自然はともだち ひともすき

おもいつくままきのむくままの 絵&文

キトキト

2014年07月15日 | カット画


連日の眠たげな曇り空から一変今日は気持ちよく晴れ上がりました。
からりとした気分で、いつものようにPC相手の脳トレ、始めたまではよかったんですが~

間もなく手がお留守になって、オヤ、先ほどから同じところばかり何度も行ったり来たりしています。
いつもだったら、頭がじんじんと鳴り始め、同時に赤や青や黄の豆電球がピカピカ光り続けて
頭すっきり、これは富山で言うキトキトの状態(少し違うよ)(^┰^)ゞ かもと楽しんでいるはず

脳トレはおしまいにして、パネルに向かいました。
細い絵筆の先から、彩られたさまざまの色面が少しずつ広がってゆく様を見るときは、大袈裟だけど生きる喜びを感じまず。
なんて、いつもだったらそのはずなのに、どうしたことでしょう?
いつの間にか指の動きが止まって、やっぱり頭お留守になっているらしい。

神聖とするパネルの前で、朝からうとうととなるなんて!およそ考えられないこと。
「これからは楽しんで絵を描くつもり」などと宣言した時点で、間違った道を歩き始めたんだ、きっと…

そのときふっと気がつきました。
睡眠薬代わりに読んだ探偵ものが面白くて、眠れなくなったのは昨夜じゃなかったっけ?
息子や孫たちのあれこれ考えて、友人知人のあれこれ考えて、三時過ぎたら電灯をつけて朝刊を読んで
そのあと起きだしたんだ…うん、確か今日のことだよね?

気ままに暮らしているせいか、時間の観念が少々狂ってきたようです。
三日間ぐらいは一睡もしなくてもヘッチャラだった昔があって、それだって確かに自分の人生だったんだよね

頭すっきり、ようやく「キトキト」になり始めたのは、もうこの日も終わりに近づいたころでした…(+_+)

紫の君(#^.^#)

2014年07月10日 | ひとりごと

太郎と次郎の母方のお祖父ちゃんが急逝されて親戚が集まりました。
冠婚葬祭の場以外だんだんと珍しくなりつつある光景があちこちで繰り広げられます。

この場を借りて普段の疎遠を詫びながら、旧交を温めているみたいないくつもの群れはかなり賑やかで
血筋を引く三世四世の新顔がじっとしないで飛び跳ねている様には、世代交代の新たな息吹を感じます。
きっと沈みがちな雰囲気を引き立てるための自然な道具立てとなっているのでしょう。

こども好きの次郎は数人の子供たちにかこまれて、お互いいい遊び相手となっていました。
なかでも小3の女の子は気性が合うのか次郎にまとわりついています。
「タローはちょっと話し難いけど、ジローは可愛くて好き」
「タローはね、今はすっごいオトナたちとオベンキョーの時間なんだよ」
ノッポの次郎がお人形をおもちゃにしているようで、なんだか目が離せず、という感じでしたが
話の内容はなかなか、いっぱし宇宙人の会話が成り立ってるようです。

そのうち、チラチラこちらを見ていた小3が近づいて話しかけてきました。
「オバちゃんの髪の色、何んていう色?」
そらおいでなすった!

「これね、ダークブラウンていうの。濃い茶色。 薄い茶色だとライトブラウンね、分かる?」
とたんに彼女は断言しました。「違うよ。紫色よ」 分かる?と真面目な顔で見つめてきます。
「ここんとこがきれいな紫で、こっちはこげ茶で、うーんこっちは黒。ここは白かな」 もう結構。

そう言えば以前にも何人かに、この紫、何を使っているの?と尋ねられましたっけ。
面倒でトリートメントを手抜きしたら、色あせた髪がピンク色で素敵だって言われたり??
へ~~え? 

身なりを整えるのは亡くなった人に対する礼儀だといわれていますが、
つい怠けてお粗末なまだら髪のままだったのを後悔しても後の祭り。
そしてホントはちょっとつまらない
光線の具合で変化するというその色を、自分も一度は見てみたいものですよぅ。


おじいちゃま、ごめんなさい。
取りあえず、今は周りに歩調を合わせます。