定年ジジイの夕焼け人生

朝日ほどの力強さはなくてもいいが、人生の黄昏期をせめて夕焼けほどに輝いていたい。

花嫁衣裳

2009-06-28 08:20:47 | 夜の店


夜遅く薄暗い歩道を歩いていると、突然こんなショウウィンドウが目に飛び込んできた。
良く見れば結婚式場の貸衣装の展示なのだが、突然薄暗い一角でこのようなものを見せられるとギョッとして、少々薄気味悪く感じる。

ウェディングドレスならばまだしも、内掛けがこのような形で並んで展示されていると、暗い御殿の廊下の一角だけ妙に明るく、そこに女房共がうっすらと並んでいるようで気色良いものではない。

ふと昔見た黒澤監督のオムニバス映画の中の狐の行列を思い出した。
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜の店頭(5)

2008-02-03 09:03:30 | 夜の店


居酒屋のような店頭が、夜の写真には妙に似合う。

何時のころからか、居酒屋タイプの店が繁華街に軒を並べるように増加してきた。
値段が安く、料理の種類も多く、雰囲気もざっくばらんなところがいいのだろう。いつの間にか若者の圧倒的な支持をうけて、今ではどこの居酒屋も若者で溢れている。

昔は、居酒屋といえば中年男性の憩いの場で、若者にとってはちょっとダサイイメージがあったのだが、いつの間にか内容も変わり、小じゃれた居酒屋に変身した。

今では全国的な居酒屋チェーンも多くなり、財務内容なども大企業並みになったものもある。
世の中はドンドン変わって行く。
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜の店頭(4)

2008-01-12 07:52:29 | 夜の店


小生が子どもの頃は、肴町にはその名の通りの海産物店が並んでいた。
鮮魚商だけというのではなく、のり、昆布、干物などのを商う乾物店が狭い通りの両側に見事に並んでいた記憶がある。

それが何時の頃からか少しづつ姿を消し、今では数件が昔の姿を残しているだけだ。
浜松は江戸時代からの城下町で、町人が住んでいた現在の繁華街はある商売をする人たちが集まっており、その名残の町名が多い。
鍛冶町、大工町、利町、板屋町、旅篭町、etc・・・・・・・・

そんな町名は何時までも残しておいて貰いたいものだ。
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜の店頭(3)

2007-12-30 08:15:26 | 夜の店
旨いコーヒーを飲める喫茶店。



そういえば小生の若い頃にはいたるところに喫茶店があって、ちょっとお茶を飲むといえば喫茶店だったが、いまは探さないと昔と同じ感じの「喫茶店」はないような気がする。

喫茶店に入って、「レスカ(レモンスカッシュ)頼む」なんて気取って言っていたのは高校時代だったのか、大学になっても言っていたのかもしれない。そういえばまだ「インスタント・ネスコーヒー」なんてものも凄く高級品だったようにも覚えている。
勿論コンビニなんてものは日本にはなく、食べ物、飲み物のバラエティーも今に比べればまことに貧弱だった。

身の回りのちょっとしたことでも、改めて考えれば、この半世紀の変化はびっくりするばかりだ。

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜の店頭(2)

2007-11-26 08:04:28 | 夜の店
 肴町にあるバー・JUNK。

ここの3階で毎週月曜日夜8時から英語村が開催れている。
階段を上がり2階のバーを素通り(申し訳ない)して、3階に上がるとそこが英語村。入村料1,000円を支払い、勝手に好きなところに座る。ビールを飲むことも勝手だが、小瓶500円の支払いは忘れないように。

三々五々人が集まりだすが、英語のネイティブスピーカーは3人から5人程度は常時来ているかな。そんな彼らを取り囲むように、初心者も上級者も入り混じって日本人が座る。話題もそのときの好き勝手。なんでもありで、初心者には時折日本語でしゃべりかけていたりする。

不思議な空間の2時間がここJUNK3階で味わえる。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜の店頭(1)

2007-11-16 08:22:19 | 夜の店
どんな店でも、その店頭は、人がその店がどんな店かであるかが分かるような佇まいをしている。
どぎつく客を招き寄せている店頭もあるし、ひっそりと遠慮がちに自己を演出している店もある。また時にはその店頭を見ただけでは、何の店かが分からないこともある。

しかしどんな場合でも、どこかに自分らしさを表現する工夫がなされており、店ごとに個性がある。
夜は、周りの細かい煩わしさが隠されてしまうので、店の個性が余計際立つし、店ごとの個性の違いもはっきりする。
時としては、しっとりと憂愁を漂わせていることさえある。

そんな夜の店の佇まいを見るのが好きだ。


これから、時々そんな夜の店頭の写真を掲載して行こうと思う。





  家の近くにあるフレンチレストラン。
何度か食事をした事がある。味にそれ程うるさくない小生だが、旨い部類に入るのではないかな。
店の佇まいとしては、趣があって好きだな。
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする