シュウメイギク(秋明菊)Anemone hupehensis
茶花や、日本庭園などにそっと使われる可憐な花 貴船菊とも言われるけど、変異しやすいの
・金鳳花(きんぽうげ)科。 英名 ジャパニーズアネモネ。 漢名は「秋牡丹」 。
・学名 Anemone hupehensis var. japonica
Anemone =イチリンソウ属 hupehensis =中国の湖北省産の
japonica = 日本の
Anemone(アネモネ) は、ギリシャ語の「風」が語源で、 「風の花」の意味。
耐寒性多年草 原産地 中国 ヒマラヤ 帰化して日本にも多く自生しています。
別名 貴船菊(京都の北の貴船に多く見られたことから)
中国と日本の本州、四国、九州に分布します。日本のものは古い時代に中国から渡来したという説が有力になっています。
*9月14日の誕生花・花言葉は「忍耐」
9~10月頃に咲くので、シュウメイギク(秋明菊)と呼ばれていますが、実際にはキク科ではなくて、ニリンソウやアネモネ、クレマチスの仲間です。
秋明菊は茶花として好まれるほか、山野草を中心とした和風のお庭の半日陰を飾るのに適した植物ですね。
秋明菊の原産地は中国ですが、昔から日本で栽培されていました。古くは京都市北部の貴船に多く見られることから、貴船菊(キセンギク・キブネギク)と呼ばれていたようです。
英名は実は「ジャパニーズ アネモネ」です。 シュウメイギクは変異を起こしやすい性質があるため、現在では、多数の園芸品種が流通しています。
昔からあるシュウメイギクは70-90cmくらいの草丈になる高性種です。
変異を起こしやすいため、花色は赤紫やピンク、白など多彩で、花弁の形も丸弁や菊弁があり、花弁の数も5弁から八重まであります。 最近は、草丈30cm程度のチャボシシュウメイギクと呼ばれるミニシュウメイギクが盛んに流通しています。 ミニタイプのものは一般に鉢植えのようです。
花は紅色の八重咲で5~7cm位です。 つぼみの間はうつむいていますが、咲くときは直立して上向きに開きます。
花びらのように見えるものは「がく片」で、花は退化してありません。そのガクが落ちても中心の黄色い花芯がしばらく残り、その姿も愛らしいです。
淡紅紫色八重咲きのキクに似た花を多数つけるのが基本形です。欧州でタイワンシュウメイギクとの交配によって育成されたジャパニーズアネモネといわれる一群があり、一重、八重、あるいは白、桃色など品種があり、これも含めてシュウメイギクといいます。一重の花は、花弁ではなくガクで、八重はガクと雄しべが弁化したもののようです。花弁は約30個あり、外側のものは厚くて淡緑色を帯び、内側のものは紅紫色または白色の花弁状。
普通果実は出来ず、地下匐枝を出して殖えます根生葉は3出複葉で長い柄が有ります。小葉は3~5、不ぞろいの鋸歯があり、茎葉は2~3個が輪生し、上部のものは小さく、ほとんど無柄です。
1844年にフォーチュンにより、中国の上海からイギリスに送られ、1847年にアネモネ・ビィティフォリア(ネパール原産で30~90cmの多年草。白花、ピンク花等があり、シュウメイギクに似ている)と交配され、多くの園芸品種ができました。日本ではその後、一重で白花、ピンク花が知られていました。しばらくこの3種類(八重・紅色、一重・白、ピンク)しか栽培されていなかったのですが、近年、ピンクの矯性品種や、濃紅一重、白八重など、徐々に増えてきています。
また、この仲間(アネモネ属)は、花びらに見えるものは花びらではなく、ガク片が花弁状になったもので花弁はありません
平均開花期は9~10月中旬。越冬温度は-10℃~15℃。
苗は3月に植えつけ、場所は西日の当たらない、夏には半日陰(午後からは日陰になるような)になるような場所が良い。やや湿った土壌を好む。
根が広がるので、地植えにする時は植え穴は30センチほど掘っておき、植え穴には腐葉土などを多めに。元肥としては牛糞や鶏糞などの有機質肥料。
地下茎が伸びて繁殖するので、あまり広がって欲しくない時には、鉢栽培がお勧め。
シュウメイギクは乾燥に弱いので、雨が降らずに乾燥しているときには、しっかりと水遣りしてください。鉢栽培にすると過湿に弱いので注意する。鉢植えの場合は、やや明るい場所で管理すると花付きが良くなりますが、 夏の強い光は避けて下さい。
夏は蒸れるので、水遣りは夕方に。 花時には花がらをこまめに摘み取りを。
冬になったら、枯れた地上部を株元から切り取ってください。
シュウメイギクは、春には株分けや根伏せで株を殖やすことができます。
生育が早いので、3年に1回程度は植え広げした方が良いでしょう。 シュウメイギクは放任して群生させた方が見栄えが良くなります。病虫害で大きな被害がでることはあまりありませんが、風通しを良くして水切れさせないようにして予防してください。
鉢植えの場合も上記の花壇植えと基本は同じですが、シュウメイギクは生育旺盛な植物なので、すぐに根鉢がいっぱいになってしまいます。 毎年、4月には必ず植え替えをしましょう。
シュウメイギクは湿ったのが好きで、直射日光がそれほど好きではない植物って事を理解すれば、手間のかからない、栽培しやすい植物のようですね。
植えてないのに、いつの間にか咲いてました神様それとも、鳥さんからのプレゼントかな
みなさんのお庭でも新種の秋明菊が咲いているかも
ブログを通じ色々勉強させて貰っています
これからも宜しく
TBありがとう~
お花いっぱいでいいなぁ 地植えですか?
