茶・菓子・果物・野菜・素材・酒・酒菜などについてのひとりごと含めた杜屋(もりや)のブログです
杜の茶菓菜(もりのさかな)
ラクトフラムさんの刺し子
3月12日の菓音で刺し子作品展示をお願いしている掛川の雑貨店「ラクトフラム」さんは
一貫したセンスを感じるセレクト雑貨もさることながら、
店主さんご自身が洋服や布小物、編み物などでオリジナル商品を制作される作家さんです。
こだわりの素材を使ってこれだけの上質なものを作ることが出来れば楽しいだろうな~と羨望の存在でした。
以前からラクトフラムさんのブログをちょこちょこ拝見していて
刺し子に取り組んでおられることを知り、今度の菓音はお箏とフルートの演奏会なので
3月だし和な雰囲気に合わせて、刺し子の作品展をやってみませんか?とお誘いして実現の運びとなりました。
とても謙虚な方で、作品展なんてまだまだそんなレベルじゃ~とおっしゃりつつも
市販の刺し子布に刺すところから始められて、今はご自分でデザインした線を刺しているとのことで
下書き用の鉛筆の太さから、刺しやすい布の厚み、刺し始めの始めと終わりの始末、
糸ひとつとってもどんな色でどの程度の太さの糸が刺しやすいか、
などなど、話しだしたらキリが無いほど奥深いお話をお伺いしました。
きれいだしおもしろそうだし私もやってみたいな~と思ったけど
こうして単調な手作業をやり続けて、趣味の域を優に超えるのは
やはりラクトフラムさんのセンスと感性、細かな手仕事を繰り返す中から
新しい発見をされる観察眼が素晴らしいのだろうなと思いました。
当日は、展示用のふきん30枚以上と、販売用のフレーム入りとブローチ、ヘアゴムをお持ち下さるそうです。
インテリアなどに向くフレーム入り、刺し子とフレームの色の組み合わせのことなど、
そんなお話伺うのもお楽しみに~。
ラクトフラムさんのブログでも菓音のことご紹介頂いてます⇒こちら。
また写真がステキなんだこれが~。
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菓音おやつセットについて
3月12日の菓音まであと2週間ちょっととなりました。
今度も12時開場で、最初の演奏は13時半から、2回目は14時半からスタートとなります。
演奏は各回30分程度で、入場無料ですのでお子様連れのお客様も
この機会に肌に心地良い生音の響きをお楽しみ下さい。
基本的に出入り自由ですので、もし演奏中にお子様が泣いたり大声を出したりなど
周りのお客様のご迷惑となる場合は館外へ一時退出をお願い致します。
もちろん再入場もOKですので状況を見てご判断下さい。外でも結構聴こえます。
ちなみに前回12月の時は寒いので、館外退避用に入口前にテントを設置したけれど
強風で重石ごとテントが飛ばされかけたので、途中であきらめて撤去しました~どうぞ寒くない服装でお出かけ下さい。
12時開場直後はお買い物目当てのお客様で混雑しがちですが
演奏目当てで後半ご来場のお客様にも杜屋のお菓子をお楽しみ頂けますように
「2時から限定販売のおやつセット」を前回に続き今回もご用意します。
↑写真はイメージです。これらのお菓子が全部入るわけではございません。
当日販売する杜屋の焼き菓子から、小さな焼き菓子とカットケーキを
種類おまかせで6個セットにして1セット¥1000で販売します。
お値段的にはちょびっとだけお買い得。当日販売分もいくつかご用意する予定ですが
ご予約優先(ご予約はお1人様1セット、受付は前日まで)とさせて頂きます。
ご予約は「菓音おやつセット予約希望」の件名で、お客様のお名前とお電話番号をお知らせ下さい。
*ご予約・お問い合わせは→メールかお電話・FAX 0538-55-3499 モリヤへどうぞ。
*こちらのおやつセットのお渡しは3月12日(日)14時~15時半の間にDOLCE倉庫でのみ
となりますことをご了承の上、ご予約下さいませ。また、ご予約キャンセルはどうかご勘弁下さい。
さらに2時から限定販売おやつを、今回も何かご用意したいと思ってます。
が、何にしようかあれこれ迷っていまだ思案中です~(汗)
ちなみに、前回12月は
「温かい和栗のお汁粉」「ブラックベリーチーズケーキ」「りんごと洋梨のロールケーキ」
