりの峠を下りてきて最初にあるコンビニでらんたさんと再び合流して、一緒に昼食を食べながらここからのコースを検討する。素直にR292を走って新潟県入りするか、それとも去年走れなかった関田峠を越えるか?渋峠を上っているときに一時的に忘れていたきつさも下界の暑さに直面して再びぶり返している。それに前かがみでのダウンヒルでさらに腰を痛めてしまった。皮が擦りむけたお尻の痛みがスムーズなペダリングを妨げているのも嫌な感じだ。
さて、どうするか・・・?
大津交差点 8:00頃出走
草津セブンイレブン 9:11着 237.60km AV23.0km
渋峠 11:47着 257.47km 21.0km
湯田中コンビニ 13:26着 284.46km 21.9km
2007直江津集合(3) 関田峠から日本海へへ
写真の自然の風景がとてもきれいです。ツールの山岳ステージを彷彿させるコーナーがありますが、あのカットはいいですね。去年のカットよりも今年のカットのほうが欧州っぽいですね~。
眠気には勝てない体質もちとしては、参考になります。(笑)
ありがとうございます。
masa'sアングルは駄目駄目ッス(笑)
写真よりも実際のほうが全然すごいんですよ。カットは去年と似たものが多いですよね。でも今年は去年よりさらに天気が良かったのでくっきりとした感じの写真がとれて良かったです。
眠気を感じたらすぐに横になる。これは時間制限のないロングでの鉄則です(笑)
今回は残念でしたが、次はぜひご一緒しましょうね!
□masaさん
今年は影響力が×8なので次はさらに渋峠組が増えるかもしれませんね~。
masa'sアングルはホント駄目駄目ですね。もっと練習します(笑)
写真を見るだけでもゾクゾクしてきますよぉ!
自分の目で見たときにはそれまでの全ての疲れが一気に吹っ飛びそうだな~
いつまでもこの景色が失われないことを願いたいですね。
草津を過ぎて景色が開けたときは、「これでいける!」と思いました(笑)。風景のアシストって僕にとっては結構大きいです。
標高差のある峠でも、休みながらゆっくりマイペースで上ればとにかく峠には着きますから来年はモリさんもぜひ渋峠チャレンジしてください!
っていうか、房総であれだけの走りができちゃったモリさんだったら絶対大丈夫だと思いますけど。