1948年から

文句たらたらどうでも日記

老い先

2008-02-14 20:56:41 | 日記・つぶやき
画像は、上の方は一般住宅ですが、
特別養護老人ホーム、ショートステイ、デイサービスなど、
区の複合福祉施設が入っているビルです。

1年前に郊外の住宅地S区から、都心の商業地C区に移転しました。
理由はいろいろありますが、その中の一つは老後の暮らしです。

96歳で亡くなった義父の晩年、S区の施設への入所を問い合わせたところ、
「数百人待ちです」と言われました。
入れません、ということです。
順番が来るころまで生きている可能性は殆どありません。
いったいどういう人が入れるのだろう?
私も、70歳前には、順番待ちの申し込みをしなくては、なんて思いました。

一方、同じ時期、
某区に住む知人の病気がちの高齢な父親も同じような状況のもと、
あっさり施設への入居を果たしました。
最初、800人待ちです、と言われたそうです。
でも、身内がさる議員とつながりがあり、嫌な言葉ですが、口を利いてもらったそう。
ふ~ん、こういうことが行われているんですね・・・

人口比較です。
  S区:約83万人(うち70歳代 17万人)
  C区:約10万人(うち70歳代 8千人)

平成19年度の予算規模です。
  S区:約2264億円
  C区:約720億円

S区はC区に比べ、人口は8倍ですが、予算額は約3倍です。
一人当たりに換算すれば、C区の方がいろいろな面でいいわけです。
もちろん、そう単純ではない部分もあるでしょう。

転居直後、この画像のビルを見て高層マンションだとばかり思ってました。
でも、よく見たら、福祉施設、驚きました。
ここだけではありません、他にもあります。
入れ物は立派でも、果たして中身の方はどうでしょう?
これから、そんなことも追々調べていきたいと思ってます。