大株になってる様子ですね。
とっても勉強になるわ~
育ててお水が足りないとダラーとしゃうので、お水大好きなお花なんだ!ぐらいしか思ってなかったけど、来春には鉢の植替えして大きなお花つけてもらおうと思ってます(^o^)丿
今年小さなポット苗で「赤八重」「白八重」を購入しました。来年は咲いてくれるのかしら?楽しみで~す (^o^)
これからよろしくネ!
TBサンキュウじゃよ。チョット立ち寄って見たじゃが何かしら詳しく書いて居るわい。
今爺は改造中で見難いじゃろうが又来てはくれぬか?
爺も又暇を見つけては邪魔するでな~?
フォッフォッフォ~
ナヌ!九州じゃとな?実は爺も出身は・・。
実は二つTBが有った物でつい勘違いしてもうた、m(。≧Д≦。)m
ゴメン!
あぁ...きれいだぁと心が和むんです。
秋明菊は押し花にすると、とってもきれいで
私も白とピンクを家の周りや花壇に植えてあります。
本当に手がかからなくて、おりこうさんです
今年は植えたはずのない(ゆじゃむさんの写真と同じ)
八重のピンクが一本咲きました。
ゆじゃむさんからのプレゼントでしょうか?
すごく詳しく書いてあるので、参考になります。
このシュウメイギク、お花が豪華で可愛い!
色んな種類があるんだね~
大株できれいに咲いていますね。
又、いろいろ勉強させて頂きました。
我が家のシュウメイギクも、来年こそたくさん花を咲かせたい!
ホッソリしたダリアみたいにも見えました。
今日、お花屋さんでポット植えの小さな秋明菊をたくさん見ました。
いろいろあるんですね。
ここに来てゆっくり読ませていただいて、
とても勉強になりました。
花の勉強、楽しみです。
ありがとうございました。
TBさせてくださいね。
お役に立てば幸いです
こちらこそ、(*^o^)ヨロシク~
また、お越し下さいませ。
orengeさんへ
結婚記念日★☆オメデト☆★ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ★☆オメデト☆★
私も自分に自分で好きな物を買います
その方が当たりはずれが無く良いですよ吟味出来るしね。
来年は、とっても楽しみですね。
また、お越し下さいませ。
山の爺さまへ
ご丁寧に訂正いただき(*^∇^)ノありがとーです。
文章が下手なので、詳しく書いて誤魔化しています
ぜひ、いらして下さいませ。
ゆきひめさんへ
ゆきひめさんは、器用でいろいろされていくんですよね。
昔、押し花をやってましたが薬から、取り出すのがイマイチでうまく行きませんでした
今は、もっと良いのがいろいろ出来ているとか・・・。
私がネットでPCから送ったのがもう届いたんですね
良かった
w(0o0)w オオー!株になると良いですね。
この写真は、自然に生えて2年目でこんなに大きくなりました。
ほったらかしが良いのかも
ニガババロアさんへ
こちらこそ(^-^*)ありがとーです
参考になったら、うれしいです
私も、白とピンクの一重しか最初は知りませんでした。
また、来て下さいね。
はなちゃんへ
肥料が足りないとつぼみが少ないとか
※ヽ(*゜▽゜)ノ※☆※ヽ(゜▽゜*)ノ※ガンバ!
枯れちゃうと場所を忘れそうです
イヤイヤ それにしても物凄い資料で驚き(@_@。