定年ジジイの夕焼け人生

朝日ほどの力強さはなくてもいいが、人生の黄昏期をせめて夕焼けほどに輝いていたい。

がれき処理

2012-02-16 15:18:53 | Weblog
東日本大震災で出たガレキの処理が遅れており、現地では大変に困っているそうだ。


折しも今日、島田市で全国に先立って、岩手県から受け入れたガレキの試験焼却処理が始まったとTVで報道していた。
島田市は良く頑張った、と少し感激した。


しかしこの処理には反対する人も少なくないようだ。

被災地の復興を願い、被災者を激励し、絆という普段ではあまりお目にかからないフレイズまで使い、災害被害を少しでもシェアしようとする熱心な人々がいる一方、無害のガレキを受け入れるという何の問題もないように見えることまでに、過剰な神経を使い、自分は全く災害とは関係したくないという思いが強い人々がいることも事実のようだ。


TVの前で、すでに何回もの放射能試験を受けてきたガレキに対して、全くその試験結果を信用せず、ただ自分や子供たちの為に一握りのガレキさえも受けいるべきでないと叫んでいる女性をみて、昔オーム真理教の若い女性の信徒がマイクに向かって、ヒステリックに権力は絶対に信用できない、と叫んでいた姿を思い出した。





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