松静自然 -太極拳導引が教えてくれるもの-

松静自然とは体を緩めて精神情緒は安定し無理なく自然である状態のこと
この太極拳導引の基本要求は実は奥深いものらしく…

父の死

2017-04-11 | 花熟帯落-玄冬・老いの風景-
昨年末に体調を崩し入院していた父が
3月9日の深夜亡くなりました。
母の一周忌の報告をしてから
一ヶ月余りのことでした。
ふだん通りに就寝して
そのまま亡くなりました。
行年90歳
老衰による自然死でした。


これをもって7年と数ヶ月に渡る
介護生活の幕が下りたことになります。
はじまりが突然なら
終わりもまた突然でした。
とはいっても老衰の進行は明らかでした。
入院直後から厳しい状況でしたし
それなりの覚悟はしてました。

今回ばかりは本人も自覚があったようで
今までには口にすることもなかった
「俺は(これから)どうなっちゃうんだろう」
「後のことは頼む」
「ひとりぼっちにさせてしまうなあ」
などなど、気弱さが目立ちました。

亡くなってからひと月がたちましたが
数ヶ月分の疲労感を感じています。
母のときとは随分と違う感じがします。
(確かに一連の手続きの数量も内容も
段違いではあるけれど…)



こうして親を送ってみたら
次は自分の番だなと
ごく自然に思ったりしたのも
ちょっと驚きでした。

自分の暮らしの再建をと考えつつも
始末を想定せずには考えられない。
どのように生きるかは
どういうふうに死にたいかと同義。
それは暮らし方、はたらき方でもあって、
それは収入と支出のバランスだったり、
気力体力の充実(生き甲斐)と
消耗や衰え、病とのバランスだったりとか。
ある時期から程よいバランスのためには
より身軽になろうとするのかなと。
捨てたり諦めることを着実に実践していくこと。
足るを知るを体現していくこと。
淡々と充足を味わう愉しみをしること。

自然の理というのは
ほんとによくしたものだなあと思います。

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