1948年から

文句たらたらどうでも日記

良かった~

2013-11-28 21:31:58 | 水泳
   
真っ白なサザンカ(山茶花)はバレリーナの衣装のよう。
母と子の森の池にいつもいるサギ、なんというサギかは分かりません、白サギ?
新宿御苑で。

練習会に参加、
プールの都合で通常と曜日が違うので、参加者が少なく静か、
落ち着いて練習できました。

指導のことなど、最近、何回かここに書いてきましたが、
今日はとても気持ちよく練習できて、なんだかいろいろ書いたことに
反省というか、そんな自分に気がひけました。

普段は10人以上の日が多いのですが、今日は4人。
指導者の目が行き届き、一人ひとりに、泳ぐ前、1本泳いだ直後、
セットが終わった後、それぞれ的確なアドバイスをもらえました。

最後にスタート練習、
これも教えてもらったことがなかなか出来なかったのですが、
今日はいい角度で飛び込めて、ようやくという感じ、
「今の、すごく良かった」と初めて言われ、うれしかったです。

指導者も余裕があるからか、話し方も落ち着いていたし、
人数が少ないことで、追われたり、あせったり、順番を気にしたり
することもありません。
こうなっているから、ここをこうして、というアドバイスを
素直に受け入れられます。
出来てないことばかりでも、なぜか嫌にならない、分からなければ質問し、
修正しようと考えながら、丁寧に泳げました。

内容が濃く、量も3000mちょっとで、かなり疲れましたが、
精神的にいい状態で練習できました。

こんな日もある、いつもいいことばかりを望んではいけませんね。

秋、晩秋

2013-11-26 13:31:05 | 散策・小旅行
   

昨晩は窓ががたがた揺れるほどの風雨でしたが、今朝はまさに秋晴れ。
どこか行きたくなりますが、家でいろいろやってます。

日曜日、千駄ヶ谷で少し泳いだあと、線路の向こうを眺めたら、
新宿御苑の木々の紅葉が目に入り、ふらっと苑内を歩きたくなりました。
履きなれない革靴をはいてきてしまい、
約1万歩の散策で足が痛くなってまいりましたが・・・

千駄ヶ谷門から入って左へ、一番奥の母と子の森への道は、
赤、白、桃色のサザンカがこぼれるように咲いていて、きれい。
ラクウショウ(落羽松)もメタセコイヤ(和名:曙杉)も、天をつく大木で、
ここへ来ると、なぜか古代に舞い戻ったような感じがします。

春に来たときは、ラクウショウの気根(呼吸根)の周りに、
白いアマナの花がびっしり咲いていて、とても美しかったのですが、
秋は、風が吹くたび、ざざぁ~と茶色い葉が落ちてきて
ひとり物寂しくなりました。

左2枚の写真にあるように、地面からにょっきり突き出した気根、
みんな違う形と大きさで個性的、奇妙な光景です。

墓標のよう、とも表されますが、
いいなあ、これが誰それのでもないお墓なら。
みな死んで自然に還り、土になって、ときに地表ににょっきり出て、
深呼吸しながら今の世をうかがう、いいでしょう?

5回目のライブビューイング

2013-11-23 18:25:10 | 舞台・音楽
   
六本木ヒルズの毛利庭園です。
昨日、ヒルズ内の映画館でMETライブビューイングを見て、ここらあたりを散歩しました。
初めてのヒルズ、おのぼりさん状態で、どこに何があるのやらさっぱり分かりません。
警備員のおじさんに教えてもらって、映画館にたどり着きました。

若い頃、職場がこの近くだったので、お昼休みに食事がてらよく歩いてました。
それがどのあたりだったのか、思い出そうと記憶をたどっても全くわかりません、
とんでもないほどの変貌です。
ヒルズっというだけあって、この周辺は坂がたくさんあります。
鳥居坂、芋洗坂、暗闇坂など、上っていくと瀟洒な大使館の建物など、
以前は静かな道だったのに、今は商業施設が入り組んで、ごちゃごちゃ。
イルミネーションの季節なので、ケヤキ坂の欅の木にも、植栽にも、
上の写真の毛利庭園の池にも木々にも、
そこらじゅう電飾コードが巻きつけられて、かわいそうです。

