ゆりあげ剣道教室

三重県桑名市の少年剣道教室です。
桑名高校体育館武道場で子供達が元気にお稽古しています。

息を詰める、息を殺す、息を呑(の)む

2022-05-02 14:23:56 | 剣道

5月2日(月)

 

「真剣に打ち込んでいるような時は、

まず間違いなく呼吸の方はお留守になっている。」

三木成夫(みきしげお)

解剖学者、発生学者(1925-1987)

 

人は緊張したり集中したりする時、

息を詰める、息を殺す、息を呑(の)む。

つまり、人は慢性的な換気不全の状態にあると、解剖学者は言う。

だから作業を続ける時にはうまく息を抜き、

気を吐かないといけない。

それには声を出すのが一番。

喋(しゃべ)ったり、笑ったり、歌ったり。

その意味で、稲刈り唄や木樵(きこ)り唄といった労動歌は

「人類史的な遺産」なのだと。

「生命とリズム」から

 

朝日新聞朝刊 鷲田清一「折々のことば」より

 

 

 

私たちも剣道の稽古や試合では、

集中すれば自然に呼吸の方はお留守になります。

「まばたき」までお留守になる人がいます。

いざ出陣!

子供は大きく声を出そう!

 

 

コメント
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