1948年から

文句たらたらどうでも日記

話しかけられて

2015-06-30 13:46:33 | 水泳

辰巳のアジサイもそろそろお終い。
いつも新木場駅から12,3分、辰巳プールまで歩いて行きます。
昨日朝、歩いていたら、全く知らない女の人から声をかけられました。

「あなた、いつもこの道を歩いておられますね。この前もお見かけしましたよ、
辰巳のプールへいらっしゃるんでしょう?」
「そうです、けれど・・・あなたもプールへ?」
「ええ、今日はスポーツクラブが休館日なので、下手なんですけど、
スタート練習をしたくて・・・」などなど、言葉を交わしました。

でも、いつも私を見ていたなんて、ちょっと気持悪い。
私と同じぐらいの年代の女性、プールに行く、っていうような格好ではなくて、
お芝居を見にいきますのよ、といった感じ。

交通量が多く排気ガス充満のこの道を歩くのは嫌で、
最初、10分ちょっとがやけに長く感じました。
でも、最近は、このあたりで坐骨神経痛が出るから、ちゃんとお尻を締めて歩こう、
とか、さっさと歩けばいいウォームアップになるから、と、
歩く姿勢に気をつけながら、結構速足で歩くようにしています。

新木場駅前の信号を渡ってすぐ声をかけられたので、
昨日はいつもよりずっとゆっくり歩きでした。
聞かれるまま、お話しながら歩いたのですが、
ヒールつきのおしゃれな靴をはいているその女の人の歩く速度はゆっくりめ。
歩くのも、会話もその人に合わせて、頭が疲れました。
いつも一人行動な私は、こういうのがとても苦手、協調性のなさは、
欠点の一つでもあります。

「いつもバスでお帰りなるの?」と聞かれ、
帰りのシャトルバスでまた一緒になったのでした。

ほろ苦い思い

2015-06-28 21:39:29 | 水泳


東慶寺のハナショウブ(花菖蒲)、向こうにハンゲショウ(半夏生)も見えます。
花菖蒲園の前の茶屋で、お抹茶と干菓子をいただきました。

練習会に出るのは最小限にして、一人で泳いでいます。
辰巳が一般公開していれば辰巳で、そうでないときはスポーツクラブのプールで。
このクラブに誘ってくれた60代の練習会の友だちは、とてもおおらかな人で、親切。
会えば自然に水泳や大会や練習会の話になります。

そんな中で、ふと思うこと。
水泳に限らず、私たちの年齢でスポーツすること、
その本当の楽しみって何なんだろう、と。

練習会の中のトップ3とコーチがいつも言う人たちの中には、
常にライバルを意識して練習する、大会でライバルに勝った、負けた、
あとどれだけで追いつき追い抜けるか、それにはどうすればいいのか、
そんなことを激しく語る人もいます。

クラブの友だちは、トップクラスではないけれど、自分なりに向上したい、
だから今できることをやっている、身体を壊してまでやりたくない、
みんなと仲良く、チームのためにいろいろ協力するような人。

人それぞれ、持っているものが違うし、思うこともおかれている環境も違う。
でも、夢中になっているときは、余計なことは考えないし考えられない。
これはスポーツの利点かもしれません。

どんなに頑張っても自分の到達点はそこそここんなもの、
という冷めた意識もあれば、
悔しいなあ、と、もだえるときもあります。
適度に競い合うのも刺激になったり、やる気の維持にいいけれど、
結局は自分の本分。

私はなんでこうなったのだろう・・・
一人、ほろ苦いお抹茶を飲みながら、いろんなことを思いました。


main swim

2015-06-23 21:53:39 | 水泳

八重ドクダミ、東慶寺にたくさん咲いてました。
ここにこんなに咲いているなんて、何回も行っているのに知らなかった。

水泳の自主練では、行ったときの気分や、プールの状況などで、
何となくあれこれ気になるところを練習して終わり、時間切れになることが多いです。
こういう日があってもいいけれど、重い腰を上げてせっかく行ったら、
一つだけ、これは、という練習をして帰りたいと思っています。

