夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2017年 4月24日(月)「逆立ちした論理は逆立ちした解釈を産む」

2017年04月24日 20時16分18秒 | 「政治・経済」
アベノミクスと日銀緩和が始まって以来、経済の好循環時は物価が騰がる。よって物価が騰がれば経済の好循環が起きるという逆立ちした論理が当たり前のようになってしまった。
ここから物価が騰がることは良いこと(少なくとも良い傾向)とされて、原油価格が上昇すればとか、円安に為替が安定すればとか、日本経済の発展自体に関係のない物価高が評価をされる。
エネルギーや食料品の値上げは10%が当たり前のようになっている。
この逆立ちした論理が当たり前のようになると、思考方法からの解釈も逆立ちをするようになる。
産経新聞のサイトに「日本国憲法第9条さえあれば平和を維持できる」と左翼は考えているということがかかれている。
これも逆立ちをした論理からの誤りでしょう。
誰も9条さえあれば平和が維持できるなどとは言っていないでしょう。
今の北朝鮮危機は9条から逸脱した集団的自衛権によって引き起こされた面がある。これを是正することによって(9条を活かすことによって)平和が維持できるということです。戦後の平和が保たれたのは9条に沿った政策があったからです。「9条さえあれば」という逆立ち論理ではなくて「9条を人の行動として生かせば」という真っ当の論理から9条が平和を維持することができるのです。
祖ほかにも今後観念的になる逆立ち理論がたくさん出てくると思います。

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