1948年から

文句たらたらどうでも日記

水中整体

2016-06-26 21:57:18 | 心と体

近所の川のコンクリートの岸が整備され、素敵なテラスに生まれ変わりました。
キキョウやナデシコなど、いろんな花が咲いてます。
ところどころにベンチが置かれ、昼時にはのんびりお弁当を食べる人もいます。
向こうへ行けば隅田川に合流、上っていくと日本橋へ。
今日も案内付きの遊覧船が満員のお客さんを乗せて通ってました。

昨日、1年ぶりぐらいに水中整体を受けました。
2年前、数年来の坐骨神経痛がこの施術を受け、すっかり良くなりましたが、
また少し左側があやしくなってきたので、ひどくならないうちに、と
診てもらいました。
スポーツクラブのサブプール1レーンを使って45分間、
私はヌードルに両足をのせて、ただ仰向けに浮かんでいるだけ。
水中整体療法士さんが、頭から背骨をずっと丁寧に丁寧にチェック、
調整していきます。
浮いているので重力から解放され、筋肉などの緊張がない、
完全リラックスの状態です。

私は脊柱側わん症なので、背中左右の筋肉がいびつ、それが坐骨神経痛の
原因になっていて、故障が出るのはいつも左半身です。
今回は軽い坐骨神経痛と首から肩にかけての痛みをとってもらうのが目的。

驚いたのは、左肩甲骨が背骨に寄り過ぎていて、それが痛みの原因だったこと。
左右の肩甲骨と背骨との間は指4本ぐらいなのに、
私の左肩甲骨は指1本しか入らないほど背骨に接近してました。
腕の動かし方に問題があるのかも知れない、と言われました。

自分では全然気付かなかったこと、浮いた状態で正しい位置に治してもらい、
首筋の緊張も取れました。
首が前へ少し垂れている、もう少し後に引いた位置が正常だそうで、
私はあご引きすぎの癖があるようで、これも注意。

終わって、身体を温めたあと帰宅したのですが、もうぐったり。
一気に全身の疲れが吹き出してきた感じで、しばらく横になってました。
今日もまだその続き、午後になって、ようやく回復、
姿勢は大事、日常の動きはとても大切と痛感しました。

正しかった

2016-06-25 22:04:15 | 水泳
前記事に書いたこと、
関節可動域に余裕をもたせて動かす、
特にハードを泳ぐとき、
可動域を目一杯使わないで、ゆるみを持たせると、
いい感じでテンポアップが出来るみたい、
それを昨日のバック練習でやってみました。

いろいろなドリルのあとのハードスイムをこの感覚で泳いだら、
上体の動きがとてもよくなった、と言われ正解でした。
今までは力んで動きが悪かったけれど、
ハードでも少し楽に感じました。
いつも軽く泳ぐように、と言われますが、
軽く泳ぐにはどうしたらよいか、
それが少し分ってきたかな、という段階です。

それと姿勢、みぞおちを縦に引き上げる感覚で、と言われ
そのためのドリルをいろいろやったあとのスイムで
姿勢が今までより安定したように感じました。

でもキックがあまりよくなくて、特に蹴り上げの足先、
蹴り下げにつながる足先の使い方を、と言われてますが、
なかなか足先まで神経が行き届かず、だめでした。
いろいろ難しいです。

身体も頭も疲れました。
最近、疲れると身体以上に頭が痛くなって辛い。
気候、気圧のせいかもしれません。

長所が短所に

2016-06-21 22:02:31 | 水泳
昨日はクラブのプールで少しだけ泳ぎましたが、
身体が重く何をやっても上手くいかず、早々に切り上げました。
休んだ翌日は、よくこんな感じになります。

今日は朝9時過ぎから辰巳へ。
天気は悪いし、電車は遅れてるし、う~ん、と躊躇したけれど、
家にいるよりいい。
行ってみたら、水が冷たくて、とっても気持良かったです。
スタート練習もキックもドリルもスイムもたっぷり出来て満足でした。

