晴れ上がった空のように・・

日常の出来事や読んだ本の紹介

剱岳・・・点の記

2009年06月22日 | 映画
朝から梅雨空の日曜日。
映像がきれい!という前宣伝にのせられて、剱岳 を見て行きました

原作は山岳小説の創始者、新田次郎です

物語は
日露戦争後、陸運は国防のため日本地図の完成をめざしていました。最後の空白地帯は立山連峰の「剱岳」。陸軍参謀本部陸地測量部の測量手、柴崎(浅野忠信)は「陸軍の威信にかけて」と、命令を受けます。

前人未踏の険しい「剱岳」
そこには古くから、立山山岳信仰があって、剱岳は「死の山」とされ、村の人たちからは恐れられていたのです。
唯一、案内人の長次郎さん(香川照之)だけは生まれもっての山男、純粋に山に登りたい人のお手伝いをしたいだけ・・と、案内人として柴崎の測量部を助けます。

一方、日本にもやっと、日本山岳会が創設されたばかり。測量部と剱岳登頂を競いあいます。

私は、測量の知識なんては全くないです。基準点(三角点、水準点)を設置して、機械で正確に角度を測って、地図を作っていくんですね。
点の記とは、その記録のことだそうです。測量部の人たちはただ山に登るのが目的ではなく、その三角点を立てるの重要な仕事です。たくさんの器材を背負っての登山は見るからに大変そうです。

寡黙な長次郎さん(香川)はいつもながら存在感が大きいですね~

しかし、まだ山岳会のことが、ヨーロッパのそれとは程遠く、物見遊山の道楽くらいにしか理解されていなかった時代なんですね。その辺の価値観の対比が面白かったです。

苦労の末・・登頂に成功するのですが、前人未到の初登頂と思っていたら、そうではなかった~!

神の化身?が先に登頂を果たしていたってことでしょうか・・?!

事実を知りたい方は、原作を読むか、映画を見て下さい^^

しかしながら、北アルプスの四季折々の風景はさすがに美しかったです





福岡の旅

2009年06月08日 | 日記
一泊で福岡へ遊びに行ってきました。
8時半の飛行機に乗り、10時半には到着。羽田を基点にすると、離島以外ならたいてい2時間以内で着いてしまうんですね~
ジェット機の速さにつくづく感心です。

まずは荷物をホテルに預け、本場博多ラーメンで腹ごしらえをし、大宰府天満宮へGO!
西鉄福岡駅で「大宰府散策きっぷ」\1000を買いました。往復のきっぷにお抹茶つきとあって、ちょっと得した気分でうきうき感も倍増です^^
特急にのり乗り換えて約30分ほど。降り立つとそこは参道への道がひろがり懐かしい風景です。
さすが万葉の時代の面影を伝える大宰府・・広い境内にたたずむお社は歴史を感じました。
花ショウブが満開のお池をぐるりと散策していくと九州国立博物館に遭遇。
これまた近代的なすばらしい建物でびっくり!圧巻^^
ちょうど、チベット仏教の特別展をしていて、にぎわっていました。
がんばって足を運んで・・疲れた~。

翌日は、路線バスにのり、ベイエリアに行ってみました。
青い海を望みそびえたつヤフードーム、JALリゾートホテル、ホークスタウンモール。巨大な複合施設です。
ウオーターフロントに立ち並ぶ建物は都会のそれを彷彿とさせますが、日曜だというのに人はまばらでした。

海風にふかれていい気分もつかの間・・帰りの飛行機に乗り遅れないよう、あたふたと空港へと向かいました。

お土産はもちろん明太子。100グラムほどで1000円!高いけど、やはりおいしいですね。

家に着くと、お留守番のタロに熱烈歓迎。かみつかれましたよ~