フユノハナワラビ(冬の花蕨)
変わった花?と思わせぶりなのは、胞子が入ったカプセルでした
花蕨(はなわらび)科(ハナヤスリ科) ハナワラビ属。
・学名 Sceptridium ternatum
Sceptridium = ハナワラビ属
ternatum = 3つの
Sceptridium は、ギリシャ語の
「sceptron(皇帝の持つ笏(しゃく))」が語源のようです。
冬蕨、冬の花蕨、花蕨、寒蕨、日陰蕨、常蕨=晩冬とも呼ばれています。
中国、ヒマラヤ、朝鮮半島、日本(本州、四国、九州)に分布する高さ10~50㌢の常緑多年草(シダ植物)です。地下に多肉質の太い根が有ります。日当たりのよい人里の、草があまり茂らない明るい、人が踏みつけないような場所に生えます。
夏の時期には休眠して枯れていますが、秋にセリに似た新葉をだし、ワラビのような形の、花のように見える胞子葉をだし、枯れないまま冬を過ごし、が名の由来です。葉柄は二つに分かれて、一つは裸葉(栄養葉)で2~3回羽状に分裂する。他の一つは実葉(胞子葉)で粟粒状の胞子嚢をつける。胞子葉は胞子が熟すると淡褐色になり、根生葉は冬や直射日光を受けたり、水分が不足したりすると赤褐色になることがあります。
名前もかわっているが、姿も変わってますよね。花のように見えるのは胞子葉と呼ばれ、胞子を包んだ袋をつけた穂は、胞子葉です。10月頃にこの胞子葉を広げ地面に近いところに蕨に似た葉を広げます。葉はおひたし等にして食べることが出来、また乾燥したものを煎じて腹痛や下痢止めの漢方薬としても使われているそうです。
一般的には、シダ植物は葉の裏側に胞子の入った袋を付けますが、ハナワラビの仲間は、胞子専用の葉を別に伸ばすんですね。
夏に胞子葉を出すナツノハナワラビ(夏の花蕨)『北半球全域に広く分布するシダで、春に芽吹き、夏に胞子葉の穂を出します』というのもあります。
そっくりなものに オオハナワラビ があり、こちらは葉に鋭い鋸歯があるので識別できます。いろいろある「花蕨」の中の一種のようです。
胞子を付け、別な葉をつけるものには ヤマソテツなども有るようです。
でしたが、お友達とドライブお食事&おしゃべり楽しかった
紅葉は、未だだったけど時々は、こんな事が有っても良いよね
アウトレットモール 途中で寄ったケーキ屋さんのケーキ
ゆじゃむさんのところでは、もう胞子葉がずいぶん大きくなっているんですね。こちらではまだ出初めで青々しています。
フユノハナワラビは、普通のシダっぽくないところがいいですね。
いつも綺麗な写真のプログで
お伺いした時に見とれています。
花もどきは、いかがですか?
skyさんへ
いっぱい草が生えているトコだったら、気づかないかもしれないけど、
なんか可愛らしくて、癒されそうです
botanicaさんへ
玄関前の木陰に置いて有りますが、照り返して暖かいんでしょうね。
ホントに、面白いですよね
また、おいで下さいませ。