自然はともだち ひともすき

おもいつくままきのむくままの 絵&文

暇ができたら

2015年05月16日 | ひとりごと


かなり頑固なご飯人間だった筈が、近ごろ2~3日はご飯抜きでも平気にお菜ばかりで過ごしたりします
主食はパン、麺類、魚や肉のおかずのみとかさまざまで、気がつくと嫌いだった芋類、どうかするとお菓子まで!

忙しいときはまるで胃がお休みしたように三度の食事さえ忘れてしまうのに、
少し暇ができた途端おやつを待ちかねるほど食欲が湧くとはどうなんでしょう
冷蔵庫に息子夫婦が持ってきてくれたお菓子たちが出番を待っています
二人で相談し合って買いそろえたと、珍しいもの少量ずつ品数豊富に揃えてあり
ひとめ見て子どもみたいに大はしゃぎしたもののとても食べ切れません
それは織り込み済みだったらしく、半分くらいは持参した当の本人たちの胃の腑へ落ち付きましたが
保存可能のお菓子がまだ幾つも残っています。

子供のころ渇望した甘い味覚。
それが叶えられなかったのが理由かどうか、成人以後お菓子類には無関心。芋、豆なども大嫌い。
だけどご飯だけはどんな御馳走のあとにも一口食べなければ収まらないとなると
やっぱり戦中戦後の食事情が影響している面もあるのでしょうか
といってもそれは遠い昔のこと。今はもう何だかこじつけているみたいな自覚もないではありません。

一時は品数30種以上にこだわって具ばかり溢れたみそ汁など作り… 確かにその頃は元気でしたね
でも調整できる原材料には限りがあって、毎回似たり寄ったりの食に飽き或いは作るのめんどくさいとか、
数ばかりに振り回されて食本体を楽しめないとか、いろいろありましてそれも昔話に。(#^.^#)

嗜好品は一生のうちに随分変わるものですね
いつまでも元気でいてくれるようにと、そのためには肉類だって食べないといけないんだからと
息子は来るたび凄いビフテキ焼いてくれるのだけど、尤も半分以上は自分で召し上がるんだけど
私も負けずにせっせと実行に移すうち、ご飯抜きでお腹いっぱいという食習慣がついてしまったようです。
そのうちとんでもない肉食バァサンになったらどうするのよ

まァそのときはその時、と息子はニヤリ聞き流してみせるのですが。

五月雑感

2015年05月05日 | 写真と文


今年5日もの連休の間家族はひとりも帰ってこなかったんですよ
おかげで4日間続けて外の空気を吸いながら家周辺の草むしりを達成!
これも体調に合わせてスローライフに切り替えたおかげです。
いつになったら人並みにゴールデンウィークを楽しめるやらと諦めていたのもついこの間まで
頭を切りかえて、というより自然現象で落ち着くところへ落ち着いたということでしょうか。

ひとつことにしか打ちこめない性格を呪いながら、
連日生い茂ってゆく庭の雑草を眺め、賑わう観光地のテレビを眺め
友人の誘いも断って日がないちにちパネルとにらめっこ
そんな過ごし方でよくもまァ今まで通してきたこと。

追い立てられるようにわずかな暇を見つけて庭に降り立ったとき雑草を引き抜くたび
ふっと申し訳ないようなちょっと気遅れめいた気持に包まれたのは不思議でしたが
今ゆとりを持って草とりに挑んだら、見る目が変わったわけでもないのに何故か快感です。

その理由を解明しようといろいろ考えているうち、ふわふわ頭が空回り、いつのまにかうとうとしてしまいました
二晩や三晩徹夜しても昼寝はしたことないし、乗り物の中でうたた寝なんてイヤ~なこと、そんなパターンだったはずが
あら?めざめても何の抵抗もなくうすぼんやりとしてるのは?
大嫌いな湿布薬をべたべた貼って、どたりと伸びて、人さまには見せられない格好です。
変わったのは動作だけでなく頭の巡りもすっかりスローモード。

陽光に映えて木々の新緑がキラキラ輝いています。
土の中で一生懸命力を蓄えている雑草たちの歌声もわっと聞こえてくるようでした。
今頃息子夫婦はどのあたり珍道中してるかしら?
太郎も次郎もアルバイトとか遊びとか、とにかく多忙なのはいいことです
間違っても布団の中でむさくるしく欠伸などして過ごしてはいないでしょうね
勿体ない一日がまた何事もなく暮れてゆきました。