定年ジジイの夕焼け人生

朝日ほどの力強さはなくてもいいが、人生の黄昏期をせめて夕焼けほどに輝いていたい。

由比漁港に桜海老を食べに行った。

2011-04-22 17:05:11 | Weblog


桜海老は駿河湾でしか取れない。春と秋の漁期があり、今年の春漁は先日始まったと聞いた。
早速今日現地に食べに行った。

由比漁港は、駿河湾の桜海老漁の拠点だ。
何十艘もの海老取り専用の漁船が狭い漁港一杯に係留されている光景は見事なものだ。




漁港のすぐ脇に、ホッタテ小屋風の漁協の食堂がある。
以前清水に住んでいたこともあり、桜海老は何度も町のレストランでは食べたことがあるが、この小屋では食べたことが無かった。

桜海老丼700円也をたのんだ。
ブラスティックのどんぶりに飯を盛り、桜海老の掻き揚げが2枚乗せてあるだけの実に簡素なドンブリだった。



セルフサービスの窓口で受け取り、長テーブルに折りたたみ椅子だけの食堂で食べるのだが、その味は素朴で旨かった。

それ程広くない店前の道路の先はもう漁港だ。
潮の香りがするし、何より食っている海老を取ってくる船が目の前にある。

こじゃれたレストランで食べるのもいいが、こうやって素朴な食堂で、何のてらいもない単純な桜海老丼を食うのも乙なものだ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっと春らしい陽気になった。

2011-04-13 19:20:30 | 夕日/朝日


今年は3月になっても寒気が去らず、いつになれば春が来るかと思っていたが、桜も葉桜になり始めたこのごろやっと春らしい日が続いている。

晴天の今日の夕日は、照り返して夕焼けを華やかにしてくれる雲が無かったために、西の空を漠然と赤く染めるだけになったしまった。

吹いてくる風も一時の寒さを感じさせず、春の日の穏やかな夕日だった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

耳垢恐るべし

2011-04-08 16:30:12 | 老人、友人
2ヶ月ほど前に、耳の閉塞感に襲われ耳鼻科に行ったのだが、そのご症状はまったく良くならない。

四六時中、右耳の奥のほうが詰った感じがする。
耳の裏側を指で叩くと、ボンボンと耳の中が響き、密閉されたところで反響を聞いている様な感覚が続いている。

我慢できないわけではないが、何か別の原因があり、それがためにこの症状が出ているとしたら問題だ、とおもい又今日耳鼻科に行ってきた。

又詳細に聴力検査をした後ベッドに横になり、老医の診察を受けた。
耳の奥の方にひかりをあて、何か細い棒のようなものだろうと想像するもので引っ掻いては、バキュームで吸い取っていた。

大きな耳垢が取れましたよ、という声と一緒に起き上がらされ、ティッシュ・ペーパーの上におかれた蝋状の物体を見せられた。
長さ2cm、幅7~8mmで、厚さ数mm程もある物体だった。
こんなものがよくぞ耳の奥にあったものだと、感心させられる物体だった。

とたんに耳の奥がすっきりしている感覚に襲われ、耳の後ろを指で叩いてみた。小さな釣鐘を耳の中で叩くような響きが何もしない。
まったくすっきりした感覚だった。

ああ、犯人はこれだったのか・・・・・・・・
びっくりするやら、安心するやら・・・・・・・・

それにしても2ヶ月前の診察のときに、綺麗に耳垢を取り除いておきました、と言った老医の話はなんだったのか・・・・・・

こんな垢様なもので数ヶ月も悩まんでいたと思うと腹が立ったと同時に、人間の身体の微妙さに感心したりもした。


耳垢恐るべし・・・・・・・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浜松城公園の桜は五分咲き。

2011-04-04 16:12:06 | Weblog


春らしい陽気に誘われて久しぶりに浜松公園に散歩に出掛けた。



今年は3月の気温が低かったためか、桜はまだ5分咲きといった程度だった。

東日本大震災を考慮して、市は桜祭りを中止し、照明や売店も見当たらない。
それでも数組の花見客がブルーシートを敷いて、おとなしく花見の宴を開いていた。





酒を大飲みし、拡声器でカラオケを流し、おでんの匂いがぷんぷんとする「花見」よりは、今年のような花見がいい。

桜の花を愛で、慈しみながら、桜の木の下でゆったりと時間を過ごす本来の花見が帰ってきたような感じだ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする