1948年から

文句たらたらどうでも日記

日曜日のプールは

2016-07-31 21:53:45 | 水泳

ハンゲショウ(半夏生)豊洲の湿地で。

都知事選投票を済ませたその足で、スポーツクラブへ。
日曜の午前~昼はプールの半分を使って、マスターズの練習会をやってます。
できるだけこの時間帯は避けて、と思っても、今日は仕方なし。

自分が最近大会に出ないせいか、こういうスポーツクラブ内の水泳同好会の
練習風景は、あまり好意的には見られなくなってます。
ああだ、こうだと、わいわい言いながら、みんなと一緒に同じことを
競い合いながら練習するのは嫌い。
いつも一人で黙って自分で決めたことをやって、もういい、と自分で思えば
それでお終い、プールから上がってストレッチして帰る。
そんな人付き合いの苦手な私だから、余計にそう思うのかもしれません。

まして、マスターズ大会なんて全く興味ない一般の会員さんたちにとっては、
なんでこんなにしてまで、と思ってるようで、クレームもあるらしい。
大きなパドルやフィンの道具類、飲み物などがプールサイドに散乱、
すぐ隣のレーンは波がひどいし、パドルで引っかかれそうで使えません。

健康のため泳いでいる人、私のように少し練習っぽいことをやっている人、
歩くの専門の人、そういうごく一般的な人たちと、練習会参加者との間には、
優越感と無関心、深くて広い溝のようなものを感じます。

そんな状況だったので、30分以上水中歩行して下半身を鍛えました。
ゴムチューブを膝上に巻いて、昨日、書いたバックキックの筋トレや、
水中スクワット、横歩き、大またで一歩一歩ランジしながら前進、
スカーリングを入れてみたり、水中でやれることはたくさんあります。
ちょっとやりすぎて、右の殿筋がつりそうになったのでやめました。

少し泳いでお終い。
明日、辰巳で泳ぎます。

やっぱり毎日地道に

2016-07-30 17:52:43 | 水泳
 
ミソハギ(禊萩)、盆花と言われている花、豊洲の水辺で。

昨日、千駄ヶ谷の長水プールでバック練習のあと、
ストレッチをしていたら、すぐ近くのベンチに座っていたTさんに
柔らかいわね、と声をかけられました。
少し前にここに書いた70代のバックオリンピックスイマーです。

他に誰もいなかったので、この前みたキックのことをお話したら、
「そう、あれが私の命なの。あれがあったから、やってこれたのよ」
ときっぱり!
そして脚を伸ばして「これよ、大きいでしょ」と見せてくださいました。
形がはっきり分るほど、しっかり筋肉がついてます。

「筋肉は年齢と一緒に落ちる一方だから、トレーニングは必須」と。
大腿四頭筋(太腿前面)を指して「バックキックはここを使うの。
だからここを鍛えなくちゃだめよ」と。
チューブを足先にひっかけて、太腿の筋肉でピ~ンと膝を伸ばす、
それをやりなさいって、言われました。

見ず知らずの私に、気さくにいろいろ話してくださって、うれしかったです。
年齢的にずっと上と思ってましたが、よく考えたら、私と5歳と違わない、
私もあと1年半で70ですから。

ベンチプレスを何キロ上げた、などというのもすごいことだけれど、
やっぱり毎日、地道に継続することが大事。
私はここのところずっと家で少し太めのゴムチューブを使った筋トレと
ストレッチを毎日やっています。
手軽にできるので、空いた時間、朝夕、寝る前など、結構回数もこなせます。
ジムに行くのもいいけれど、支度して、荷物を背負って、となると、
ついついおっくうになってしまう。
どんな方法でも、水泳だけでなく、自立して生活していく上で、
これは続けなくちゃ、と思いました。

潜ってる?!