その前9月は「ダブルベリーのパンナコッタ」「和栗のロールケーキ」
を作りました。
今回は、プレ企画のマーマレードを味わう会の準備もあるので
欲張らずに1種類にしようかなと思ってます。
↑上の写真は昨年9月の菓音の時の準備風景。自家栽培ブラックベリーとブルーベリーのソースをトッピングしたパンナコッタ。
最初の演奏は1時半開始で30分ほどで終了、2時から後半演奏開始の2時半までは
休憩時間になりますので、その間に上記のおやつセットと単品おやつを販売する予定です。
もちろん通常販売の焼き菓子も在庫ある分はそのまま閉館15時半まで販売します。
もちろんマーマレードとジャムも。こちらはご試食を数種類ご用意しますのでじっくり選んで下さい。
お買い上げのお菓子は館内でお召し上がり頂けますので
お飲み物と甘いモノでほっこりいっぷくして下さい。
限りある時間と音楽のある空間を楽しむつもりで、のんびりお出かけ頂けましたら幸いです。
追伸:2月24日現在、プレ企画の「マーマレードを味わう会」はあと2名様ご予約可能です。
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チルチンびと広場さんコラム
植物色図鑑「27・赤みのある明るめの褐色 アボカド」
昨日気付いた、新潟の植物染め作家星名さんによるチルチンびと広場さん掲載のコラム。
うちの庭で食べた種から27年かけて育ったアボカドのことをご紹介頂いているお話。
星名さんには昨年12月11日に行った菓音イベントで作品展をして頂いたので
その前にコラムをアップして頂ければPRになるな~と思ったけど
投稿してもすぐにサイトにアップされるわけではないということで
12月の菓音の直前になってもアップされなかったこともあってコラムの存在自体忘れてた。
でも、昨日久々にチルチンびと広場さんのサイト見て星名さんの植物染め図鑑コラムも読んだ。
ついでに昨秋の自分のブログ記事もざっくり読み返してみた。
前々回9月の菓音の時に新潟からはるばるうちまで来て頂いた頃から12月の菓音まで。
昨年9月から半年近く経つのか~時間って意を問わず過ぎるな~
昨秋庭のアボカド枝葉を剪定してお持ち帰り頂いた後に星名さんから頂いた
FBメッセージと写真もついでに再掲しておきます↓
「色を育てる感覚」に通ずるご縁、嬉しい限りです。
植物色図鑑~草木に潜む色の素~ http://www.chilchinbito-hiroba.jp/column/zukan/
イベント情報
いつもお世話になっているご当地無料情報誌「ぱど」3月号に
来月の暮らしの菓音イベント情報掲載頂きました。
毎回菓音の情報を掲載頂いてますが、もとはと言えば
今度の菓音にご出演頂く演奏家さんとはこれがご縁。
見ず知らずの方とお知り合いになれて本当にありがたいです。
また、こちらも毎度イベント情報掲載頂いている「チルチンびと広場」さんのサイトにも載せて頂きました。
⇒こちらの杜屋紹介ページに掲載頂いてます。
チルチンびと広場さんと言えば、
昨年12月に行った前回の暮らしの菓音で作品展示して頂いた
新潟県の染色家、星名康弘さんの植物染料コラムが連載されていますが
うちの庭のアボカドのお話が掲載されていることに、さっき気付きました!
ちょっといっぷく
↑↓写真は忍茶さんからお借りしました。
次回の菓音に初めて出店頂く日本茶インストラクター忍茶さん。
私が普段飲むのはコーヒーとミルクティーばかりだけど
忍茶さんのお茶試飲会に参加して以降、うちでもしばしばお茶を飲むようにしていたら
朝の目覚めに身体をあたためる生姜ミルクティー、
午後の眠気覚ましのコーヒーとはまた違った日本茶の役割に気付いた。
お茶を飲むとほっとする。食後に飲むと口の中もすっきりさっぱり。
菓音フライヤー用に、自己PR文章と写真を送って下さいね~とお願いしていたら
真っ先に送って下さった忍茶さん。仕事の出来る方だわ~
今さらですが、送って頂いたメールそのまんまの忍茶さんPR文章転載しておきます。
藤枝にある父の会社でガンコな父が合組(ブレンド)した日本茶を、
日本茶インストラクターのゆる〜い娘が海外に向けて販売しています。
日本茶って面倒くさくて、高くて、堅苦しくて…と思っていませんか?
