自然はともだち ひともすき

おもいつくままきのむくままの 絵&文

春が来て

2021年02月13日 | 絵と文
      

久しぶり雪国の風景をいやという程満喫させたから
そろそろ待ち焦がれたあったかい春が出番です!!


雪が溶けて黒い大地が顔をのぞかせた公園に
工場直販のケーキ屋さんがやってきました。


日頃関心のないスイーツなのに
ふらっと吸い寄せられちゃったのも
冷たく厳しかった冬の日々の反動でしょうか


甘酸っぱいレモンの風味のチーズケーキと
雪解けの味カタラーナも欲張って買いました


昨夜我が子の透析の痛みを思い泣いたのは誰だっけ

ごめんね
言われた通りちゃんと美味しいもの食べてるよ。



今夜また悲しいことなどはさっさと通り過ぎてゆきますように。

令和2年

2020年01月11日 | 絵と文
   

太郎にお付き合いしている女性が出来ました。
近いうちに連れてくるからね、と約束しながら
私はまだ彼女の顔さえ知らないのです。

写真は持っていないというので
大切な人の写真位肌身離さず持ち歩きなさいよ、と言いましたら
これはどう?
彼ニッコリ笑って肌身離さず持ち歩いている携帯を開きました。

まぁ、 押せども押せども彼女の写真やツウショットがずらずらずらと…。
何だか絵に描いたような美男美女もいます
呆れるやら感心やら、したのは私一人でみんなケタケタ笑うのでした。

なるほどね
まさに時代遅れなんだ  でもね
ひとり住まいの外出嫌いが携帯持ってもあまり意味ないもん
このパソコンだけで十分だい。

それでも覚束ない手探りで
たっぷりとふたりの百面相を堪能しましたよ
堪能しながら
(いい加減にしたら?
(これじゃぁ新鮮な驚きとは無縁な新婚生活になるだろうなぁ
(それこそが余計なお世話!!



最近の婚活事情って、みなこんなもんですかねぇ(@_@。

いくつになっても可愛い太郎の話です。



13日の金曜日

2019年12月13日 | 絵と文


激しい腹痛に飛び起きてトイレに駆け込みました。
こんなのもありなんだ!
夜中の1時は魔の時刻。
この7か月間毎夜の招かざる訪問客は形を変え品を変え。

一昨夜は口中が火傷と錯覚するほど乾いて
くっついた舌を剥がすには粘膜までぺろっと破れるかと思い
その前はひりつく舌に触れる歯がみんな刃物と化し
そのまた前の前の夜は…もう思い出せない。

それにしても昨夜の腹痛には参った
トイレから出るに出られず、早朝4時までなんと十数回、ですよ。
暖かい日中でしたが朝の冷え込みは強く
室温を真夏並みに上げ布団に潜り込んでも
異常なほど体が冷たくなって震えが止まらない。

エビみたいに丸くなってガチガチ言ってるオba~ちゃん
ひとごととして表現するなら,
何だかぶつぶつつぶやいて
ときには、笑ってるんじゃないの? イヒヒヒ、って。

不思議なことに日中痛みはあまりなく
人前ではニッコリできるオba~ちゃん
狂ってしまったサイクルが何とか元通りになるまでは
合点して能天気にやり過ごすしかないみたいです。

熱いお茶を沸かして飲み、
朝刊は見出しだけに目を通し
再び布団に潜り込んでから、思わず笑ってしまいました
今日一面の日付の下
13日の金曜日、とありました(◎_◎

イ、ヒ、ヒ、ヒ

ヤバい夏

2019年08月09日 | 絵と文
   

私にとってはがやがやと騒々しいだけのお笑い番組
正味50分足らずの枠内で、連発されたのが参加タレントの「マジ?」と「ヤバイ!」
その度大きく赤い文字に誇張されて字幕で踊ります
はじめは面白がっていても、ワンパターンで度重なると聞き苦しくついにバカらしい。
あぁあ~暑苦しい夏。