2016-07-26 21:50:53 | 水泳
辰巳で朝、泳いできました。
7、8月は一般公開が少ないので貴重な日。
夏休みなので子どもたちや、ジュニア選手で一杯でした。
更衣室の床は濡れたまま歩く子どもで水浸し、荷物散乱。
モップで拭いていても、よけようともしないし、ありがとうとも言いません。
このおばさん、何してるの、もしかして掃除のおばさんに見られたかも。
仕方ない、きちんとした子どもも中にはいますから。

いろんなことがあって、ずっとやる気が出ないまま、ぐずぐずしてましたが、
今日はしっかり泳ぎました。
考えてても何も解決しない、動いてるほうがいいです、動けるうちは。

一年間やってきたフラットに泳ぐバタフライの練習が先週終わり、
最後に言われたのが「潜り過ぎよ」って!
いつも思うのだけど、指導者として、もう少し次につながるような言葉掛けって
できないものかしら。

フラットまではとても無理でも、潜らないFlyを目指して練習してきたのに、
最後の最後の評価が潜り過ぎって、ほんとにがっかりしました。
ビデオで自分の泳ぎを繰り返し見ても、そんなに潜ってない、と思うのだけど。
水面を滑るように泳ぐというのがコーチの理想でしょうが、
とてもとてもそこまでは無理です。

失格になるほど全身が潜ってしまうFlyはもちろんだめだけど、
200Flyを泳ぎたい、と思っている私には、フラットばかりを求めるより、
一年間やってきた基礎をもとに、自分に合う泳ぎを見つけるほうがいい、
今日はそのための練習をしました。

キック6*50、スイム10*100(行きはFly、帰りはBaで流す)
時計を見ながら、どう泳げば何秒で、楽か辛いか、いろいろ試しました。
10本目のFly50は、50m手前で力尽きそうになりましたが。
泳ぎこみは大切、ドリルも大切だけど量も大切です。
これから1年、バックとFlyを泳ぎこんでいきたいと思ってます。

つながる読書(20)

2016-07-20 22:25:24 | 読書


(ずっとマウスで画面操作してましたが、故障?寿命かも。
指でスクロールしたりの操作に慣れてなくて、やりづらい、
とても億劫です)

練習に行ってもすぐ疲れてしまいます。
身体の疲れの前に、気力が失せて、ああ、だめだ、と思ってしまう。
無理しちゃいけない、というのは正しいけれど、無理まで行く前に、
止めてしまって、なんとも情けないです。
同世代の水泳仲間には、大会にも出続け、ほんとに気力体力共に
充実した人たちがいますが、すごいなあ、と感心しきりです。
どこからああいうやる気、頑張りが出てくるのでしょう。
それとも私がだめすぎるのかもしれない。

谷本道哉『学術的に「正しい」若い体のつくり方』中公新書ラクレ
副題に「なぜあの人だけが老けないのか?」とあります。
老けない体つくりには、筋トレと食事だそうです。
筋トレもジムでマシンを使って、じゃなくて、もっと手軽に家庭でできるもの、
例えば、ラジオ体操を正しくしっかりやる、歩く、階段歩き、
階段は上るよりも降りるほうが筋トレ効果大だそうです。
筋トレ関連は、期待したほどではなかったけれど、食事についての解説は
とても参考になります。

梶本修身『すべての疲労は脳が原因』集英社新書
某ブログで書評を読んで、買いました。
疲労の正体は脳、疲れているのは体じゃなくて、脳だった!
と帯にあります。
その実験データがいろいろあって、なるほどと思うけれど、
疲労感を感じるのは確かに脳だけれど、
脚やら腕や背中などが疲れて痛くなったりするのも、脳が察知して、
という前に、実際使いすぎて動かなくなったりしますが、どうなんでしょう。

でも、この本は読んでとても良かったです。
乳酸についての誤解、脳の疲労を軽減させるにはどうしたらよいか。
食べ物のこと、生活習慣、環境のことなど。
鶏の胸肉に多く含まれるイミダペプチドというタンパク質が
脳疲労をとるのにとても良い、とあったので、
最近、鶏の胸肉をゆでて常備しています。
ゆで汁はスープとして美味しいし、なにより安価ですから。
このタンパク質は加熱しても壊れないすぐれものだそうです。
今まで敬遠していた胸肉、毎日食べてます。

映像は正直

2016-07-15 21:57:08 | 水泳

このハマボウを撮った日は、梅雨にしては珍しい青空でした。

久しぶりに自分の泳いでいる姿(Fly)を撮影してもらいました。
こう泳いでいる、という思い込みと実際の泳ぎは違っていて、
あれれ、と思う部分もありましたが、映像は正直です。
欲張らない、という意味で、今の段階では、まあまあかな、と納得。

修正点がよく分ったので、いい方向へ直せるよう練習したいです。
やっぱりまずはキックと姿勢です。
タイミングは合っていると言われました。
アップキックは太腿の裏側、ダウンキックは前側の筋肉をもっと意識する、
背骨から首、頭頂部までのラインを真っ直ぐに保ったまま泳ぐこと。
短い距離でテンポを上げて泳げるように、身体を慣れさせること、などなど。

