今年は初恋を選びました

毎年１月を迎えると、教室の練習内容が
交流会に向けた内容へと変わります。

今回は集体部門が各団体１演目に
統一されることになりました。
昨年の震災以降、公共施設は
電力使用をおさえています。
このため交流会も照明や音響設備など
できる限り抑える方向での開催と
なったわけです。


昨年の大会終了後から一年の間に
いろんなことがありました。
震災もありました。
私の体の状態も変動期まっただ中。
大学の先輩の死、
高校時代の級友の突然死。
父の介護は来月で３年めに。
母もいつ倒れてもおかしくない年齢。
そして私も同じように年を重ねています。


今回のエントリーに際してなぜか
これが最後かもしれないという思いが
頭から離れませんでした。
あれもこれも、やりたいものはありました。
だけど…最後の最後となったら
次はもうないかもとなったら何をやりたい？



やっぱり初恋…かな


いまもってドキドキするし
全身に力が入ってしかたないのですが
それが私の恋の作法なのかはいざ知らず
（拳の恋バナはひとまず置いといて）

限られた条件のなかで、いま自分にできることを
できる限りやれるような状態に
少しでも近づこうと思っています。




陳式太極拳をやります。

あせらず たゆまず あきらめず -2012年を迎えて-

今年の賀状には祝いの詞は書きませんでした。


ここでも何度か書き記してきましたが、
今回の震災で友人が被災しました。
被災した友人と家族の安否は
Person Finderで無事を確認することはできたものの
落ち着いたら連絡するからとのコメントが残されたまま
年の瀬を迎えていました。
どんなふうにして一日一日を積み重ねているのだろう。
彼女が家族揃って新年を迎えられないことには
どうにも落ち着かず、一日延ばしになっていたのでした。


そして迎えた元旦。
元旦に届けられた賀状のなかに
懐かしい手書き文字を発見。
待ちに待った彼女からの賀状です。

ありがとう。賀状を用意したり
わざわざ直筆のメッセージまで寄せてくれて。
普通のことが普通でなかったりすることが
まだまだ続いているのだろうに。
おかげさまで私のところにもお正月がやって来ました。







出すのか出さないのか
自分でもよくわからないままに用意していた賀状です。
そういうわけで、元旦から書き始めております。
松の内に届くようにとは思っていますが
遅れた場合はご容赦くださいませ。