時代遅れと嫌われちゃっても、難聴のba~さんには通じません 
幸い言葉選びは自由な時代、好きにモノ申して構わないわけだし。





実はもう二月あまり、舌の一部ににひりひり感があって夏の夜が長いのです。
大分つらい思いを重ねながらこんな素人判断に行き着きました。
30年前治療した虫歯が変形して尖り
ピリッとするのは舌がそこに触れる度小さな傷を作って痛むのだろうと。

ところが行きつけの歯医者さんは診察治療を重ねた後おっしゃいました。
「これ以上手当のしようがないから、気になれば他で見てもらってください
別の診療科でも歯医者さんでも」

舌ガンとか心配しているみたい?
かなり長いこと舌の痛みが続いているのだから。
でも自己判断でははっきりチャウ! ・・・なので一向に危機感が湧きません。


あ、この状況、現代語でいうなれば
マジ?  チョーヤバイ!  ですよね。
  
   (ヤッタ!) w(☆o◎)w 



歯医者がやぶか
 
私がアホか 
 
果たして真実はどっちなんでしょうか?

冬薔薇

2019年02月09日 | 絵と文


久しぶり雪になりました。
あいにくその日は病院行き予約日です。

只でさえ出不精の私、散々迷ったあげく
これも天の定めと覚悟を決めて
羽毛のコートに毛の襟巻、冬帽子、冬手袋と重装備。

白い外界に一歩踏み出してみれば、
視界と繋がった頭の中がひんやりと冴えてきました。

雪道を子犬のようにじゃれて飛び回った、あれは十代
絶え間なく舞い散る雪を飽かず眺め、ときを忘れたのが三十代
二月の凍る窓に貼りついて、雪一色の世界に情感を深めた五十代…

そしてその延長の現在は…
なんとまぁ、このいでたちだけ見てさえ重たいこと。


   ☆………☆………☆………☆………☆ 


帰路、家が見えてきて、やれやれ。

一息ついたところで出会った人がMさんでした
そして思いがけず大きなバラの花束を頂いたのです! ♡♡

で、勇ましく我が家へ凱旋 ○(^-^)oイエイ♪
それからあとはご想像にお任せです (ღ♡‿♡ღ)



    (日本画「冬薔薇」麻紙岩彩100F)

朝からグルメ

2018年12月08日 | 絵と文
   

朝の目覚め、浮遊していた心と体に現実が戻ってくる一瞬
真っ先に思い浮かぶのは何でしょう。

子供のころのことは一切覚えていません。
多分どうやったら固い雪道を転ばずに学校へ行けるだろうか、とか
昨日行った本家の仏壇に供えてあったお菓子美味しそうだったな、とか
今日の音楽の時間何とかすっぽかす方法はないだろうか、とか
さしあたってここら辺は頭の片隅にあったでしょうけど。

記憶に残るのは大人になってから。
離れて住むようになった母のこと
余命を隠して看取った姉のこと
最期まで一言の苦痛も漏らさず逝った彼のこと  
そして、
末期の彼に未来を託され誕生した初孫のこと。


二人の孫たちはずいぶん長い間目覚めの余韻を楽しませてくれましたが
もうそろそろ卒業したほうが良さそうね。
などと考えているうち、なんととんでもないことに
今日のレシピなどを一生懸命考えているのに気づいたんですよ!!朝の布団の中で!


終戦前後の記憶に重なって、冷蔵庫はいつも満杯にしないと落ち着かない
という悲しいトラウマを息子は笑うのですが、
その満杯の食材から今日は何を使ってどう料理しようか
と頭をひねるって、なんと楽しく幸せなのでしょう。


とは申しましても
究極のグルメは
鮭と塩昆布を混ぜこんで海苔で包んだ富富富のおむすびなのでして。 (^^#)フフフ…

今日頭は空っぽ

2018年11月18日 | 絵と文


一日24時間いったいどうやって過ごしているの?
不審そうにもしくは興味津々で尋ねられたことはよくありました。
殆ど外出はしませんって言ったときに。
いろんな人と交流していろんなことを話し合うのがボケ防止につながる
それはもう聞き飽きたけど、例外だってありますでしょ。