私は身体がとても柔らかく、ストレッチなどみんなと一緒にやっていると、
柔らかすぎて気持悪い、とよく言われます。
股関節、肩関節などの可動域が広いので、自分の感覚以上に動いてしまう。
コーチによく動きすぎと言われますが、
どうしてそうなるのか最近わかってきました。

Flyは水面に両腕を置く感覚で入水しても、肩の可動域が広いので、
両腕は水面でも上体は水面下に入ってしまい、潜りすぎになってしまいます。
自分としては潜ってないつもりでも、上体だけ勝手に動いていってしまう。
それをいい位置で止めるのが、なかなかむずかしいのです。
普通の人は止めようとしなくても、肩の動きが限界でそんな風にならない、
とコーチは言います。
柔軟性が高く、関節可動域が広いのは長所のはず、それが
使い方が悪く限度を超えてしまい、短所になってしまってました。

今日はバックの練習をしながら、バックも同じだなあ、と思い、
入水からキャッチ、ストロークに入るところにゆるみ、余裕を持たせ、
すこしルーズな感覚で泳いでみました。
自分としては少し物足りない感じです。
でも、50mハードを2本、タイムを見たら、いつもより2秒近く速く
びっくりしました。
いつも可動域一杯に突っ張って伸び過ぎていたのが、
関節に余裕を持たせたことで、ハードのテンポがいつもより楽に感じました。

バックのコーチがコンパクトに泳げ、伸びすぎるな、とよく言ってるのは
こういうことだったのかなあ、とやっと気付きました。
これが正しいかどうか、金曜日に確かめてみます。

消えた言葉

2016-06-20 21:58:35 | 日記・つぶやき
あるブログを見ていたら、
若い頃、耳にしたBilly JoelのHonestyが紹介されてました。
YouTubeで聴くことができます。
歌詞の訳もあって、今の世情をあらわしているように思い、
しばらく繰り返し聴きました。

Honestyは誠実、正直という意味、
どこもここも裏に利権あり、オリンピックも利権の取り合い、
政治も何もかも、だれが裏で仕切っているのか分らない。
マスコミもそれは報道しない、だってマスコミも利権のかたまりだから。

♪♪Honesty is such a lonely word
Everyone is so untrue
Hoensty is hardly ever heard・・・♪♪
 誠実、なんてむなしい言葉
 誰もがあまりにも不誠実だから
 誠実という言葉を耳にすることすらなくなって・・・

一週間

2016-06-19 21:24:30 | 水泳
月、火と一人で練習して、水は身体を休ませる日、
木は基礎をやる練習会に参加、
金はバックのメニューをコメントをもらいながら練習する日。
土は金の復習を少しだけ。
今は金曜のバック練習が一番好きです。
質を目指すのが主目的ですが、量も週のうちで一番多く疲れるけれど楽しい。
日曜日は家事が主。
と書くと結構運動してるみたいですが、自主練は1時間ぐらい、
やりたいことをやって、嫌になったら切り上げる。
どの日も午前中ささっと行って、昼ごろから家でもろもろの用事をすませ、
あとは自分の日課に使う時間、そして日常の家事です。

時々、練習内容や気付いたことをここに書いてますが、
正直なところ、すごく恥ずかしいし、おこがましい気分です。
いい年したおばさんが、あんな練習、こんな練習といっても、
たいした泳力があるわけでなし、大会に出て、上位に入るわけでなし、
競泳知識、経験もなし、健康のための趣味水泳をやっているうちに
少し高じてしまった、というだけですから。

マスターズでも上位入賞者はそれなりにつながりが濃密で、
情報交換も盛んなようです。
指導料のこと、記録や大会のこと、コーチ業界のこと、会員それぞれのこと・・・

聞くところによるとコーチは、マスターズ界では実力者みたいなので、
コーチを通して聞きたくないことも耳に入ってきたり、
本人が私たち会員に、いろいろ問いかけてきたりして、
時に、あらまあ、こんな事を、水泳の世界って、と思うこともあります。