動画を見ていつも思うのは、
泳いでいる本人が感じるスピード、テンポより、
実際はずいぶんゆっくりに見えることです。
今回も、なんだか重い泳ぎで、鋭さや軽快さは全然ありません。
まだまだですが、方向が見えてきたので、練習が面白くなりました。

Flyの基礎を1年間、週1で続けてきましたが、
泳ぎが変わった、上手くなったとコーチに言われ、少しうれしかったです。
もちろん一年前の自分比での進歩ですが。

転んだ

2016-07-11 22:00:45 | 水泳

ハマボウ(黄槿)の花盛り。豊洲で。

今週は変則日程で午前中にバック練習。
昨日のタイヤの例えで言うと、四角とは言わないけれど、
丸くても空気の抜けかけたタイヤで、いびつな流れしか作れなかった。

コーチの評は、少しずつ確実にベースの泳ぎはできてきたけれど、
速く泳ぐ、丁寧に距離を泳ぐ、その泳ぎわけや技術、身体の使い方は
まだこれからなので、メニューにそういう要素を入れている段階、
ということ。

基礎ができつつある感触は自分でも分るけれど、その一歩先、
もう少し進歩した段階かなあ、と欲目に見ている自分もいて、
少々がっかりしました。
そんなに簡単に進歩するはずはないし、本当の意味で上手くなるのは大変です。
これならば、と真に自分で納得できる泳ぎのレベルを目指したいです。

昨日、参議院議員選挙の投票に行く途中の路上で、派手に転んでしまいました。
歩道のちょっとした段差に履きなれないサンダルのつま先をひっかけて、
おっとっとと、一瞬踏みとどまろうとしたけれど、バランスを崩して横倒れ。
右肘と右膝を擦りむき、右腰と右肩を打撲、たいしたことはないけれど、
女の人が一人後ろから見ていて、びっくりしてました。
恥ずかしかったし、痛かったし、しまった、と思ったけれど、
まあ、このぐらいですんで良かった!
年のわりには普段、鍛えているから、と秘かに自負。

一夜明けて今日、擦り傷は気にならないけれど、右腰骨付近が少し痛い。
右腕も違和感あり。
言い訳はしたくないけれど、今日の不調はこのせいかもしれません。




四角いタイヤ

2016-07-10 17:40:08 | 水泳

アガパンサス、豊洲運河遊歩道で。

先週のバック練習のとき、最後のほうのハードスイムで、
私の泳ぎは少しあばれている、流れが乱れて非効率、
それを転がるタイヤに例えると、という話になりました。
四角いタイヤと丸いタイヤでは、丸いほうが滑らかで効率的なのは当たり前。
水の流れも同じで、私がタイムを求めず丁寧に泳いでいるときは、
丸いタイヤだけど、ハードスイムでは四角いタイヤになる。

力を入れたところで引っかかる、流れる、また引っかかる。
言われればその通り、四角とまではいかなくても六角形ぐらい、
つまり角があるということです。

流れを作るのは難しいし、技術が必要ですが、
力そのものがそんなにないのに、自分の力以上のことをするのはだめですね。
分っていても、頑張る気持がそうさせてしまうようです。
自分の力の範囲内で軽くリズムよく泳ぎたいです。

同じプールで、バックの世界記録を何回か出して、
ローマ五輪、東京五輪も?に出た女性が泳いでました。
有名な方です、もう70歳代、ずっとマスターズで活躍されてます。
同じレーンだったので、後から潜って見てましたが、
キックは思ったより大きな幅で、両足のしなりが見事!
まるで柔らかい材質で出来たスクリューのようでした。
プールサイドに立っている姿勢はあまり良くなかったけれど、
両脚のふくらはぎの筋肉がしっかり盛り上がってました。

心の健康を優先

2016-07-08 18:04:37 | 心と体
いつも練習会で一緒に泳ぐ同い年の友人、膝が悪く治療中ですが、
できることをやろう、とコーチに別メニューで指導してもらいながら
参加しています。

先週はお休みでした。
昨日、会ったら、友だちと屋久島の海で泳いできた、と。
とってもきれいな海で、シュノーケルとフィンをつけて遊泳したそうです。
どうしても行きたくなったので、思い切って行ってきたけれど、
行ってよかった、すっきりした、と楽しそうに話してました。