だけど最近、

小さな窓から覗き見る自然の移り変わりを
飽きず見ているだけでいっぱい溢れていたものが何だか乾き気味。
夜本を読むときベッドの光に照らし出された、二の腕のちりめん皴の鮮やかさ。
心を形に現わしたらやっぱりこれ位シワシワなっているのかなぁ… 

自然は、友達として追いかけきれず、今や神のような存在だし
ひと、は自分の方で一歩引いて眺めるような状況になりつつアル
ときたまのブログの題名が気になります…(-_-;)


押入れの中に30号の新品のパネルが2枚
4,6、8といった小品のボードは十数枚、
それから筆も岩絵の具もまだたんまりと。 





今日、ひととき青空に楓とどうだんの紅葉がきれいな秋を描いていました。

ときの流れだけが早い、早い…



翔んで翔んで夢の中

2018年03月11日 | 絵と文
 


今日は朝からご機嫌でしたよ。
ウソみたいに高い建物のてっぺんから飛び降りてふわり地上に降り立つたときの快さ
何時までたっても消えないこの浮き立つような思いが、夢の続きだなんてとても想像できっこない!

どんな高所から飛び降りても
地上に降り立つ寸前にふわっと体が浮き上がりカッコよく立てる
これは自分の特技だと思いこんだのはいつごろからだったでしょう?


  ♪ 子供の頃よく遊んだふるさとの海の突堤から
    夕暮れの百貨店の屋上から
    誰もいない砂漠に立つ城壁から
    何処とも知れぬ切り立った崖の上から

不意に跳び下りてしまいシマッタと後悔するのも一瞬で
気持ち好く着地してニッコリできるのはいつものこと
数え切れないほど同じ夢をみるうち夢と現実の境が分からなくなって
というより夢と自覚したことなど一度もないまま私の中に住みついてしまったもの。
何故かあの羽のように軽やかな感覚だけは疑いようもなくしっかり覚えこんでいるのだもの。



ほんのわずかな段差でふらついて
そのときようやく現実の境に目覚めはしたのだけど。 w(☆o◎)w

二月の窓

2018年02月04日 | 絵と文
      
       「春の雪」6号痲紙岩彩・加工

何度目かの「今季最強の寒波」が近付いてきました。
二月きさらぎと聞けば何んとなく春の匂いが漂うような柔らかな感じとともに
厳寒の季節に立ち向かう怖れが入り混じって、血圧は頻繁に上がったり下がったり。



  家々のおろした屋根雪は固まって、どの道も石積み階段状。
  ニ階の窓から出入りして恐る恐る雪道を登校したこと
  折れ曲がってしまう履き古しの長靴では
  どんな注意も甲斐なくつるつる滑って転んで雪まみれ。

  雪の運動場を裸足で行進させられた戦中時代があり
  人海戦術で雪将軍に立ち向かい、子供たちの通る道を確保した戦後もあり



そして、あの
粉雪の舞い狂う夜空や窓辺に貼りつく雪片を眺め、ただ
心を震わせて美しくも哀しく感じとっていた時代がありました。
雪にまつわる思い出は限りもなく湧いてきます。

粉雪の舞う窓際で、痺れるような情感に浸ったのはそう遠くもないのに
今は遥か昔としのびつつ穏やかな凪の世界に無心でいられる自分を発見すると
これはいい老後を歩いているのかなぁ~なんて自覚してしまいます(#^.^#)

夢世界

2018年01月13日 | 絵と文
    

夜中の二時です。

お正月休みの或る夜のこと。
我慢は限界になりようやく暖かい布団の中から抜け出しました。
探し当てたガウンになんとか袖を通し、ふらふら手探りで寒い室外へと戸を開けたら。

え~っ? これは?
いつもひっそりのもの淋しい暗闇の一画が… 

汗ばむほどのぽかぽか陽気
大から小までの照明という照明は全開されて煌々とまぶしく
大きな黒い食卓の上は平面やら立体やら前方後円やら円錐形やら呼び方も知らない機器が占め
白い床の上はまた足の踏み場に困るほど思い思いにコードがのたくっています。