狭い世界だなあ、うっかりものを言うと、どこかに通じていたりして、
怖いなあ、と思ったり。
このブログもひっそり書いてますが、
私みたいなものでも、うっかりしたことは書けません。

変なことを聞く人

2016-06-14 17:00:44 | 水泳
久しぶりに辰巳でしっかり練習しました。
バックを泳ぎたい気分だったので、アップのあとずっとバック。
ドリルを1000m以上やって、スイム200を1本、
50を8本、最後に少しだけFlyの練習。

ずっと気になっている左手のプルの練習と、身体の締め、
骨盤が揺れないキックのドリルを50m単位でやっていたら、
プールサイドから「あなた何秒ぐらいで泳ぐんですか」と
中年の女性に聞かれた。

ドリルをやっているときは時計なんか見ないし、
人のタイムを聞いてどうするんだろう、
上から見てれば、だいたい泳いでいる人の泳力は想像できるでしょう。
しかも、朝9時台の辰巳は空いていて、団体貸切は1レーン、
スタート練習コース1レーンで、残り8レーンに一人ずつ。
私は「ゆっくり泳ぐコース」と表示されているところで
ずっと一人で練習してました。

「ゆっくり泳ぐコースですから」と返事したら、
「ここで泳ごうかどうか迷ってるの、距離泳ぎたいんで、
じゃまになるかな、と思って聞いたの」と。
「速く泳ぐコース」で、誰も泳いでないレーンが2本もあるので、
「向こう、空いてますよ」と言ったら、「あら、そう・・・」
と何やらブツブツ言いながら、そちらへ移動。
ああ、良かった、今日は最後まで一人で泳げて。
やっぱり辰巳は最高です。

J.マスターズが近づくと、こういう人たちが増えてきます。
なにやら自信ありげ?な問いかけが以前にもよくあったので、
またその時期だなあ、と心を乱されました。

つながる読書(19)

2016-06-12 21:46:52 | 読書


海音寺潮五郎の本、2冊。
小説ではなく史実に基づいた著者の歴史上の人物評とお城の話。
いつの時代でも、こすっからい小心者のくせに
権威だけ振り回す人間もいれば、
目立たずともしっかり時代を見ながら、善政をしいた人間もいる。
人間の本質は、時代とともにそう変わるものではない、
ということがよく分ります。

お城の話もそれを建てた人間に目を向けると、
いろんなものが見えてきます。
最後の山本兼一さんの解説に、
「日本各地には四万にもおよぶ城があったといわれている」
と書かれてます。

いろんなことがあって、今なにもできません。
考えられないようなことをしてしまうキチガイ老人と
あと何年同居することになるのだろう。
明日もその尻拭いをしなくてはいけないし、
やりきれない。

どうせ・・・だから

2016-06-07 17:27:55 | 水泳
久しぶりに朝、辰巳で泳いできました。
行く前に、やめようか、でも家に居たくない理由があって、とにかく出ようと。
ここには書けないけれど、もうほんとに嫌なことが継続していて、やりきれない。
我慢、我慢、もっと酷い状況におかれている人もたくさんいるのだから、
私なんていいほう、と思うことにしてます。

歩きながら、うつうつと考えてました。
今日はこれをやらなくちゃ、というのはとても嫌、負担、うんざり。
こういうふうに考えるから、行きたくなくなるのだ、
以前はそんなことはなかったけれど、最近はとにかくいろんなことが
めんどくさく、億劫で馬鹿らしくなって、腹が立ってくる。
腹を立てても、ぐっと押し込めてるから
ちょっとしたことにいらいらする、悪循環です。