お手頃な値段のお茶でも、簡単に自分好みの味にできるんです。
同じお茶の葉でも、特別な道具も何もいらず、味が変えられるんです。
日本では敬遠されがちなカフェインも、海外では‘元気が出る‘と
なくてはならない存在なんですよ。
ちょっと見方を変えて、昔ながらのお茶の味、楽しんでみてください(^^♪
忍茶 nin-cha
URL http://nin-cha.ocnk.net/
自宅に急須がない家、お茶はペットボトルで飲むのが普通な家が増えているこの時代、
お茶の専門家さんがキチンと丁寧に淹れて下さるお茶のお味を菓音でじっくり味わってみて下さい。
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菓音まで3週間
3月12日の菓音まで早くも3週間切り、ここに来て忙しくなって参りました。
毎度のことながらバレンタインの2月よりホワイトデーの3月の方が忙しい。
ご注文のお菓子作りと庭の柑橘加工、そして菓音イベント準備を同時進行。
ハタチ前後の若い頃は3日連続徹夜しても平気だったけど
齢を重ね徹夜出来ない身体となり、無理すると集中力が失せ逆に非効率的になる。
日が迫るほど時間の流れを早く感じるようになり、
焦って急ぎ自信をなくして自滅するのが私のいつものパターン。
自分で自分の首をしめることのないよう淡々と進めていきます。
上記写真は先日の興津果樹研究所の果樹畑からの眺め。
天気がよく伊豆半島と駿河湾が絶景。
高いところから遠くを眺めるのは精神的にとてもいい。
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生ベルガモット
先週は興津の柑橘果樹研究所のイベントへ行ってきました。
普段公開されていない場所、とってもおもしろかった。
ここで栽培されている100種類ほどの柑橘の実が大きなテーブル一面に
しきつめられてそれぞれ番号をマジックで書いてある。
「アールグレイという紅茶は分かりますか?アールグレイの香り付けに使っている柑橘がベルガモット。
それが一番香り強いですよー。このどこかにありますから探してみてね」
88番ベルガモット。あったー!と他のお客さんが見つけたのを、私も見せてもらった。
アールグレイの香りそのまんま。ベルガモットってこんなに強い香りするんだ。
生のベルガモットを見るのも嗅ぐのも初体験で感動。
それにしても、柑橘好きとしてはこれだけたくさんの珍品種があると興奮する。
90番のクサイライムも気になる。
もっといろいろ珍しい品種を畑に植えてみたいな。
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マーマレード作りピーク
2月に入った途端に早くも下旬。
まだまだ先の先だと思って余裕こいてた菓音まであと3週間ちょっととなり
少々焦りつつ毎日マーマレード作りに勤しんでいます。
今が柑橘類の収穫期ピーク。
庭の柑橘の木もこの2、3年で一気に大きくなりもはや電線に届きそう。
(すでに実生のアボカドの木は屋根まで届いている)
そのうち脚立に上って採るより2階の窓から長い植木ばさみを使って採るようになるかもな~。
柑橘類の収穫、マーマレードの仕込み、炊き上げ、瓶詰め、ラベル貼り。
冬から春へ移ろう季節の手仕事にせっせと取り組む日々。
マーマレードの在庫種類もだいぶ揃いました。
3月12日の菓音では、プレ企画として開場前の11時15分から30分ほど
予約制でマーマレードを味わう会を行います。
杜屋のいろんな種類のマーマレードを杜屋の説明トークを聞きながら味わって頂こう!という思いつき企画。
時期的にこの頃が一番いろんな種類のマーマレードが揃っているので
利き酒ならぬ利きマーマレードのような多種類のマーマレードの味比べ、
定番のパンやヨーグルト以外のマーマレードの味わい方のご提案、
マーマレードを使ったお菓子3種ほど、
それに加えてマーマレードのお湯割りドリンクをお楽しみ頂こうという
参加費¥600ぽっきりのスペシャル企画☆ ただ今ご予約受付中です。
ご予約はメールやFacebookメッセージ、お電話かファックスでどうぞ。0538-55-3499 モリヤまで。
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主催と出展
昨日ブログに、自分でイベントを主催するのではなく
他のイベントに出展するのって何てラクなんだ!