何だか宇宙船のAI基地みたい
「○○…、○○…。 今度は×××の主題歌を頼みますよ」
机の向こうから息子の顔がひょっこり覗いたと思ったら
円錐形に向かって話しかけ、答える女声は柔らかで会話も楽しそうです。

あれ?彼いつから宇宙人になったんでしょうね
でも、ちょっとこのムード音楽あまりこの場にふさわしくないんじゃない?
寝ぼけ眼にもつれた頭の回線は少しずつ繋がってきたようでしたが
「早くトイレに行っておいでよ」息子がニコニコして私に言い。

そんな様を見ていたらしい孫たちの笑い顔を思い浮かべると
「化石人のお出ましだぁ」って書いてあったような気がしてくるんですよゥ
ったく ・゜゜(>_<)゜゜・




夜中の2時です。
今はウソのようにひっそりと、暗闇に沈んでいる無人の世界です。

ミルク売りの少年

2017年12月28日 | 絵と文


爆弾低気圧、などと聞くとやや漫画チックでおどけた雰囲気ばかり思い浮かんでしまうのは
やっぱりマンガには背を向けてちっとも時代に即応しようとしないせいかしら?

その爆弾低気圧がいよいよこれから猛威を振るおうかという不気味なしずけさに包まれた夜遅く
突然チャイムが鳴って、だれ?少し身構えながら玄関に出てみました

細めに空けた戸の外には小柄なひとりの少年が済まなそうに立っています。
さし出した小さなビニールの袋に、飲み物の小瓶が五つ六つ
試食の製品持参して売り込みの人、とは分かりましたが。

ペコンと頭を下げたきり伏し目がち、ときどき訴えかけるような視線が何かあどけない。
あの、私は飲まないのですけど、
寒さに震えながら答える私も何故か遠慮勝ち。

はい。
と少年は両手を脇におろして行儀よく一礼し、
帰ろうとして今度は門扉の開け閉めにガチャガチャやっています
冷たい雪の降りしきる中濡れた手指の白さが可哀そうで
いいんですよそのままで、と思わず声をかけたら
はい。
ともう1度起立の姿勢で一礼したあと、雪の夜道を駆けだしてゆきました。

知能に少し遅れがあるらしい
素直そうな少年、というだけで面影さえもおぼろです
でもあの子、何か事情があって自分の意思で動いているのだろうか、それとも…
あの様子では、暖かい布団にくるまれて安らかになれるのは何時になるだろう?

クリスマスは過ぎていましたが
ふっとマッチ売りの少女の話が頭に浮かび・・・

あれこれと勝手に想像しそんなに気になるくらいなら、黙ってビニール袋を受け取ればよかったのに。
と気づいて苦笑してしまったのは1時間もあとのことでした。

終活(その2)間奏曲

2017年07月12日 | 絵と文

(短歌・前川佐美雄)


長いことご無沙汰してしまいました。
キッチンとダイニングのリフォームに取り掛かってようやく一段落、気が付いたらもう2カ月も経っておりまする!
月日の経つのが早いの遅いのと、毎日を想定外の気ぜわしさで過ごし、頭は今もこんぐらかったままでありまする。

そもそもの始まりは、ダイニングの一隅に積み上げられたままのパネルの山を見るたび
自分の生き来し方をまざまざ見せつけられているようで
手遅れにならないうちきちんと整理することで、何とか仕上げとなるのではないか
それが済んで始めて自分の落ち着く先も見えてこようと期待していたのですが
 …
2か月後の現在パネルの山はそのまま座敷に移動しただけで、終活の部分はいまだ手つかず
彼が大切にした座敷は物置同様、床の間さえも隠れて見えなくなっちゃっています。

思いもかけず、フロア全面を二度張り替え、成り行きから隣のユーテリティ部分まで延長張り替えとなり
その度工期は遅れに遅れ、
何処から出てきたか呆れるくらいのお鍋や碗皿やダイニングセットが各部屋のあちこちを占拠して
その隙間で小さくなって不自由に暮らした私、思い出したら本当に可笑しくて、かわいそう