それで最近はメインスイムだけあらかじめ決めて、これだけは必ずやる、
その前後のアップ、ドリルなどは、その日の気分や、気になるところを練習する、
というスタイルにしています。

7月の大会まで、メインスイムはFr、クラブの25mプールでは、
決めた本数を30秒サイクルで泳ぐ、
50mプールでは、1分サイクルで50mを繰り返す。
100m単位、200m単位、400mをディセンディングで3本、
など、これからやっていきたい、と思ってますが、どこまでできるでしょうか。
自分次第です。

今日参加した練習会、練習メニューについてのコーチの話がとても参考になりました。
アップ後、キック、ドリルなどの順番はその日の全体のメニュー次第、
キーになるメインスイムを約20分は続けること、それで体力、泳力がつきます。

今日のメインスイムはFr100m+50m(with fin)を4セットでした。
計600mですが、フィン付きなので20分はかかりません。
これではまだ足りない、ということでした。

私の自主練も、メインスイムは10~15分で、不十分、
次回からもうちょっと増やそうと思ってます。

進歩は進歩

2015-06-17 22:45:39 | 水泳


辰巳プールへ行く途中、カラスウリ(烏瓜)の花がたくさん咲いてました、
というより、しぼんでました。
この花は暗くなってから咲き始め、朝になると、こんな風にしぼんでしまいます。
写真は今朝9時に撮ったものなので、クシャと花が丸まってます。
秋なると真っ赤な実がなります。

朝の辰巳、だんだん人が増えてきました。
ジャパンM.が近づくと、朝からおばさん、おじさんのグループが多くなります。
スタート練習コースもコーチを連れたおばさんが、いろいろ指導を受けています。
コーチにすれば、かき入れ時なのかもしれません。

私が行っている練習会メンバーが、超有名コーチに個人指導を受けていて、
びっくりしました。
1時間1万円以上も払って、ほんとにみんな裕福なんだなあ、って感心。
それでほんとに上達するならいいけれど、なかなか難しいみたいです、
というのは、見ていての感想、余計なお世話、余計な心配です。

私も7月のため、できるだけのことはやろうと、こつこつ練習しています。
今日は100を4本、と思ってスタート、キックをうんと頑張って泳いでみたら、
ほんとにばててしまい、2本で完全に息が上がってしまいました。

昨日の千葉での練習会で、板キックのタイムトライアルがありました。
50mスイムダッシュの後だったので、どうなるかと思ったら
私にしてみれば上出来の58秒台、
念願の50m1分切りが出来て板キックベストでした。

キックは遅いし苦手、1分以内で泳ぐなんて私には無理とずっと思っていたので、
うれしいような不思議な気持でしたが、
そんなの大変なことじゃないわよ、とコーチに言われてしまいました。
レベルは低くても、進歩は進歩でしょうに、と思ったけれど、
自分で分っていればいいこと、人の評価はどうでもいい。

ニンジンの葉っぱ

2015-06-14 21:51:31 | 食べ物


近所の八百屋さんで買った葉つきニンジン。
パセリの束のような葉っぱつき。
これをどうやって食べようか、とQPで調べたら、てんぷらがお勧めらしい。
まったく臭みがなく、シャキシャキして、とっても美味しかったです。
シシトウ、ナス、海老も一緒に。

昨日6月13日は、太宰治が玉川上水に入水自殺した日。
1948年のことで、私が生まれた年です。
しかも、三鷹市を今も流れている玉川上水のすぐそばに、高校時代住んでました。
入水自殺した場所から、少し下流のところ。
こんなところでよく死ねるなあ、と思うような川ですが、
当時は水量が多く流れも急で、発見されたのは6日後だったそうです。

以上は、購読中のA新聞の記事から知りました。
最近は、A新聞を読んでいる、というのは、なにやら恥ずかしい、
あんなものにまだお金を払っている馬鹿がいる、と言われても仕方なし。
私一人になったら、すぐ止めます。
記事の偏りはひどいものです。
団塊世代をターゲットにした記事が殆どで、いずれ私たち世代が死んでしまったら、
この新聞も終わりでしょう。