と書いたのは、ちょうど他のイベントへの参加申込み用紙を記入して
ファックスで送ったところだったので、これで済むならラクだな~と率直に思ったのだ。
駐車場ひとつとっても自分で手配する必要がない。
菓音の場合だと
1・臨時駐車場としてお借りする土地の管理者さんへ連絡する
2・その土地のゴミ拾いと草刈りをする
3・臨時駐車場の案内看板を用意する
4・臨時駐車場案内図をプリントした紙を用意する
5・ブログで臨時駐車場の説明を書く
6・フライヤーに臨時駐車場の地図と説明を載せる
ざっとこれだけやるべきことがある。
が、一番大変だったのは一番最初で
21回目ともなれば実際やるのは拝借の連絡と草刈りくらい。
一番最初と違って、何度も来て下さっているリピーターさんも増えているので
駐車場案内の紙もそんなに使わない。(DOLCE倉庫入口で分からない方に手渡しています)
他は今までに作ったものを何度も使いまわしている。
広大な敷地の草刈りは夏はすごく大変だけど、私ではなくオットがやってくれてるし
また、会場DOLCE倉庫の草刈りやメンテナンス維持には
途方もないほどオーナーさんが尽力して下さっている。
フライヤー作りも、センスが無い上慣れぬパソコン作業に最初は泣くほど苦労したけど
今は自分の趣味として割り切っている。
が、難しいのはお客様に来て頂けるようにする「宣伝」である。
それも、今度のお箏とフルート演奏については他にないわくわくするような魅力があるし
ファンの多いラクトフラムさんの刺し子作品を見に来られる方もたくさんいらっしゃると思うので
今回の集客に関してはあまり心配していない。
この次、6月11日の暮らしの菓音も、絵本とアコーディオンを楽しむ会という
私自身もテンション上がる企画なので心配不要。
何が難しいかというと、入場料を頂く場合の集客がすごくすごくものすごーく難しい。
以前、3回行ったピアニカトミーさんの入場有料コンサートの時
チケットを買って頂くように奔走しながらココロ折れたことは数知れず。
2500円のコンサートチケットを60枚売るなら
150000円自腹切って無料配布する方がラクだな~。
この場合の「ラク」=「楽しい」とは異なる。
氷で身を削られるような労苦の上に他に変え難い達成感があることも知っている。
昨日はちょうど、9月24日に企画している入場有料コンサートの演奏家さんからのメールを見てて
好きな演奏家さんをお招きできることが確定して、やったー嬉しい!と思ったけど
これから宣伝告知PRをどう進めていくか・・・と思わず腕組みしてしまった。
うーーむ。
調べてみたら?とすすめられた新聞社の後援や情報掲載も
「営利目的ではない団体主催のイベント」という条件がついてたので
私個人で行う「杜屋スイーツ販売会×演奏会」の暮らしの菓音イベントでは無理。
まぁ半年以上前の今から少しずつ告知していくのが一番堅実だろう。
さっきラジオでやっていた話。
人工知能が普及し、人間の寿命も延びていくこれからの世界でどう生きるか。
今生まれた子供は107歳まで生きるのが普通になるという。
人生80年で、20年勉強し、40年働き、20年余生を暮らす、
という生き方は過去のものとなる。
60歳で定年退職した後も40年以上生き続ける、その40年をどう過ごすか。
例えば、尊敬する大学教授がいる場合
その教え子や同級生を100人集めて、ひとり毎月2000円を出資すると20万円集まる。
そのお金があれば教授は定年退職後にも研究を続けることが出来るので
例えば月2回くらい、今の研究進捗状況を動画でレポートして出資者へ配信し、研究をシェアすればいい。
という話が印象に残った。
クラウドファンディングのようだな~。
思いや志を同じにする人が複数集まれば実現できるモノゴト。
年齢や立場、国境を越えて共にすることが出来る強みがインターネット。
今だからこそ出来る、人と分かち合うということ。
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