何しろ新生の美しい床面が一足ごとにミシッ、ミシッと鳴った時の驚き、不気味さ
決して気の小さい方ではないはずなのに
そこを通り過ぎて安全地帯へたどり着いた時の安堵感も、異次元のゆめの中の感覚だったみたい。

♡ ♡ ♡ ♡ ♡   ♡ ♡ ♡ ♡ ♡

設置されたダストボックスは工事途中満杯になり、二度目のものが置かれてあります。
当初もくろんだクローゼット拡充はなぜか遠のき
だからこの際一挙に不要な絵はそのコンテナにぶち込んでしまえば、 それで決着つくのかも、
とは分かっているのですが…
大量消費した私のスタミナ、再生が追いつかなくて、と理由づけ。  

ただね、 あれだけの思いをしたかわり、
DKの一角は違った家に来たのじゃない?と錯覚するくらい変わりましたよぅ。
良い方に? 悪い方に?  ウ~ン  
自作の絵を置くつもりの壁面に、壁掛けテレビなどという声もありまして…(@_@)★☆★☆

思うようにはゆかない世の中
このところ満足感と、重い負荷感が変わりバンコにやってくるので
頭は今もこんぐらかったままでありまする。

回想の甘い味?

2016年10月30日 | 絵と文


顔の左側半分あたり。頭だか耳だか歯だかわからないところに軽い痛みが半日ほど続きました。
幸い息子夫婦が来ていて、いつも持ち歩く大きなバックの中から、魔法使いのように痛み止めやら滋養強壮剤やら
その他いろいろ取り出して飲まされて、ベッドの中へ押し込まれました。

魔法が効いたのかひと眠りした後はウソのようにすっきり気分爽やかになって  
それきり忘れてしまっていたのですが。

1週間ほどたったころ、朝の目覚めとともに出た大あくびが、中ほどでがくんと止まったんです
あれ?  遠い昔にも似たようなことあったっけ…
気になるより先に、なんだか引き込まれるような思いで次々と回想の歯車が回り始めました。

    若くて生活力も食欲も旺盛で、疲れを知らなかった頃
    妻は家庭を守り戸外で働くことは許されなかった頃
    それならばと勢いに任せて励んだ内職のこと。

    朝からガリ版の原紙切り、お昼にやっと昼食の賄い膳をこしらえて、
    さて頂きますとあんぐり口を開け、よう、としたたとたん
    がくんとあごの骨が鳴ってそれきり動きが止まっちゃった…

    趣味も兼ねて断り切れず始めたガリ版印刷の原稿作り、これはあとがひどかった
    手首、肘、肩、首と順に痛みが出て、幾度も医師のお世話になって、それだけでおさまらず
    とんでもない顎の骨までが圧力に抗しきれず、とうとう関節がエンスト起こすなんて想像もしなかった

    さてその内職のお蔭で、当時の生活レベルにふさわしくないほど高性能のステレオを据え付け
    最初に買い求めた白鳥の湖、淡いスタンドの光の中でうっとりと聞いた時の音色の美しかったこと!

    終戦後初めて交響楽団が焼け残った県庁の議事堂を会場に、演奏したのが白鳥の湖
    乾ききった心の中へ甘いメロンジュースみたいに沁み込んでいった…

    あのとき隣の席でドヤ顔していたMさんは、今も元気でいるのかしら
    その後演奏会場などとして復興の象徴となった市の公会堂。それさえも老朽しホテルと変わった今は…


甘じょっぱい回想は何処までも果てしなく広がっていくみたい  
ほんとうは、これで時間を浪費している気はちっとも起きてないのだけど。 でも
“思い出だけが人生ヨ”  などとは言ってらンないしo(- -;*) 

あ、また舌先に触れる奥歯の一本がぐらっと動くのを感じました
急に奥歯の噛み合わせが悪くなっていて、きっとそこへ疲れが溜って熱を持ったのが痛みの原因だったのかもしれません。

