【ALARM FOR COBRA11~THE AUTOBAHN PATROL~:1998年TVM】
製作国:ドイツ
監督:ラウル・W・ハイムリッヒ
出演:エルドゥアン・アタレイ、レネ・シュタインケ、シャルロッテ・シュヴァープ、カリーナ・ヴィーゼ
世界一有名な高速道路・アウトバーンを舞台にしたカーアクション。現地で最高視聴率37.1%を記録した人気番組であり、ベンツ、ポルシェ、BMW、フェラーリなどの高級車が時速200kmオーバーでカーチェイスを繰り広げる。
アラームシリーズ第4シーズン。
ゼミルとトムのコンビ誕生のお話です。
解説にはポルシェ、フェラーリとありますがほとんどベンツとBMWです(笑)
まぁそれはおいといて、ストーリーはごく普通のベンツが暴走するお話です。
このシリーズはどこから観ても楽しめます。
逆行して観ているのですが、今回はどんな悪役が?
と思ったらごく普通の警察のお話でした。
おなじみ冒頭の大クラッシュ大会もそれほど派手ではないです。
しかし・・・「ダイ・ハード4.0」を彷彿させるシーンはありましたね。
アウトバーンにて、車が車をジャンプ台かわりにジャンプ!!
車がヘリに向かって行きましたから(笑)
トムが高速警察隊に勤務初日から遅刻。
そこに整備不良のベンツが170㎞ものスピードで暴走してくる。
そしてトムに接触・・・乗っていた自転車がクラッシュ(今回ショボ)
いろいろな事情から運転手の女性と姪の赤ちゃん、
同乗の男性、そしてトムの4人で暴走中~。
今回は爆発炎上はないかわりに、車の暴走を食い止めるために
高速警察隊のみなさんががんばっちゃいます。
ちょっと地味かな~と思ってたらとんでもない事態が待ってます。
アウトバーンを170㎞で走向中、大カーブの危機にさらされたり、
迂回しようと街中を暴走したり、途中までで下がり切れない橋をジャンプしたり
ラジオ局のヘリからの救出と緊急事態ありで大変な大騒ぎになっとります。
暴走ベンツは止まることを知りません!
ただこの暴走ベンツ、次から次へと障害物競走のようにいろんな障害が!
ストーリーは単純すぎるくらい単純なんですが、
これがまた手に汗にぎる展開で面白いです。
派手なカーチェイスを期待してしまうとイマイチになってしまいますが、
かなりスピード感もあり、暴走ベンツとそれを必死で追う
ゼミルのBMWとのやりとりにも緊張感があります。
TVMのわりには映画並みの迫力です。
ラストはそれしかないよね~と思ってもドキドキしたぁ!
車からの携帯と警察、そしてラジオ局との連携も見応えありでした。
それにしても、整備工場のにいちゃん・・・悪いやつでもなんでもなく
ただ単に整備不良なだけでした。
あの後どうしたんでしょ。
まぁ謝りには行ったんでしょうね。
そういうことで、整備工場に出した車には注意しましょう。
しかし、何かが外れてアクセルが戻らなくなるどころか
スピードアップしちゃうなんてアリえるんでしょうか。
アップする前に何とかならなかったのかな~
なんてツッコミはしないように!
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