METは2013-14の新シリーズが始まりました。
昨日はショスタコービッチ「鼻」のオペラ、演出がものすごく凝っています。
こういう芸術家って、どれだけ才能があるのか、と、うなってしまいます。

ゴーゴリ原作の「鼻」、ある日起きたら自分の鼻がなくなっていて、
さあ、大変、という、何がなにやらさっぱり分からん、不可解喜劇?
原作は昔読んだ記憶があるけれど、忘れてました。
帝政ロシア時代の役人の話、皮肉やら自分では意識していない自分が
一人歩きする、それにあわてる自分、それと当時の社会背景がからまって、
本当はいろんな意味を含んだ作品です。

見ているほうは、最初から最後まで何?何?何?の連続、
後半になって、ようやく引きずり込まれて、終わってみれば、
わあ、面白かった、不可解部分はあっても、いい感じの楽しさを味わいました。
だって、オペラの出演者が「何がなんだかさっぱりわからん」て言いながら、
すばらしい歌唱を響かせるのですから、こんなおかしさは初めてでした。

ゆらゆらプカプカ

2013-11-21 21:39:51 | 水泳
   

左は秋の京菓子、先週のお土産でした。

右は私の趣味の一つ。
10年ぐらい前にセールで買ったツイードのコート。
あまり着ないので、全部の縫い目をほどいて、ばらばらの生地にして、
冬のスカートを作る予定です。
いらいらしたり、ふさぎ込んだりすると、変な趣味だけど、
よく、こうして古い洋服をほどいて再生したくなる。
ほどくのに時間がかかりますが、なぜか没頭してしまい、
これで何かを作る、と思うと、得した気分になるんです。

辰巳も千葉も使えないので、千駄ヶ谷で泳いできました。

泳ぐ前に、今まであまりやらなかった水中運動をやってみました。
昨日、これをやったあと泳ぎ始めたら、いつもより身体が軽く、
身体そのものの解放感を味わえたので、
今日も30分ほど遊泳エリアでゆらゆらしました。

きっかけは水中複合多関節運動の冊子を入手したこと。
来月はじめにこの講習会があるので、参加する予定です。

正しくは講習会を受けてからなのですが、
対角らせんの動きや、背骨の動き、股関節から脚、足首、
足指のグーパーと足底の屈曲など、
出来そうなものをやってみてます。

付し浮き、背浮きで背骨の屈曲、伸展、
でんでん太鼓のように上半身と下半身の捻転させる動き、
ヤモリのようにくねる側屈運動、すべて四肢と体幹が連動します。

水に浮いてゆっくり進みながらこういうのを繰り返しやっていく。
雑多なことは忘れて、身体を解放していくと
心まで解放されるようないい気持になります。
初めての感覚でした。

なにもかも×

2013-11-19 17:52:57 | 水泳

シュウメイギク(秋明菊)ですが、もうそろそろ咲き終わり、東慶寺で。

千葉国際で練習会に参加してきました。
好きな種目で練習していい、という日だったので、バックで泳ぎました。
が、種目以前に自分の運動神経のなさに、ひどく落ち込んで、
途中、もうどうでもいい、もうやめようかなあ、と思いながら終えました。
距離は1時間半で2200、それにスタート練習と普通の水面けのびと水中けのび。

ぐちのオンパレード、と思われるでしょうけど・・・
ほんとに何をやってもだめ、自分でこれはだめだ、と思える部分と、
自分としてはしっかりやっているのに、指導者から見れば、全然出来てない、
という部分、結局、全部だめ、という訳です。

もう少し若かったころは、出来ないなら頑張って練習して、
絶対出来るようになろう、という意欲が沸いてきたのですが、
最近はそういう気持がどんどん小さくなってしまう。

何も練習せずに参加して、不出来なら仕方ないけど、
ずっと練習会参加、復習自主練、自分なりのトレーニング、泳ぎこみ、
そして参加というようなサイクルでやっていて、
全然だめ、という烙印を押されると、もうやりようがないじゃないの、
自分はがんばってもこんなもの、と思わざるをえません。