ほっておいてもいいのかなぁ?
これだと抜けるまでは片側ばかりでものを噛んでいるから、長く続いたらほっぺた変形するんじゃないかしらん?
今日の日まで歯の痛みなどは経験したことがないので、とってかわって今度は心配が…


千年の恨(はん)

2016年06月16日 | 絵と文
   

出無精に加えて幾つかの故障が重なり、あんまり自由に動けなかった一時期
一日のほとんどを椅子に座ったまま、リモコン片手になんとなくトホホ&オヨヨの時間を過ごすことになりました。
その時はからずも見つけたのが、まるで関心のなかった韓国ドラマの時代劇です。
(無知に近いお隣韓国の歴史を知る参考になるかも)?
そんな大義名分など片隅に置きながら、半ば漫画でも見るような軽い気持ちで覗いてみたら~

三~五世紀ぐらいは遡って李王朝の時代なのでしょうか
高貴な衣装をまとった雅びな貴族や貴婦人・高官たちが
つるりとしてしわひとつない美しい貌の下に、悪魔のように真黒な邪心や復讐心を隠して
浅ましく憎み合い殺し合う、娯楽ものとはいえここも政治と金、欲に絡んだ世界が延々広がります。

どろどろした内容は一面漫画チックでもあり、だから頭を空っぽに見てただ楽しめばいいものを
あれこれケチをつけながらも欠かさず見続けたのは
時代ものに限っていたので、見慣れぬ異国の風俗が面白かったのかもしれません。
驚いたことにチャンネルを切り変えても似たようなものばかり、さっきの忠臣が今度は謀反人なので頭はコンガラカル… 



日本にも沢山の国盗り物語は作られて、どれも知らない大昔の出来事ながらすんなりと受け入れることができていました。
でもオモシロかった朝鮮王朝ドラマに、見たあとはっきりと残る異和感だけはどうしようもありません。
近年慰安婦問題で、韓国人の「恨」の想いは千年消えないと言った大統領の言葉に驚ろかされましたが
創作だとは理解しながらも、数百年遡ったこの時代から引き継がれたらしい気質は、こんなところに現れるのでしょうか?…

それにしても政治と金問題は、現代日本人にとっても笑える他人事でなかったのが哀しいです…☆★☆★☆★

キモくてダサい

2016年06月02日 | 絵と文


年とともにチマチマ細かいことに気を使うのが億劫になり、近ごろは少々のことならとんと驚かなくなりました。
単に頭の回転が鈍くなっただけだって?
何とでもおっしゃい、おっとりのんびり構えて高みの見物などと悦に入っているのもいいものです。
穏やかな心で過ごせるのが一番 大袈裟にいえばなにしろ朝刊の第一面の大きな見出しで
その日いちにちの喜怒哀楽をふりわけているほど単調な日々ですから。

ところが!
最近生ぬるい頭に湯気がたってくるような出来事が続いて、毎日の報道に気を取られ始めました。
心揺らす主人公のひとりは首都の知事、ひとりはわが国の総理大臣。
ゆったり和やかに過ごすなんてとてもとても!

都知事の記者会見見るたび思うこと、ご面相悪いね。生まれつきではなくその上にあとから張り付いているものが。
はやりの若者言葉で言うとキモい?ちょっと違う?
視察とかの名目で旅行の際の豪遊ぶり。 議会もほったらかしての地方講演で一回百万円の謝礼。
週末公用車で別荘へ。 正月には温泉で家族と会議 美術館視察etc…

これって若者言葉でセコいって言うんでしょ? いえいえ真逆ですか、豪胆過ぎるケチっ振り。
良いか悪いか自分では判断できない頭の悪さ!

国を曳いる総理大臣様
権力を握ったら人は変わるもの、だんだん顔を見るのも嫌になってきました。
たとえ相思相愛の仲であってもいったん片方に秋風が吹き始めたらもうおしまい、とか。
いろいろ細かくは言いません。個人の好みでしょうから。


今日は若者言葉をほんのちょっぴり勉強しました。
あとは第三者の冷静な判断におまかせしましょ。 w(☆o◎)w