軽薄馬鹿が

2015-06-12 21:22:45 | 散策・小旅行
   

朝、思い立って北鎌倉東慶寺へ行ってきました。
毎年今頃はイワタバコ(岩煙草)の花がきれいに咲きます。
今日は小雨、人が少なそう、というのが行くことにした理由。

お寺に着いたのは10時前、この時期にしては少なめの人でした。
イワタバコは盛りを過ぎて、かなり散ってましたが、
地面に落ちた星型の花がとてもきれいでした。

奥の墓地の崖面は、まだたくさん咲いてました。
写真を撮っていたら、なんとデジカメの電池切れランプが点滅。
そのうち、どんどん人が増えて、参道一杯になってきました。
イワガラミという花の一般公開を、並んで待つ人の行列が山門まで続いてます。

私はあきらめて、今日はこれで帰ろう、と山門を出たら、そこも人で一杯。
山門への階段前で写真を撮りあっていた女性グループの一人が、
突然お寺への階段を駆け上り始めました。
下からは「そうそう、撮るわよ!駆け込みだ~」
軽薄馬鹿丸出し。

以前、ここにも書いた井上ひさし『東慶寺花だより』が最近映画化されました。
観るつもりはないけれど、いわゆる駆け込み寺、いわば上っ面だけの東慶寺が
評判になって、こういうことをする馬鹿な女が出てくるのでしょう。

体力低下

2015-06-10 22:26:44 | 水泳
昨日は練習会に参加、今日は朝から辰巳で一人泳ぎ。
12年~10年前、400Frを何回か大会で泳いだことがあります。
わりと好き、というか、それしか泳げなかったのですが。

今年もやってみようかしら、と思ったのは、
ここ2年ほど、火曜の練習会はFrだけを基礎から実践まで連続して練習しましょう、
ということで、私もほぼ休まず参加しているから。

技術の上では、今まで知らなかったことがたくさんあって、
なるほどとずいぶん自分なりに練習し、少しずつクロールらしくなってきたところ、
自分ではそう思っています。

今朝、どのぐらいのタイムで泳げるかな、と計ってみました。
前半の200は丁寧に、後半はしっかり泳いだつもりでしたが、時計は無情でした。
50mや100mの練習タイムを思えば、至極当然なタイムなのだけど・・・

体力の衰えをカバーするほどの技術は身に付いてない、ということ。
体力の衰えは自分で想像していた以上だ、ということ。
技術を身に付けるための練習や努力はしていても、体力が衰えている分、
技術の習得も時間がかかる、ということ。

現実だから、そういうもの、と受け入れています。
あと一ヶ月、しっかり泳ぎこんで、せめてエントリータイムに近づきたいと思ってます。

老化防止とか、ぼけないように、ああしろ、こうしろ、とよく言われます。
程度ものですが、老化は自然現象、老化しないのもある面、不幸かもしれません。
生き物は必ず老いて死ぬのですから、それまでをどう過ごすかということでしょう。

スタート台がぶっ飛んだ

2015-06-08 18:54:03 | 水泳

ベランダが好きな犬。
洗濯物の入ったかごを持ち上げると、私より先にベランダ前のドアへ駆け寄る。
干し終わっても、なかなか中に入ろうとしません。

昨日はジムでジョグと筋トレ少々。
今日は朝から辰巳で泳ぎました。

とにかく腰を上げるのが大変で、出かける支度はできていても、めんどくさい、
行きたくない気持が先行、土曜日は結局、家に完全引きこもりでした。
いろいろやろうと思わない、何か一つやれればいい、と思えば、
重い腰も少しは上がりやすくなります。

月曜朝の辰巳は特に空いてます。
9時台は、一般コースに3人しかいませんでした。
アップ400mのつもりが、いろいろ考えながら泳いでいるうちに、
FrとBaを混ぜながら、結果的に1000mになりました。
一人でコースを使っているので、速度もターンの失敗も、
なんの気兼ねもありません。

それから少々プルとドリルをやって、スタート練習。
1本目はいつも入水確認のため、台の下から飛びます。
2本目、台の上から、後ろへしっかり蹴ることを意識して、飛びました。

しっかり蹴れた、と思った瞬間、ガチャ~ンというすごい音にびっくり。
泳ぐのをすぐ止めて、振り返って見たら、あるはずのスタート台がありません。
上へ上がって見たら、スタート台ごと後ろへ転がってました。
こんなことがあるなんて!