何がだめって、私には軸がない、だから姿勢も決まらない、
だからそれに足や手をつけても上手くいくはずがない。
泳法以前のことです。
泳ぐ姿勢はもちろん、立っているとき、歩いているときも。
終わってストレッチしているときも、首の位置がおかしいとか・・・
正直、うんざりです。

熱心な指導者で、細かい部分まで一人ひとり指摘してくれます。
でも口は悪い、心は悪くないのはよくわかるので、指導を受けているのですが。

投げ出したい、なんでこんなストレスのたまる練習をお金をかけてやっているの、
と自分でも思うけれど、投げ出してしまったらお終い、
失うものは大きいでしょう。

自分は本当に下手くそなんだ、ともっともっと自覚することか、
そうすれば、何を言われようと、落ちるところはないでしょう。
それとも、何か一つだけ、それだけを集中的にがんばるか、
死ぬまで、元気なうちに、どこまでできるようになるかやってみるか・・・


プラス?マイナス?

2013-11-15 20:01:25 | 水泳

ホトトギス(不如帰)です。
東慶寺のホトトギスは品のいい、柔らかな色合いです。

マイナス思考、後ろ向きな発言はしないで、と今習っている指導者がよく言います。
言った本人は、自らのモチベーションを下げることになるし、
同じ場で練習している仲間のそれも下がるから悪影響です、と。

競うスポーツでは、確かにそうだし、
いつも前向きに行動するのはいいことだと思います。
でも、現実はそうもいかない、と私は思うのです。
それで貫くことはできないでしょう。

腹筋やら体幹トレーニングを頑張ってやっています、と言った人に、
「やってるわりには、ちっとも出来てないじゃないの」って思わず言った指導者。
もっとしっかりやれっていう励ましかもしれないけれど、
言われた方のモチベーションは下がるでしょう。
私もそれに近いことを言われて、一時期へこんでました。
以後、何も言うまい、と決めました。

プラス思考をモットーにしている人が、相手にはマイナス思考の意見を言う、
本人は気づいてないかもしれません。

大人の指導はとても難しいし、年の差、泳力、技術の差からくる人間関係、
それに、誰でもが持っている人として最低限のプライド、
そんなことすべてを考慮していたら指導なんて出来ないでしょう。
習うほうも、それは承知の上です。
でも、と言いたくなってしまう、
人、大人としての何かが・・・

今日は練習会に参加したのだけど、重たい気分でした。

出来ないのもいいかも

2013-11-13 22:07:25 | 水泳
 

左はタカサゴフヨウ(高砂芙蓉)、薄い花びらの可憐な花、初めて見ました。
右はジンジャー、生姜の花。
東慶寺で。

ずっと前に所属していたスイミングクラブのコーチが、
「上を見ればきりがなし、下を見てもきりがなし、あなたより上手い人は
たくさいるけど、あなたより下手な人もたくさんいるんだから、そうくさらないで・・・」
なんてことを言ってました。

今思い出しても、こういうのはあまりいい感じはしません。
上だの下だの、実際、教えていれば一目瞭然でしょうけど。

もうちょっと若い頃、といっても50代のころは、こういうのがとても気になって、
くやしかったり、落ち込んだり、屈辱的、自虐的に受け止めてました。

昨日参加した練習会でやったFrの基礎、
説明はとてもよくわかるし、なるほどと納得、が、いざやり始めると、
全然できないし、水に浮かぶと、あれれ、と動きが分からなくなる。

いろいろ注意やアドバイスをもらっても、動きが修正できません。
コーチも、これは時間がかかるわね、と。

時間がかかる、それでいい、と最近は思えるようになりました。
今日も一人で朝、辰巳で練習、一つ一つ思い出しながら、
ワンストロークごと、気をつけながら泳いでいるうちに、
もしかしたら、こうかもしれない、と思えるポイントも見つかって、
もどかしいけれど、面白かったです。