膝が悪いので負荷のかかるフィンは練習会では使わずに泳いでます。
でも海ではフィンスイムがしたかった、膝に良くないのは分っていたけれど、
フィンをつけて魚たちを見ながら泳ぎたかったの、と。
やっぱりまた少し悪くなったみたい、と言ってましたが、
表情はすっきりです。

彼女もいろいろコーチに言われ、思うように出来なくて凹んでました。
練習会で凹んでいてもつまらない、いつか出来るようになるさ、
くよくよ考えないで、やりたいと思ったことをやってきちゃった!
ああ、すっきりした、ということ。

少々の膝の悪化より、心の健康を優先したのです。
自分の水泳は自分で決める、いいなあ、こういう行動力。
今の私にはこんな旅行はできないけれど、
違うやりかたで心の健康を得たい。

不出来

2016-07-07 21:22:04 | 水泳
Flyの練習会に参加したけれど、今日は不調、不快、不出来、
途中でやめて帰りたくなった・・・
時計を見つつ、あと何分の辛抱と最後まで粘りましたが。

こんな日がたまにあります。
メンバーによる、なんてことを言ってはいけないけれど、
人数が多かったり、個性的な人がたまに来たりして
いつもと違った雰囲気で、練習の進行に、あれっと思う場面があったり、
そんなことで狂ってしまう自分はだめだなあ、と
終わってから反省しました。

先週はFlyのストロークも良くなって、キックとのタイミングも合っている、
と言われたので、忘れないように自分でも練習してきたのだけど、
今日はずれていたみたい、その指摘がどうしても納得できませんでした。
ちょっと変則なドリルだったので、合わせるのが難しかったし、
なぜこうなるのか、説明を聞いてもよく理解できませんでした。

しかもサークルタイムが短かったので、説明を聞いて理解して、
じゃあ、こうやってみよう、と考える時間がありません。
ドリルは考えながら丁寧にやりたい、といつも思うのだけど、
なぜか余裕のない設定になってます。
せっかく基礎を学ぶ練習会なのに、何秒で何本、
この意図が分らない、けれど聞けない雰囲気です。

サークルタイムに遅れることなく泳ぎはしたけれど、
とっても不快、こんな練習嫌だなあ、と泳ぐのに飽き飽きしました。

今「疲れ」についての本を読んでます(読了後にここに書きます)。
その中に、飽きる、というのは脳の疲れのサイン、とありました。
運動による筋肉の疲れは、脳の疲れなのだそうです。
量的にはたいして泳いでないので、今日の不調はこれのようです。

裏側の意識

2016-07-04 21:36:49 | 水泳
身体の前面は意識しやすいけれど、背中側は見えないし、
泳いでいても意識しにくい、
でも、最近、背中側、裏側がとても大切ということに気付きました。
前から言われていることなのに、自分でそうだ、その通りと納得するまで、
何事も時間がかかります。
ほんとにそうかなあ、と半信半疑でやっているうちは、
なかなか取り組まないし、改善できません。

Flyを練習していて、上腕の裏側でも水を押す、と言われました。
やってみると、確かにたくさん水があたっています。
今までは肘下から前腕の内側、手のひらまでしか意識してなかったので、
最初言われたときは、ええっ、何?っていう感じ。
先週、上腕の裏側で水を押す練習をたくさんやって、なるほどと実感。
身体の後ろ側、裏側は感覚が鈍いし、水感となるとさらに鈍い。
クロールでもバックでも同じと言われましたが、水を感じる意識は難しい。

もう一つ、バックキックでも同じことがありました。
私はアップキックが強くてダウンキックが弱い、もっとしっかり
水を押さえなくては、ということ。
膝裏から太腿裏で水を押す、これも水感が鈍くてなかなか大変です。
今日はその練習ばかり、クラブプールで午前中過ごしました。

片方がアップキックのときはもう一方の脚はダウンキックなので、
ダウンキックするほうの脚に意識をおいてキック練習、そしてスイム。
いいタイミングでしっかりダウンキックが入ると、進みがいいみたい、
もしかしたら私のバックキックが遅い一因はこれかもしれません。」

ハードキック25mのタイムはいつもと同じでしたが、
ダウンキックを意識したハードスイム25mは
1本目だけいつもより速かった、2本目は意識できず、
タイミングも合わなくてだめでした。