気がついたら6月。下書きのままほったらかしになっていた。
富士山の写真は去年のものだけだ。
今年の富士山。といってもしばらくお目にかかっていない。高尾山に何回か登っているがいつも雲がかかっていた。
とりあえず1月の写真。
成人の日 塔ノ岳より(天気がよさそうだったので2日に続いてまた出かけていった)
1月22日 黒斑山・前掛山[浅間山]の登山口車坂峠にある高峰高原ホテルのラウンジより
さて、5類にしたからといって国がやっていることでコロナウイルス自体には関係がない。
ワクチンで重症化率は下がったようだが、かなりの死者が出てわが国の死亡率は高いらしい。
また、後遺症に悩まされている人もかなりいるようだ。肺の一部が損傷するなど元に戻らない後遺症の人もいるし長期間苦しめられている人もいる。
全体からすれば割合はすくないのかもしれないが、本人ないし関係者にとっては大きな問題である。
それを避ける(減らす)ためにはできるだけ感染者を出さないことが肝要である。
これまでの経過を見てみると、ワクチン以外の明確な対策はとられてこなかったように感じる。
場当たり的な行動制限はあったが・・・。これは副作用が大きかった。
自治体によっては工夫して対策をしてきたところもあるが、全体に通ずるような対策はとられてこなかったように思う。
第1波から第8波まで過ぎたが、波が収束したのは、コロナ対策によるものではなく、新型コロナウイルスの性質によるものだろう。
素人の想像だが、新型コロナウイルスの1つの型は、長期間(永遠に)感染・増殖を繰り返すことはできずやがて寿命を迎える。人間の細胞の細胞分裂の回数に限界がある(それが寿命の限界を決める)ことと似た現象かもしれない。人間は新しい生命である子どもによって存続していくが、それと似たように、新型コロナウイルスは、変異といっているが、新しい型に生まれ変わっているということではないだろうか。新しい型の中には生命力(感染力・増殖力)が弱いものもあるから短命で終わる(あまり流行しない)ものもある。
私の想像はさておき
中国では再流行が始まってかなりの感染者が出ていると聞く。中国からの旅行者から感染拡大につながらないといいのだが。
わが国でも感染者が増加しているようである。
当たり前のことだが、感染者がいないところで感染することはない。
行動制限はそこまで止めてしまうからマイナスが大きいし反動も大きくなる。
感染症対策の基本は「検査と隔離」ということを何度も聞いてきた。
症状がひどくなれば病院なりにかかることになるからいいが、問題は軽い症状の人である。
今の風潮では検査を受けようという気もおこらないだろう。検査費用は安くないし手軽に検査できるような感じもしないということも背景にあるだろう。
感染をさらに拡大させる下地ができあがっている。
今でもマスクをつけている人が多いことは救いであるが、暑くなってきたしマスクの手持ちがなくなる人もいるから、これからはマスクをしない人が増えていくだろう。
抗原検査で良いから、身近に手軽に安価(せいぜい2・3百円くらい)に検査が受けられる態勢をつくり、ごく軽い症状や濃厚接触など気になることがある人は、ためらうことなく積極的に検査を受けにいくというような行動スタイルを定着させるべきではなかったか思う。
検査の精度の問題については間をおいた複数回の検査や、陰性でもしばらくは濃厚接触になるような行動をできるだけ避けるなどの対応を定着させればよい。
新型コロナによる重症化率は下がったし、大部分の人は風邪程度の症状以下ですむのかもしれない。
しかしながら、死亡する人や重度の後遺症に苦しむ人ができるだけでないようにするために、感染している人が普通に行動することで感染者を増やすことがないようにする対応をとるべきである。