やっていたのは入水時の肩甲骨の動かしかた、
入水してすぐのキャッチ時の肘の緩め方と場所、
ストロークロードの肘と前腕の動かし方、そのときの体幹の固定。
どれも昨日、出来なかったこと、今まで、間違って泳いでいたことです。

出来ないのも、またいいかも。
出来るようになる練習をしていくのは、結構やりがいがあるから。

2時間半

2013-11-08 22:12:27 | 水泳
      

東慶寺の花の続きです。
左:キッショウソウ(吉祥草)、花が咲くと、その家にいいことがおこる!
中:ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)の花と紅葉がきれい。
そして笹竜胆。

今週は千葉国際も辰巳も一般公開はなし、
なので、久しぶりに千駄ヶ谷の東体プールで泳いできました。
辰巳や千葉のように、朝一でも一人1コースなんて贅沢はここではあり得ません。
相変わらず人が多いです。

明日はお休みにして、今日はFlyとバックをしっかり泳ぐつもりでしたが・・・
バタフライのキック、ドリル、スイムと進めていく途中、
急に右肩がぎくっ! 肩というより上腕の筋肉が引きつったような感じ。
悪化させるとなかなか治癒しないので、バタフライは中止。

無理するとろくなことはない、というのは何度も思い知っているので
あとはバックのキックを何本かやって、お終いにしました。

帰り支度をして出口に向かう途中、マッサージチェアがあいていたので、
座ってきました。
マッサージチェアも新しくなって、以前のものよりずいぶんきめ細やかで
いい気持でした。
2時間半で600円、元は取れたでしょうか。

紫色

2013-11-04 21:01:41 | 散策・小旅行
      

ササリンドウ(笹竜胆)が咲き始めた北鎌倉東慶寺へ行ってきました。
曇天、午後は晴れの予報に期待して出かけましたが、今にも雨が降りそうでした。

毎年のように行っている東慶寺ですが、
最近、井上ひさし『東慶寺花だより』(文春文庫)を読んで、
このお寺の持つ歴史に、今までと違った興味をそそられました。

離縁を求める女性の駆け込み寺として有名ですが、
江戸時代、ただ駆け込めば救われたか、というと、そんな単純なものじゃない、
というのがよく分かります。
身に付けている物を寺の境内に投げ込む、それが最初の一歩です。
それから段階を踏んで、今でいう関係者による調停ごとを経て、
寺に保護される、その後もどういう身分で寺で修行するのか、
期間は、戒律は、いろいろあります。
時代背景を思えば、ある意味、合理的な制度だったのかもしれません。

ササリンドウは鎌倉市の花です。
山門への階段の両側にびっしり花が咲いて、紫色に染まるのですが、
今日はまだまだつぼみが多く、開花しているのは少数で、
陽がさせば、いっせいに花開きそうな気配でした。
来週あたりはきっと花盛りでしょう。

瑠璃色の野葡萄の実がとてもきれいでした。
微妙な色の変化は宝石のようです。

キックが

2013-11-01 22:17:08 | 水泳


私がソファに座ると、待っていたように走ってきて、ピョンと膝の上にのります。
かわいいし、うれしい。
秋、肌寒くなってくると、犬の暖かさがほんわかと心地いいです。

練習会に参加、疲れました。
メニューの前半に、25mのマックス泳4本のすぐ後、
その勢いのままハードキック50mを6本、1分30秒で、というのがあって、
できるかしら、だめだろうなあ、と心配しました。

私は全部バックで泳いだのですが、
辛かったけれど、いつもよりキックのタイムが良くて、少し驚きました。
マックス泳の集中をそのままキックに、というのは、とてもいい練習です。
自分では、思いつかない練習、やっぱりコーチってすごいなあ、と思いました。

バックの速い人たちは、みんなキックが上手くて速いです。
私はキックが遅いので、なんとかしたい、と練習はしているけれど
そう簡単に速くはなりません。

よくコーチがキックの速い人を指して、
「あの人はほんとにいいキックを持っている」という言い方をします。
そういうのを聞くと、キックって先天的な素質の占める部分が大きいのでしょう。
無いものねだりをしても始まらないけれど、
今日はほんのちょっと私のキックにも進歩があったかもしれません。