晴れ上がった空のように・・

日常の出来事や読んだ本の紹介

月と蟹

2011年10月12日 | 
月と蟹  道尾秀介著
2010年 第144回直木賞受賞作です

早くからホラーサスペンスや、ミステリー作品を多く排出。新進気鋭?の作家さんです

小学校5年の、慎介と関西から転校してきた春也。複雑な家庭の事情もあり、哀しくやりきれない子供の心を
とても丁寧に描かれていると思いました。
舞台は、鎌倉市に近い海辺のまち。
ヤドカリを捕まえて遊ぶ二人。やがて、残酷とも思える儀式「ヤドカリさま」へと発展していきます。

親とのかかわりや、友達とのいざこざ。ほのかな恋心に嫉妬。ちょっとした「意地悪」。誰もが経験するなかで、大人へと成長していくんですよね。
著者の思いはどこにあるのかな?・・多感な時期の男の子の単純で複雑?自分でもよくわからない気持ちがとても
伝わって、ほほえましかったです。
彼の作品はもう少し、読んでもいいな、とおもいました。

さて・・
母校、高校の創立40周年記念式典、祝賀会のお知らせメールが後輩と、同期の友人からメールが届きましたよ!
なんと、11月19日。。大阪高槻にて・・

ちょうど、父の法事で帰省するつもりでいたところでした~

Jさん、Yくん、ありがとう!さっそく、参加の報告をしました。

懐かしい、友人や先生たちとの再会を思うと、今からとてもウキウキです

大阪府立S高校の卒業生(3期生)のみなさん~私も行くからね~!