どうせ頑張って練習したからって、速くなるわけじゃないし・・・
ならば、水に入って、やりたいと思ったことをやればいい、
キックだけやりたかったら、ずっとそれだけでいいし、
のんびりロングを泳ぎたい気分になったら、そうすればいい。
さて、何をやりたい気分になるかなあ、と思いながら水に入りました。

身体を慣らしながらスタート練習コースを見たら、誰もいません。
火曜の朝はいつもスタートコースで交互にタイムをとる屈強な若者3人がきます。
今日はまだ使ってなくて、アップをしているみたいだったので、
今のうちと、スタート練習をすることにしました。
上から8本、バックスタートを2本、ここで若者3人組が来たので私は切り上げ。

それからバックの左手のストローク練習をたくさんやって、
キックのハード、スイムのハードを2本ずつ、それで時間切れになりました。
ハードで足の指がつって、それからふくらはぎがつって、
タイムはまだまだ、やっぱり7月もまたキャンセルかなあ、と
思いながらプールをあとにしましたが、
こんな内容でも、行って良かったです。

流れをつくる

2016-06-04 21:42:09 | 水泳
上を向いて泳いでいると、喉がひりひりしてきます。
そのうち良くなるだろう、と思いながら、練習してます。
今週は一日おきに泳いで、身体の疲れ具合を探ってみました。
一日おきだと、身体は楽だけど、泳ぎ始めがうまくいきません。
なかなか身体が慣れてこないような、
でも、後半、疲れがあまり出ないのはいい。

昨日のバックの練習で、疲れてるわけでもないのに、
なんだか気持良く泳げなくて、なぜだろう、と思ったら、
見ていたコーチが、左手の入水からキャッチに無理がある、と
だから、こうして、ああして、といろいろアドバイスしてくれました。

自分の力以上の水をとらえて押そうと思っても、それは無理、
いい流れはできません。
流れを作る前に、自分の身体が水の量に負けて、くねってしまいます。
だから、適切な水の量とそれをつかむ場所、タイミングを探す、
そしていい流れを作り、それに乗っていく。
速く泳ぐには、速い水の流れを作る、
そのためにどういう練習をしたらいいか、
昨日はそんな話を聞きながら、練習しました。

と、書くのは簡単ですが、実際これはとても難しいことです。
これができれば最高でしょう。
自分の身体と力と技術に合う水の量、流れを作る、
そんなことができるのかしら、と。
こういうことは教えられるものじゃなく、
自分で探ってつかんでいくしかないでしょう。
練習って、だから面白いし、やりがいがある、
そう思うこともできます。

史実と創作と

2016-06-03 23:35:38 | 舞台・音楽
昨日はいつも参加している練習会がなかったので、東劇でMET・LV
ドニゼッティの「ロベルト・デヴェリュー」を観てきました。
休憩1回で3時間5分、深刻な内容で座って観てるだけなのに、
とても疲れました。
16世紀後半の英国を率いたエリザベス1世の晩年の恋、といっても
4人の男女の三角関係で、最後はみな大切なものを失って果てる。

生涯独身だった女王の69歳のときの片思い、
史実と創作と、オペラの世界は人間の心の中の中までを探ります。
インタビューで女王役のソプラノが、劇中9割は怒りの感情をこめて歌う、
人間、怒りには体力気力をものすごく使うものです、と言ってましたが、
喜び、笑いのない3時間でした。

でも、音楽に魅せられてぐいぐいひきつけられます。
主役が4人、ソプラノ、メゾソプラノ、テノール、バリトン、
その4人が超一流歌手で、ほんとにすばらしかったです。
中でもメゾのE.ガランチャの知的な美しさと声、
バリトンのM.クヴィエチェンの突き刺すような演唱は見事でした。

見終わって、いろんな思いがあふれてくるオペラでした。
最後の場面で「支配する者は自分のためには生きられない」と
繰り返し合唱が響きます。
英国史の王位継承と血の歴史はすさまじいものです。