すぐ監視員たちがやってきて、「怪我しませんでしたか?大丈夫ですか?」
どうもスタート台の設置ミスで、ちゃんと固定されてなかったようです。
順番待ちの人など後ろにいたら、大変でしたが、誰もおらず、怪我人もなし。
私も大丈夫、ただ、驚きました。

プール監視の人たちは、みんな頭を下げて平謝りでしたが、
こういう日はさっさと切り上げるべし、1500も泳いでなかったけれど、
これで帰りました。

つながる読書(12)

2015-06-05 21:42:16 | 読書
 

クラッシック音楽関係の本は高いです。
専門的過ぎるものは私には必要ありません。
文庫で出ている手軽なものばかり。

石戸谷結子『オペラ入門』(ヤマハミュージックメディア)は、
「知っているようで知らない オペラおもしろ雑学事典」を文庫化したもの。
音楽素人用の用語解説など分りやすく、作曲家のこと、歌手のこと、オペラハウスのこと、
音楽祭のこと、指揮者の話、オペラの原作と脚本のこと、など。

中野京子『愛と裏切りの作曲家たち』(光文社知恵の森文庫)
これは1時間で読了。
すごくくだけた解説で8人の大作曲家の人間模様を語ってて、面白い。
有名な作品の初演の話、背景、天才は変人ばかり?

小澤征爾×村上春樹『小澤征爾さんと、音楽について話をする』(新潮文庫)
副題にマエストロと小説家の魂が響きあう至高のロング・インタビュー!
とあります。
私は大が付くほど村上春樹は嫌いです。
特に最近のこの人の発言は、とても教養と思慮ある人のものとは思えません。
でも、この対談は面白かったです。
とにかく音楽に詳しい、よく知っていて、小澤征爾さんが驚き、感心するほど、
対談の途中で、考え込む様子がその場を語っています。

まだまだたくさん面白い本がありそうです。

水泳をする「おばさん」

2015-06-03 14:42:40 | 水泳
   

向こうにレインボーブリッジが見える豊洲の遊歩道。
フェイジョアの花が咲いてました。
いい香りがします。
調べたら、フトモモ科の熱帯果実だそうです。
フトモモ科って!

5月後半、ずっと一般公開のなかった辰巳のプール、
今週は月曜から泳げました。
水の入替えがあったようで、とてもきれいで気持いいし、
朝は空いてて静か。

私はいつも朝9時過ぎに入って、10時半過ぎか11時過ぎのシャトルバスで帰ります。
辰巳駅方面からやってくるシャトルバス、
11時からの団体貸切練習会に参加するおばさんたちがどっと降りてきます。
その生態たるや、恐ろしい!
服装といい、態度といい・・・集団行動の恥のなさ。
この歳になってもこうして競技スポーツをやっているのよ!
っていう雰囲気に、少々引いてしまう。

午前中、お昼の時間帯はマスターズおばさんの天下かも。
ほんとうは「おばさん」なんていう言葉は使いたくありません。
でも、残念ながら、このちょっと侮蔑を含んだ言葉がぴったりです。
自分もその中の一人として、とても嫌な気持ですが。
ああ、どうにかならないのかしら、この生態、と思うのは
私の見方がおかしいのでしょうか。
プールによって違うけれど、
辰巳は特別にそういう空気があるように感じます。

昨日も朝から辰巳で泳いでいたら、3人組、5人組のおばさんが入場し、
そのままプール内の受付の前に陣取りました。
9時15分ぐらいからずっとデスクの前で並んでおしゃべり、
9時50分から受付開始のビデオ撮影付きワンポイントレッスンの順番とりです。

一人1コースで泳げる、という贅沢な環境のメインプールを目の前に、
30分以上ずっとおしゃべりしながら待つ人たち。
もったいない、と思う私。
撮影と映像を見ながらのアドバイスは一人10分間です。

そういう人たちから見れば、一人が好き、という私が変人なのかもしれません。